「おかえりモネ」ロケ地 登米能舞台は「森舞台」で撮影

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の撮影地、ロケ地となりそうなのが、登米市にある伝統芸能伝承館 森舞台です。

劇中では登米能の行事や能舞台の修復に関するトピックなどが扱われていきます。

登米で受け継がれる「登米能」が登場

「おかえりモネ」登米編に登場する森林組合の課長・佐々木翔洋(浜野謙太)は、地元に伝わる登米能(とめのう)の伝承者でもあります。

佐々木課長は、「登米能舞台」という会場で行われる毎年恒例の能の発表会「春の宴」を何よりも楽しみにしています。一方で、町の大切な文化財である能舞台の修繕に使うために、森に生える樹齢三百年の「ヒバの木」を伐採してよいものか、森林組合では議論が交わされることになります。

伊達政宗が愛した能 受け継ぐ登米能

東北地方の英雄であり仙台藩の藩祖である伊達政宗は、能楽史上に大きな影響を与えるほどに能を愛したことで知られます。政宗が愛した能は歴代の仙台藩主に受け継がれて発展し、伊達一門である登米伊達家も能の文化(登米能)を大切に守ってきました。

明治維新を経た後、度重なる衰退の危機を乗り越えつつ、昭和45年の地元八幡神社への奉納能楽の復活により再生し、以降、毎年秋祭りの宵祭りで「薪能」が行われるなど、日常に根ざした地域文化として愛されています。

登米能の拠点「森舞台」

「おかえりモネ」で登場する登米の能舞台は、登米能の活動拠点である「伝統芸能伝承館森舞台」が撮影に使われています。

伝統芸能伝承館森舞台(愛称:森舞台)は、1996年(平成8年)に登米伊達氏の鍛冶屋屋敷跡地にオープンした博物館ならびに能舞台です。

森舞台の設計は著名建築家の隈研吾氏。山裾の地形をそのまま活かし、風や光、樹木のゆらめきなど登米の自然を体感しながら能を鑑賞できる建築空間は高い評価を得ており、日本建築学会賞を受賞しています。

舞台の柱には地元産のヒバが使われ、屋根も地元特産の天然スレート葺。床の下には音響を豊かにするための瓶が置かれているほか、鏡板の絵(大きな松の絵)は日本画家の千住博氏が天然群青(100年色褪せない岩絵の具)を用いて描かれています。

東北地方でも希少で、宮城県では唯一ともされる登米能を堪能できる、地元が誇る能舞台となっています。

▼森舞台は「おかえりモネ」登米編の撮影の中心地となっている登米町中心部や「みやぎの明治村」からほど近い場所に位置します。

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