NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」は12月28日(水)の第64回をもって年内の放送が終了。年明けとなる次週の予告映像で、は父・浩太が事務所で倒れているかのようなシーンが見られました。
この記事では、浩太がこのまま亡くなってしまうのか、年明けの展開を予想してみます。
胃潰瘍、ストレス…無理が重なる浩太
リーマンショックの余波でIWAKURAの借金の返済が滞り、強いストレスを抱え続けた舞の父・浩太(高橋克典)。年末に放送された第13週では、浩太が倒れて緊急入院し、胃潰瘍の診断を受ける様子が描かれています。
今がIWAKURAの正念場だと考えていた浩太のことですから、多少の痛みは隠していたのでしょう、医者に対してもう大丈夫だとアピールすると、一定期間の通院を条件に退院の許可を得ています。
無事に仕事現場に復帰した浩太ですが、IWAKURAの経営危機は相変わらず。休憩室で胃を痛そうにしてうずくまっている浩太を見て、舞の心配も募ります。
次週予告で不吉な映像が…
12月28日(水)の第64回では、年明け・第14週の予告映像が流されています。
第14週のタイトルは「父の背中」。現実を見て工場の売却を勧める悠人(横山裕)、母と同じように自分も父の会社を支えたいと訴える舞、それに異議を唱える浩太と悠人…。年明けの放送ではIWAKURAの今後をめぐり、岩倉家がぶつかり合う様子が描かれそうです。
そして気になるのが、予告映像のラストシーン。社内で浩太を探していためぐみ(永作博美)と舞は、事務所で床に倒れているらしき人物を発見し…。
浩太は亡くなる?年明けの展開予想
文脈からすれば、事務所で倒れていたのは恐らく浩太なのでしょう。年明け4週間分の予告あらすじを読む限り、浩太が亡くなってしまう可能性があります。
4週分の内容・あらすじをざっとまとめると、
・第14週「父の背中」:悠人が工場の売却を家族に強く勧めるものの、浩太と激しい口論になる。会社を本格的に支えたいと考え始める舞は、悠人に工場の立て直しを一緒にしてくれるように頼むが、悠人は「その場しのぎの親切は無責任だ」と冷たく突き放す。(浩太が事務所で倒れる?)
・第15週「決断の時」:五島から祥子(高畑淳子)と貴司(赤楚衛二)が駆けつける(※理由は不明)。会社の売却をめぐり対立する悠人と舞・めぐみ。悩むめぐみを祥子が優しく包み込む。信用金庫の融資担当者から、会社をたたむ選択肢を突きつけられるめぐみ。
・第16週「母と私の挑戦」:めぐみと舞が本格的に会社の立て直しに着手。経費削減や人員整理を行い、信用金庫から返済期限の延長を得ることに成功。舞が笠巻からネジの作り方を習い始める。
・第17週「大きな夢に向かって」:2013年夏。舞はIWAKURAの営業のエースになっている。会社も立ち直って発注も増え、めぐみは機械を増やすか悩み始める。ある日、舞は「航空機産業支援セミナー」に参加しようとめぐみに提案する。
第15週以降、浩太の名前が出てこない…
この大筋を読んでもわかると思いますが、第15週以降、浩太の名前が見当たりません。
★1月上旬追記:浩太が亡くなることが確定。第15週・1月9日(月)の内容予告文に「祥子(高畑淳子)は浩太(高橋克典)の訃報を受け、貴司(赤楚衛二)と共に急ぎ東大阪へ向かう。浩太の葬儀を終え、憔悴(しょうすい)しためぐみ(永作博美)と舞(福原遥)、悠人(横山裕)、祥子は帰宅する。」という文があります。
一家の緊急事態を受けて、舞はパイロットの夢から離れ、やがてIWAKURAで働く道を選ぶことになりそうです。
年末の放送で舞が浩太に語った「パイロットはな、リレーのアンカーやねん」「お父ちゃん、パイロットみたいやなあと思うねん」という言葉も、舞がIWAKURAを継ぐという伏線でしょうか。
パイロットもIWAKURAの経営も、みんなの思いをのせたバトンを受け取り責任を背負って飛ぶ仕事であり、本質は同じ。そんな気持ちで、舞はパイロットの夢を断念し、IWAKURAの再生に没頭していくのかも知れません。