【なつぞら】東洋動画スタジオ 撮影ロケ地は池袋・婦人之友社社屋

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NHK連続テレビ小説「なつぞら」2019年5月25日放送回に登場した「東洋動画スタジオ」外観の撮影ロケ地(東京池袋・婦人之友社社屋)についてまとめます。

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東洋動画スタジオが登場

東京に来て数ヶ月。ついになつは東洋動画の「昭和三十一年度臨時採用試験」を受けることになります。なつは緊張した面持ちで、試験が行われる「東洋動画スタジオ」のビルにやってきます。

この「東洋動画スタジオ」の外観として撮影に用いられたのは、東京都豊島区西池袋2丁目にある出版社「婦人之友社」の社屋です。1963年(昭和38年)竣工で、建築家・遠藤楽(えんどう・らく)設計。鉄筋コンクリート造り3階建て、地下1階の建築物です。

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▼池袋の住宅街の中に突然現れる婦人之友社の社屋。一帯は自由学園明日館とあわせて趣のある空間となっています。

婦人之友社と自由学園

婦人之友社といえば、1903年(明治36年)創業の歴史ある出版社として知られます。

羽仁もと子、吉一夫妻によって創業された同社は、「婦人之友」の前身となる「家庭之友」を創業と同時に創刊。その後も「主婦日記」「子供之友」を創刊させたほか、もと子により考案された「家計簿」(家計簿の元祖といえます)を発行するなど、広く生活に根ざした出版物を次々に生み出しています。

また、教育問題に対する「婦人之友」の主張を実現する場となる学校「自由学園」を創設するなど、「婦人之友社」は夫妻が生き方の中心に据えていたキリスト教信仰をベースにして、様々な事業、社会活動を実現する企業として今日まで続いています。

この社屋の向かいには巨匠フランク・ロイド・ライトとその弟子・遠藤新により設計された自由学園明日館があります。

▼すぐ向かいにある自由学園明日館。もともとは自由学園の校地でしたが1934年に東久留米市に移転。その後校舎群は「明日館」と名付けられて卒業生による事業、諸活動などに利用されてきました。1997年に国の重要文化財に指定。

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