朝ドラ「ブギウギ」夜の女・ラン(小田ゆりえ)、マキ(辻凪子)、タマ(和海) 出演者プロフィールまとめ

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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第20週(2月12日〜)では、有楽町の夜の女たち(ラクチョウの女)とスズ子との交流が描かれていきます。

この記事ではラクチョウの女のうち、リーダー・おミネ(田中麗奈)と行動を共にする仲間・ラン、マキ、タマを演じている女優たちをご紹介します。朝ドラ常連俳優から「元りんご娘」まで、個性豊かな俳優たちが夜の女を演じています。

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目次

ラクチョウの女とは?

第20週で登場する有楽町(ユウラクチョウ)の夜の女、通称「ラクチョウの女」たち。

戦後の東京・有楽町界隈の国鉄ガード下には、戦争で家族や家、財産を失ってしまった貧しい女性たちが集まり、夜の仕事をしながら必死に生き延びていました。

こうしたラクチョウの女たちと笠置シヅ子(スズ子のモデル人物)に深い交流があったことから、「ブギウギ」でもスズ子とラクチョウの女たちとの交流エピソードが描かれていきます。

恋人の吉本穎右(村山愛助のモデル)を亡くし、彼との子である乳飲み子のエイ子を育てながらステージに立ち続けた笠置シヅ子。有楽町近くの帝国劇場を本拠地として歌い続ける彼女の姿に共感したラクチョウの女たちは、やがてシヅ子の熱烈なファン(親衛隊)となり、プライベートでもシヅ子と交流を持つようになっています。

▼「おヨネ」という女性をリーダとしたラクチョウの女たちは、戦争未亡人など自分たちと同じように苦しい境遇にあった女性たちの自立、更生を手助けする施設の建設を目指すようになると、シヅ子にこの件の相談を持ちかけています。

▼今後のあらすじを読むと、かなり面白い展開がありそうです。USK時代のスズ子が憧れたあの人の娘が「天才少女歌手」として登場したり…。

著:足立 紳, 著:櫻井 剛, 監修:NHKドラマ制作班, 編集:NHK出版
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おミネと行動を共にするラン、マキ、タマ

「ブギウギ」では笠置シヅ子親衛隊のリーダー「ラクチョウのおヨネ」をモデルとした「ラクチョウのおミネ」(田中麗奈)という夜の女性が登場します。

おミネは強い正義感で有楽町界隈を取り仕切る街のリーダー格の女性。同じく有楽町で苦しい生活を送っているラン(小田ゆりえ)、マキ(辻凪子)、タマ(和海)ら若い女性たちは、リーダーのおミネと行動を共にしていきます。

以下、ラン、マキ、タマを演じている俳優たちの簡単なプロフィールをまとめておきます。

ラン役…小田ゆりえ

ラン役を演じる小田ゆりえ(おだ・ゆりえ)は、大阪府出身の33歳の俳優、タレント。Dプロモーションという事務所に所属し、地元の近畿地方を中心に芸能活動を行っています。

テレビドラマ「BS時代劇 伝七捕物帳」「コピーフェイス」「NHKスペシャル南海トラフ巨大地震・ドラマパート」「わたしの一番最悪なともだち」(NHK)や「石川五右衛門」(テレビ東京)に出演経験があるほか、映画「ナニワ銭道」「劇場版トイレの花子さん新章 ~花子 VS ヨースケ~」「コンビニエンス・ストーリー」にも出演。

NHK朝ドラへの出演経験も豊富で、「べっぴんさん」「わろてんか」「おちょやん」「カムカムエヴリバディ」「舞いあがれ!」などに出演しています。
※「おちょやん」ではNHK職員のおみよ役、「カムカムエヴリバディ」ではミス条映コンテストの候補者・國村さゆり役、「舞いあがれ!」では事務員役での出演。

また、NHK大阪の情報番組「ぐるっと関西おひるまえ」のリポーターを務めるなど、タレント活動も行っています。

マキ役…辻凪子

マキ役を演じる辻凪子(つじ・なぎこ)は、大阪府出身の28歳の俳優、映画監督。黒木華や土村芳らを輩出した名門・京都造形芸術大学映画学科俳優コースの出身で、DASHという芸能事務所に所属しています。

朝ドラファンであれば「辻凪子」という名前に見覚えがある方も多いかと思います。

これまで朝ドラ「べっぴんさん」(大急百貨店のお客さん役)、「わろてんか」(安来節乙女組メンバー・小豆沢とわ役)、「まんぷく」(ヒロイン姪っ子吉乃の友人・松岡恵子役)、「なつぞら」(東洋動画社員役)、「スカーレット」(陶芸体験教室に参加する女性・岬小百合役)、「おちょやん」(ラジオドラマで大家族の次女乙子を演じた俳優・根岸恵子役)などに出演し、朝ドラではおなじみの顔と言っていいでしょう。

大学の先輩である黒木華とどこか重なる雰囲気ある「昭和顔」は画面にすっと馴染みつつ存在感があり、朝ドラの世界で重宝されています。

そのほかにもドラマ「シリーズ横溝正史短編集II 金田一耕助 踊る!」「荒ぶる季節の乙女どもよ。」「ひねくれ女のボッチ飯」「晩酌の流儀」「合コンに行ったら女がいなかった話」「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」などに出演経験を持つほか、自身が監督を務めた2017年の映画「ぱん。」がゆうばり国際ファンタスティック映画祭インターナショナル・ショートフィルム・コンペティション部門でグランプリを獲得するなど各映画賞を受賞しており、多彩な才能を見せています。

▼主演映画「凪の憂鬱」。ミニシアター系の映画にも多数出演、主演をしており、映画好きの人には良く知られた俳優さんです。

タマ役…和海(なごみ)

▼「ブギウギ」で津軽ことばの方言指導も担当している、元りんご娘の和海。

タマ役を演じる和海(なごみ)は、青森県弘前市出身の25歳のタレント、モデル。ベックエンターテイメント所属。

和海は青森のりんご農家の生まれで、2010年から2022年まで青森発の女性ローカルアイドルグループ「りんご娘」に所属し、「とき」名義で活動していたことで知られます(「トキ」は王林とふじの交配で誕生した青森生まれのりんごの品種名)。

「りんご娘」といえば現在タレントとして大ブレイク中である王林が所属したグループですが、王林と和海は同じ弘前学院聖愛高校出身の同窓生で、グループ時代は互いに「愛方」と呼び合う仲だったとか。

グループ卒業後の2022年からは芸名を和海(なごみ)と改名し、近畿地方を拠点としたタレントとして再スタート。モデル活動のほか、「沸騰ワード10」「ニュース きん5時」「出川一茂ホラン☆フシギの会」に出演するなどの活動を見せています。「沸騰ワード10」では王林の相棒兼ドライバーを務めて出川哲朗から気に入られており、今後も王林つながりでバラエティ番組に出演する機会があるかも知れません。

俳優としての実績はほとんど見られない和海ですが、実は今作「ブギウギ」では「津軽ことば」の方言指導を担当しています。

スズ子の永遠のライバル・茨田りつ子(菊地凛子)が青森県出身という設定であり、ふとした時に飛び出してしまうりつ子の津軽弁を和海が指導しているようです。自身が演じる「タマ」も青森県出身という設定である可能性があります。

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