日曜劇場「下剋上球児」登場した高校、クラブチームまとめ モデル校も推測【星葉高校、伊賀商業】

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TBS系ドラマ(日曜劇場)「下剋上球児」の劇中に登場する高校とクラブチームについてまとめます。

一部高校とチームにはモデルが存在する可能性がありますので、分かる範囲で推測してみます。

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目次

ザン高こと【三重県立越山高校】→三重県立白山高校がモデル

この物語の中心となる、三重県立越山高校(えつざんこうこう)。無気力な生徒が多く荒れ気味の学校で、野球部は10年連続1回戦負け。廃部の危機が迫る超弱小チームだった。

2016年、野球部の新監督に南雲脩司(鈴木亮平)、新部長に山住香南子(黒木華)が就任したことで、チームが生まれ変わっていく。

【モデル:三重県立白山高校】
2018年に奇跡の甲子園出場を果たした三重県立白山高校(三重県津市)がモデル。2013年、東拓司監督が同校野球部の監督に就任したことで、弱小だった野球部が奇跡の大躍進を見せています。

※白山高校は、2018年夏の県大会でノーシードから四日市南高校(10-3)、上野高校(11-3)、菰野高校(4-3)、暁高校(4-3)と撃破し、準決勝では強豪の海星高校に勝利(6-5)。決勝戦でも名門・松坂商業を破り(8-2)、奇跡の甲子園出場を果たしています。

詳細は以下の記事で。

県下一の強豪【星葉高校】→三重高校or海星高校がモデル?

県下随一の野球の名門校・私立星葉高校(せいようこうこう)。南雲の静岡一高校時代の恩師である名将・賀門英助(松平健)が率いる。プロ注目のエース・児玉は犬塚翔のかつてのチームメイト。

各地から実力のある球児たちが集められ、勝利にこだわる賀門監督のもとで厳しい指導が行われている。大地主の犬塚樹生(小日向文世)は孫の翔が同校を(学力で)不合格になったことで賀門を毛嫌いしている。

【モデル:私立三重高校or私立海星高校?】
三重県下の私立の強豪高校といえば、甲子園に計27回出場した三重高校(春13回、夏14回)、計13回出場した海星高校(春2回、夏11回)などが思い浮かびます。

三重高校は文武両道の学校として知られます。2014年、名将である中村好治氏が同校の野球部監督に就任すると同年夏の甲子園では準優勝の快挙を果たしており、劇中の名将・賀門監督と重なります。

また、県内有数の強豪校である海星高校は2018年夏の県大会準決勝で白山高校と激突。5-6で白山高校に敗れています。「海星」と「星葉」は少し名前が似ていますし、海星高校が星葉高校のモチーフのひとつになっているかも知れません。

強豪【三重県立伊賀商業】→三重県立松阪商業がモデル?

第1話の冒頭、2018年夏に越山高校が対戦していた相手・三重県立伊賀商業(いがしょうぎょう)。スクールカラーはオレンジ。実況が「伊賀商業の春夏連続出場を阻んで日本一の下剋上を果たすのか、越山」と語っており、この試合は甲子園の切符をかけた決勝戦だったと思われる。

第7話でも伊賀商業が登場。2017年の夏の県大会で越山高校が3-8で破れた相手。シード校。

伊賀商業は県内強豪校のひとつ。第1話では越山高校と練習試合をする予定だった飯高高校が、強豪である伊賀商業から試合を申し込まれたことで越山高校との練習試合をドタキャンしている。

【モデル:三重県立松阪商業?】
三重県立の商業・工業系高校の強豪校といえば、甲子園に計6回出場した三重県立四日市工業高等学校(春3回、夏3回)、計4回出場した三重県立松阪商業(春2回、夏2回)、三重県立宇治山田商業(春1回、夏3回)などがあります。

このうち、松阪商業は2018年夏の県大会決勝戦で白山高校と戦って2-8で敗れており、ドラマの伊賀商業と重なります。ただし、松阪商業は昭和38年春を最後に甲子園出場から遠ざかっています。

南雲の出身校【静岡一高】

若き日の賀門監督が率いていた静岡県の強豪校・静岡一高(しずおかいちこう)。南雲は賀門監督の指導のもと、静岡一高のキャプテンとして県大会の決勝まで進んでいる。

相手の4番打者を全打席敬遠するなど勝利至上主義の戦術で勝ち上がってきたことに批判が集まると、選手たちは決勝だけは正々堂々と戦いたいと監督に直訴。その結果、大浜高校に16-3で大敗している。

練習試合をドタキャン【飯高高校】4-3

大地主の犬塚が勝手に組んでしまった練習試合の相手・飯高高校(いいだかこうこう)。昨年のベスト8のチーム。試合当日、強豪校である伊賀商業から試合の申し込みがあったとして越山高校との練習試合をドタキャンしている。

第7話では練習試合の相手として飯高高校が登場。4-3で越山高校が勝っている。

練習試合の相手【美杉学院】4-11

第3話で登場。越山高校の練習試合の相手・美杉学院。試合は11-4で美杉学院が7回コールド勝ち。南雲監督が不在の越山高校は、途中で諦めムードとなり、16エラー。横田監督代行、山住部長から喝が入れられる。

練習試合の相手、2018年夏の大会準々決勝の相手【香良洲高校】6-13、2-0

第3話で登場。越山高校の練習試合の相手・香良洲(からす)高校。試合は香良洲高校が13-6で7回コールド勝ち。6点取れたことにザン高ナインは誇らしげだが、犬塚爺は連戦連敗に不満げであり、もうグラウンド使わせないからね!とご立腹。

第8話でも2018年夏の県大会・準々決勝の相手として香良洲高校が再登場。越山ナインは楽勝ムードだったが、終盤まで0-0のまま。8回に久我原のスクイズなどで2点を取り、なんとか逃げ切ってベスト4に進出。

2016年、2018年夏の大会初戦の相手【多気高校】1-2、9-2

第4話で登場。2016年の夏の県大会の初戦で対戦した弱小公立校・多気高校。監督役は浅野和之が演じている。試合は惜しくも1-2で破れたが、互角に戦えたことに部員たちは満足感を見せた。

第7話では、2018年夏の県大会初戦の相手として再び多気高校が登場。越山高校が9-2で7回コールド勝ちし、2年前の雪辱を晴らしている。

※「多気」は実在の地名(三重県多気郡多気町)ですが、「多気高校」は実在しません。

2017年夏の大会初戦の相手【五十鈴高校】4-3

第6話で登場。2017年夏の県大会、越山高校の初戦の対戦相手・五十鈴高校。去年ベスト8に残った強豪校。部員に元青隆高校で山住の教え子だった生徒・椎野がいる。

試合は初回に3点を先制されたものの、7回に根室が逆転3ランを放つなど逆転。4-3で越山高校が12年ぶりの勝利を勝ち取った。

練習試合の相手【上桑名高校】4-0

第7話で登場。2017年秋に対戦した越山高校の練習試合の相手・上桑名高校。

練習試合の相手【彦根高校】8-4

第7話で登場。2017年秋に対戦した越山高校の練習試合の相手・彦根高校。

練習試合の相手【愛知東高校】6-5

第7話で登場。2017年秋に対戦した越山高校の練習試合の相手・愛知東高校。

2018年夏の大会2回戦の相手【美島総合高校】12-4

第7話で登場。2018年夏の県大会、越山高校の2回戦の対戦相手・美島総合高校。7回裏に2年生・中世古の満塁ホームランが飛び出し、越山高校が7回コールドで圧勝。

2018年夏の大会3回戦の相手【美杉高校】4-3

第7話で登場。2018年夏の県大会、越山高校の3回戦の対戦相手・美杉高校。9回裏の一打同点のピンチで犬塚がヒットを打たれたものの、センター・根室のレーザービームの返球により本塁タッチアウト。4-3で辛勝している。

2018年夏の甲子園初戦の対戦相手【柏国際高校】0-11

最終話で登場。2018年夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)初戦で越山高校が対戦した柏国際高校(千葉県代表?)。試合は0-11で大敗。最後のマウンドはエース・犬塚が務めた。

【史実】越山高校のモデル・三重県立白山高校は2018年夏の甲子園に奇跡の初出場を果たすと、愛知県代表の愛工大名電高校と対戦。0-10で大敗している。

ムネリンが監督・練習試合の相手【三重西高校】8-3

第7話で登場。2017年夏の大会後に対戦した越山高校の練習試合の相手。40年以上前に甲子園に出場した経験がある古豪で、ムネリンこと川崎宗則が監督役で出演。

試合後、川崎監督が「今日はほんとにありがとうございました、いやあ、うちも越山さんみたいに1回戦何とか突破したいんですけどね」「今日は越山さんのピッチャーがものすごく良かったです」と南雲監督に語りかける。

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東の強豪校【私立横浜青隆高校】→横浜高校(神奈川県)がモデル?

越山高校野球部の部長に就任した山住香南子(黒木華)が以前務めていた、神奈川県の野球強豪校・私立横浜青隆高校(よこはませいりゅうこうこう)。「西の大阪虎楠(こなん)、東の横浜青隆」と呼ばれるなど、高校野球の超名門校として知られる。

山住は横浜青隆で野球に関わる仕事をしたいと思っていたが、絶対的権力を持つ監督を筆頭とする男社会の中で願いは叶わず、選手たちの栄養管理などを行うにとどまっていた。

【モデル:私立横浜高校?】
国語科教師の横田が語った「西の大阪虎楠(おおさかこなん)、東の横浜青隆(よこはませいりゅう)」という言葉を現実に当てはめると、「西の大阪桐蔭、東の横浜」となるかと思います。横浜高校野球部は春夏合わせて5回の甲子園優勝を誇り、松坂大輔、筒香嘉智、近藤健介、柳裕也ら錚々たる名選手を輩出し続ける超名門校であることは御存知の通り。

西の強豪校【私立大阪虎楠高校】→大阪桐蔭高校(大阪府)がモデル?

第1話に国語科教師・横田(生瀬勝久)のセリフ「西の大阪虎楠(おおさかこなん)、東の横浜青隆」として登場。山住がかつて勤めていた神奈川の横浜青隆高校とともに、高校野球界を牽引する大阪の超強豪校。

【モデル:私立大阪桐蔭高校がモデル?】
「西の大阪虎楠、東の横浜青隆」=「西の大阪桐蔭、東の横浜」と考えられますので、大阪虎楠高校は私立大阪桐蔭高校がモデルになっていると思われます。大阪桐蔭といえば、中村剛也、中田翔、浅村栄斗、森友哉といった名選手を輩出し続けている超強豪校。甲子園で春夏合わせて9回の優勝を誇ります。

少年クラブチーム【松阪バーズ】

犬塚翔(中沢元紀)が中学時代に所蔵していた地元の名門クラブチーム(リトルシニア)「松阪バーズ」。中学生にして球速135kmを記録した翔は、同チームのエースとして君臨。夏の県大会では完全試合を達成している。

「松阪バーズ」で翔とチームメイトだった投手の児玉拓海(羽谷勝太)、強打者の江戸川快斗(清谷春瑠)はともに名門の星葉高校に進学している。

※松阪市には、全国大会に出場経験を持つ「松阪リトルシニア」「奥伊勢松阪リトルシニア」といった名門シニアチームがあります。「松阪バーズ」はこれらのチームに似ていますね。

少年クラブチーム【鈴鹿ボーイズ】

日沖誠の弟・日沖壮磨(小林虎之介)が中学時代に所属していたクラブチーム(リトルシニア)「鈴鹿ボーイズ」

鳥谷敬が率いるおっちゃん草野球チーム【越山ドーマーズ】2-12

第1話で登場。地元のおっちゃんたちの草野球チーム「ドーマーズ」。飯高高校との練習試合が中止になってしまったため、急遽南雲のツテにより練習試合に応じてくれた。草野球で12連勝中らしい。

エースで主軸の下川原(鳥谷敬)は剛腕豪打の二刀流だが、5回を投げたところで早くも降板。年齢的に体力が落ちている可能性あり。他にバッティングセンターの店員・ジョンソン(新浜レオン)、クリーニング店の店主・紺野(山本浩貴)らがいる。

試合は12-2でドーマーズの圧勝に終わる。

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