朝ドラ「なつぞら」語り(ナレーション)は内村光良 人物設定は?

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NHK連続テレビ小説「なつぞら」の語り(ナレーション)についてまとめます。

語りを担当するのは、紅白歌合戦の司会も担ったお笑い芸人・内村光良です。

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目次

ヒロインを見守る「語り」

朝ドラにとって語り(ナレーション)はドラマの案内役であり、ドラマ全体の空気感を作り出す重要な存在です。「なつぞら」では、語り初挑戦だという「ウッチャンナンチャン」の内村光良(54歳)が起用され、ヒロイン・なつをいつも温かく見守り続けることになります。

※劇中の一部語りは、ヒロインを演じる広瀬すずが担当しています。

「なつぞら」の事前宣伝番組では内村光良が実際にナレーション録音を行っている場面が紹介されました。

その中で内村は、

「今のところ、語りとして出ていますけども、もう一個こう、ちょっと一歩深く入り込んだ感じの…」

「(役どころは)語りだけじゃなかったんです、本当に難しかったんですこれ。何回も撮り直しました笑。二週目あたりに(語りの正体が)わかると思います」

と発言しています。

どうやら無関係の第三者によるナレーションという設定ではなく、劇中に登場する「人物」あるいは「何かしらの存在」がなつを見守り、語りかけているという設定のようですね。

「なつぞら」に出演するお笑い芸人、コメディアンまとめ

語り=なつの父と判明

4月10日、第9回放送において、内村が担当する「語り」の声が戦争で亡くなったなつの父であることが明かされました。朝ドラでは、亡くなった肉親などが「語り」として天国から見守り続けるというのは定番のパターンですね。

この日の放送で、柴田家から飛び出して河原で焚き火をしていたなつは、亡き父が戦地から書いた手紙を読み返して涙を流しています。

手紙には、

「大好きなお母さんと離れて、何よりも大事なお前たちとも離れて、お前たちを守るために(戦地で)戦っているんだ」

「だけど本当は毎日、お前たちに会いたくて、戦争を恨んでいる。ちくしょう、バカ野郎、早くお前たちのところに帰らせろって…そう思いながら父さんはいつだっておまえたちのことを思って、お前たちと一緒にいるんだ」

「そしてこの手紙を受け取った時に、もうこの世にはいない。だけど今も一緒にいる。だから悲しむな、やっと父さんはお前たちのそばに戻れたんだ。今一緒にいるんだ」

「これからはいつも一緒だ」

といったことが書かれていました。

どうやらなつの父の魂が手紙、そして添えられていた家族だんらんの絵(なつの父が描いた)という形でなつたち家族のもとに戻り、「語り」としてなつたちを見守り続けるという設定のようですね。

【なつぞら4月10日】なつの父・内村光良が歌った曲「青空(私の青空)」

最近の朝ドラの語り担当者、設定は?

参考までに朝ドラ近作の語り担当者と、それぞれの語りの人物設定をまとめておきます。

ごちそうさん…吉行和子(女優。 設定:亡くなった祖母・トラが「ぬか床」となって語りを担当)

花子とアン…美輪明宏(歌手。 設定:「ごきげんよう。さようなら」が決めゼリフの、謎の第三者)

マッサン…松岡洋子(声優。 設定:第三者目線、中立なナレーションを展開。松岡洋子はエリーの母の吹き替えも担当)

まれ…戸田恵子(女優。 設定:ヒロインが大切にする「魔女姫人形」としてナレーションを担当)

あさが来た…杉浦圭子(NHKアナ。 設定:第三者目線、中立なナレーションを展開)

とと姉ちゃん…檀ふみ(女優。 設定:第三者目線、中立なナレーションを展開)

べっぴんさん…菅野美穂(女優。 設定:亡くなったヒロインの母・はなが娘を見守るようにナレーションを担当)

ひよっこ…増田明美(スポーツ解説者。 設定:増田明美本人のまま登場し、解説型ナレーションを展開)

わろてんか…小野文惠(NHKアナ。 設定:第三者目線ながら、ハッチャケたナレーションを展開)

・半分、青い。…風吹ジュン(女優。 設定:亡くなったヒロインの祖母・廉子が天から見守る形でナレーションを担当)

・まんぷく…芦田愛菜(女優。 設定:第三者目線の語り。カップラーメンを当たり前に食べている未来=平成の少女?)

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