「ブギウギ」香川編 朝ドラ常連俳優・西村亜矢子が叔母・大西タカ役で出演 過去の朝ドラ出演作は?

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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」香川編に、NHK大阪製作朝ドラの常連俳優である西村亜矢子(にしむら・あやこ)が出演します。

この記事では、西村亜矢子が演じる香川の叔母・大西タカ役についてわかっていることをまとめるとともに、俳優・西村亜矢子の朝ドラ出演作品をおさらいしてみます。

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目次

「香川編」に登場 スズ子の叔母・大西タカ役

▼「香川編」のメンバー。ベテラン俳優の三林京子(下段中央左)、石倉三郎(下段中央右)に加え、大阪朝ドラ常連俳優・西村亜矢子(上段左から2人目)、湯浅崇(上段左端)の顔も見られます。

ヒロインの花田鈴子 / 芸名・福来スズ子(趣里)は香川生まれの大阪育ち。両親の梅吉(柳葉敏郎)、ツヤ(水川あさみ)はともに香川の生まれであり、スズ子も香川で生まれた直後に大阪に移っています。

第4週では、梅丸少女歌劇団(USK)の大ファンだという香川の大地主・治郎丸和一(石倉三郎)からのたっての願いにより、スズ子が和一の亡き息子・菊三郎の法事に出席する様子が描かれます。

スズ子は母の実家である大西家に久しぶりに帰り、祖母の大西トシ(三林京子)やツヤの妹で叔母の大西タカ(西村亜矢子)らと再会。この香川で過ごす日々の中で、スズ子は自身の思わぬ過去を知ることになります。

ヒロインのモデルである笠置シヅ子は香川生まれの大阪育ちですが、その生い立ちは複雑なものがありました。

シヅ子は17歳の頃に香川の「三谷家」という旧家の法事に出席した際に自身の生い立ちを知ることになりますが、その際に真実を聞き出した相手が「中島の叔母さん」という親戚でした。この「中島の叔母さん」が大西タカのモデル人物と思われます。

「ごちそうさん」で国防婦人会のリーダー役、「わろてんか」でヒロインの姉役などを演じ、何かと曲者キャラを演じてきた西村亜矢子。今回の叔母・大西タカ役でもちょっと面白いキャラクターを演じてくれるのではないかと期待します。

大阪朝ドラ常連俳優・西村亜矢子

▼「リコモーション」の西村亜矢子のプロフィールページ。画像をクリックすると公式プロフィールページに飛べます。

西村亜矢子(にしむら・あやこ)は、大阪府出身の41歳の俳優。大阪に本拠をおく芸能事務所「リコモーション」に所属しています。

趣味が「献血、貯金、ドライブ」、特技が「円盤投げ、砲丸投げ、泉州弁」という公式プロフィールを見ても、ジワジワと味わい深い(おもろい?)方であることがにじみ出ています。

西村亜矢子といえば、数々のNHK大阪製作の朝ドラに出演してきた「朝ドラ常連俳優」として知られます。以下、西村亜矢子のこれまでの朝ドラ出演作をまとめます。

「カーネーション」(2011年後期・NHK大阪)…近所の電器店の妻・木之元節子役

2011年、ヒット作となった朝ドラ「カーネーション」では、近所の電器店の妻・木之元節子役を演じています。

木之元節子は普段は無愛想で冷淡であり、近所の子供たちから恐れられている存在。しかし、戦時中に「非国民」とののしられたヒロインの糸子を配給所に誘うなど、人間味のある役柄でした。

「ごちそうさん」(2013年後期・NHK大阪)…国防婦人会リーダー(近所の主婦)・高山多江役

2013年後期放送の「ごちそうさん」では、ヒロインが嫁いだ大阪の西門家の近所に住む主婦・高山多江役を演じています。

高山多江は、ヒロインめ以子(杏)の娘・ふ久が息子に怪我をさせたとして西門家に怒鳴り込んで来た近所の主婦。

その後、多江は戦時中に国防婦人会・天満支部のリーダーとなり「贅沢は敵」を標榜。美味しい食べ物を振る舞うめ以子にたびたび「いけず」をし、ついには取っ組み合いのケンカをするなど、強烈なキャラクターにより存在感を見せています。

「マッサン」(2014年後期・NHK大阪)…料亭「若松屋」の若女将役

翌年放送の「マッサン」では、料亭「若松屋」の若女将役を演じています。

キャサリン(濱田マリ)の妹の幼なじみだったという若女将。マッサン(玉山鉄二)が鴨居商店の大将(堤真一)と商談を行うにあたり、妻のエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)とキャサリンは若松屋に頼み込み、会合の場を提供してもらっています。

キャサリン「今はキリッとしてはるけど、妹の幼馴染や。小さい時は鼻っ垂れじゃった」
若女将「…言わんでもいい!」

濱田マリとの間でそんな軽妙な関西弁トークが繰り広げられています。

「わろてんか」(2017年後期・NHK大阪)…ヒロインの義姉・北村頼子役

2017年の「わろてんか」では、ヒロイン・てん(葵わかな)の結婚相手となった北村藤吉(松坂桃李)の姉・北村頼子役で第4週に登場しています。

跡取り息子として母に可愛がられてきた幼少期の藤吉に対し、たびたび「いけず」をしていたという頼子。頼子はすでに結婚をして家を出ていますが、たびたび実家に戻ってきてはタンスから金品を物色して家族をかき乱します。ついには気に食わない存在だった弟の嫁・てんの喪服を庭に投げ捨てて燃やそうとするなど、頼子はかなりぶっ飛んだ人物でした。

「まんぷく」(2018年後期・NHK大阪)…大阪池田の悪口おばちゃん3人組・佐々木澄役

「まんぷく」では、第18週に大阪池田の悪口おばちゃん3人組の一人・佐々木澄役で登場しています。

信用金庫の理事長の職を辞してラーメン作りを始めると決意した萬平(長谷川博己)ですが、近所のおばちゃん3人組である佐々木澄(西村亜矢子)、水沼絹江(那々實あぐり)、八戸かず子(八田麻住)は「ラーメン屋を始めるんやって」「信用組合の理事長やった人がー?」「いやー、落ちぶれたもんやー」と陰口を叩いています。

その後も3人は喫茶白薔薇で「ダネイホン作ったいうても昔のことや!」などと萬平を腐していましたが、やがて萬平は彼女たちを見返すことになります。

「スカーレット」(2019年後期・NHK大阪)…食堂のパートのおばちゃん・緑役

続く2019年の「スカーレット」では「丸熊陶業」の食堂のおばちゃん・緑役を演じ、3年連続の朝ドラ出演を果たしています。

「丸熊陶業」の食堂で働き始めたヒロインの喜美子(戸田恵梨香)は、姑の愚痴や噂話に花を咲かせるのが大好きなパートのおばちゃん・緑(西村亜矢子)、八重子(宮川サキ)と同僚になっています。

後に緑は「お母さん合唱団」に参加。喜美子の母・マツ(富田靖子)を合唱団に誘っています。

「おちょやん」(2020年後期・NHK大阪)…「山村千鳥一座」の座員・シゲ役

そして直近の出演は2020年後期の「おちょやん」。西村亜矢子は、ヒロインが入団する京都の劇団「山村千鳥一座」の座員・シゲ役で出演をしています。これで4年連続での大阪朝ドラ出演ですね。

この「山村千鳥一座」のシーンでは座長の山村千鳥(若村麻由美)が強烈であり、西村亜矢子はそこまで目立っていなかったかと思いますが、しっかりと画面の中で(顔芸?)アピールを見せる西村亜矢子に朝ドラファンが喜びを見せています。

サスペンスドラマなどにもチラホラ 名脇役として活躍

以上のように、朝ドラでの活躍が目立つ西村亜矢子。

ほかにも「科捜研の女」「遺留捜査」「京都人の密かな愉しみ Blue 修業中 燃える秋」「六畳間のピアノマン」「ドリームチーム」「大江戸もののけ物語」「経世済民の男 小林一三」「夫婦善哉」など出演作多数。

たまたま見ていたサスペンスものに西村亜矢子が怪しい役柄で登場していた!嬉しい!なんていう喜びを感じさせてくれる、不思議な魅力を放つ俳優さんです。

▼同じ「リコモーション」所属の楠見薫も大阪朝ドラの「影の女王」として君臨。「ブギウギ」にも登場します。

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