朝ドラ「ブギウギ」語り・ナレーションは高瀬耕造アナウンサー

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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK大阪製作)の語り(ナレーション)を務める高瀬耕造アナウンサーについてまとめます。

NHKの現役アナウンサーが朝ドラの語り(ナレーション)を務めるのは、「スカーレット」(2019年)の中條誠子アナウンサー以来となります。近年の朝ドラの語りを務めた人物もあわせてまとめておきます。

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目次

語り(ナレーション)はNHK・高瀬耕造アナウンサー

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロイン・花田鈴子(趣里)は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」など数々のヒット曲を生み出した昭和の国民的歌手・笠置シヅ子がモデル。

戦前戦後の激動の時代の中で、人々の気持ちを明るく楽しく彩っていくヒロインの半生が数々の音楽や踊りとともに描かれていきます。

落ち着いた語り口でドラマに安定感と安心感を与えてくれそうなのが、「語り(ナレーション)」を担当するHK大阪放送局所属の高瀬耕造(たかせ・こうぞう)アナウンサーです。

現役のNHKアナウンサーを起用したことからも、おそらく今作の語りは劇中の登場人物によるものという設定ではなく、第三者目線による客観的なものとなりそうです。

NHKのエースアナの一人・高瀬アナ

高瀬耕造アナウンサーは、兵庫県加古川市出身の47歳。

早稲田大学商学部を卒業後の1999年にNHKに入局し、新潟放送局(1999年度〜2003年度)、広島放送局(2004年度〜2006年度)での地方局勤務を経験した後に、2007年度からはNHK東京アナウンス室に配属されています。

東京時代には「NHKニュースおはよう日本」「NHKニュース7」「正午のニュース」「NHKニュースおはよう日本」などNHKの看板番組のキャスターを次々に務め、全国で顔を知られるNHKの看板アナウンサーになっています(ちょっとゲジゲジ気味の眉毛と温和な語り口でおなじみですね)。

「昼ドラ受け」「朝ドラ送り」で人気に

このうち、2012年4月から2016年4月までキャスターを務めた「正午のニュース」では、直前に放送される「連続テレビ小説(昼の再放送)」の内容を受け、ニュース冒頭において表情で何かをアピールするかのような「昼ドラ受け」が人気に。

「あまちゃん」「ごちそうさん」「花子とアン」「あさが来た」など朝ドラのヒット作が続いた黄金期に、楽しいドラマ内容の日には半笑いに、悲しいドラマ内容の日には太眉が下がって泣き顔になっている高瀬アナの「顔芸」がネット上で人気になっています。

また、2017年4月から2022年4月までメインキャスターを務めた「NHKニュースおはよう日本」(6:00〜7:45)では、同番組に続いて放送される関東甲信越限定のローカル放送「NHKニュースおはよう日本・関東甲信越」(7:45〜8:00)のエンディングにおいて、後枠番組である朝ドラについて一言つぶやく「朝ドラ送り」が人気に。

本人は大の朝ドラファンを自認しており、ドラマへの愛情を感じさせるコメントの数々が朝ドラファンを喜ばせています。

NHK大阪に異動 朝ドラ語り抜擢

2023年4月からは、エース格だった武田真一アナウンサー(最終勤務地はNHK大阪)の早期定年退職に伴い、高瀬アナウンサーがNHK大阪に異動となっています。

朝ドラ「ブギウギ」はNHK大阪による製作であり、高瀬アナウンサーは不思議な縁もあって「ブギウギ」の語りに起用されたというわけです。高瀬アナウンサーは、語りを担当するにあたり以下のように語っています。

長く朝ドラを応援してきましたが、まさか自分が本編ナレーションを担当する日が来るとは夢にも思いませんでした。ファンとして“越えてはならない一線”を越えるようでドキドキしていますが、毎朝楽しみにしている皆さんと一緒に温かく見守りたいと思います。

すでに「ブギウギ」の台本を読んで何度も泣いているとのことで、生粋の朝ドラファンの高瀬アナウンサーならではの愛情あふれる語りが見られそうです。

近年の朝ドラ「語り」担当者まとめ

参考として最後に、最近5年の朝ドラの語り担当者と、そのキャラクター設定をまとめておきます。

NHKアナウンサーが朝ドラの語りを担当するのは、2019年の「スカーレット」の中條誠子アナウンサー以来となります。

★最近5年間の「連続テレビ小説」の語り

「なつぞら」(2019年前期・NHK東京)…内村光良(タレント)=ヒロインの亡き父役として語りを担当。

「スカーレット」(2019年後期・NHK大阪)…中條誠子(NHKアナウンサー)=第三者による客観的な語り。

「エール」(2020年前期・NHK東京)…津田健次郎(声優・俳優)=第三者による客観的な語り。

「おちょやん」(2020年後期・NHK大阪)…桂吉弥(落語家)=芸能の世界を支える「黒衣」という設定で語りが行われた。

「おかえりモネ」(2021年前期・NHK東京)…竹下景子(俳優)=ヒロインの亡き祖母役として語りを担当。

「カムカムエヴリバディ」(2021年後期・NHK大阪)…城田優(俳優)=後にヒロインにとって重要人物となる外国人青年が素性を隠したまま語りを担当。

「ちむどんどん」(2022年前期・NHK東京)…ジョン・カビラ(フリーキャスター)=ウチナーグチを使う第三者による客観的な(陽気な)語り。

「舞いあがれ!」(2022年後期・NHK大阪)…さだまさし(歌手)=ヒロインを空から見守る「バラモン凧」という設定で語りが行われた。

「らんまん」(2023年前期・NHK東京)…宮﨑あおい(俳優)=第三者目線での語りを行っていたが、最終週に亡き槙野万太郎の植物標本の整理を手伝う女性・藤平紀子として登場。

※さらにさかのぼると、「わろてんか」(2017年後期・NHK大阪)で小野文惠アナウンサー、「あさが来た」(2015年後期・NHK大阪)で杉浦圭子アナウンサーが語りを担当しています。いずれもNHK大阪製作の朝ドラですね。

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