「青天を衝け」栄一の妻(従妹)尾高千代 女優・橋本愛が演じる

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NHK大河ドラマ「青天を衝け」で、主人公・渋沢栄一と結婚することになる幼なじみ・尾高千代(おだか・ちよ)についてまとめます。

尾高千代は、栄一たちとはいとこの関係にあたります。栄一との馴れ初めや、栄一との間に残した子孫など血縁関係もまとめます。

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目次

栄一の従妹・尾高千代

尾高千代は天保12年(1841年)、栄一の故郷である血洗島村の隣村・下手計村(しもてばかむら)の生まれ。下手計村の名主である父・尾高勝五郎と、渋沢家「東の家(ひがしんち)」生まれの母・やへの三女でした。

千代の母・やへと栄一の父・渋沢市郎右衛門は実の姉弟であり、千代は栄一のいとこ(従妹。千代が1歳下)ということになります。

千代の長兄・尾高惇忠(新五郎)は大変なインテリであり、若くして塾を開き近隣の若者に「論語」や「孟子」、それに剣術などを教えていました。幼少期から知識欲旺盛だった栄一も7歳の頃から惇忠を師と仰ぎ、隣村の尾高家に通って勉学や剣術を教わっていました。

こうした経緯もあり栄一と千代は幼少期から交流が多く、気心が知れた「幼なじみ」の関係だったようです。

攘夷思想に没頭する栄一に縁談

郷里を治める岡部藩への反感や、師匠・惇忠の影響もあり、早くから尊皇攘夷思想にのめり込んでいった栄一。父・市郎右衛門はそんな栄一の行く末を心配し、栄一が19歳の時に千代を嫁にとらせます。※「青天を衝け」では従兄弟同士の栄一と喜作が千代に恋をし、二人が千代をかけて決闘をした末に結婚が決まるようです。

千代は畑仕事や家事、力仕事までをこなす働き者。それでいて先進的な考えを持ち、「おなごに学問は必要ない」が当たり前だった時代に自らの意思で兄・惇忠から「論語」を学ぶなど、教養豊かな女性だったようです。※「青天を衝け」での千代は「口数は少ないが芯が強くしっかり者」という人物設定。

結婚後ますます攘夷思想にのめり込み、江戸や京に出ずっぱりになってしまう栄一。千代は栄一に代わり渋沢家(中の家)を守り、自らの道を進み続ける栄一を陰で支えていくことになります。

▷尾高千代を演じるのは、熊本県熊本市出身の25歳の女優・橋本愛(はしもと・あい)。映画「告白」「Another」「桐島、部活やめるってよ」「リトル・フォレスト」「ワンダフルワールドエンド」などの演技で高い評価を獲得したほか、NHK朝ドラ「あまちゃん」では北三陸のカリスマローカルアイドル・足立ユイ役を怪演。大河ドラマ「西郷どん」の須賀役、「いだてん」の小梅役なども印象的。

栄一と千代の子は?

千代は、栄一と結婚して4年後の文久2年(1862年)に初子となる市太郎を出産しています。しかし、折から大流行していた麻疹(はしか)に千代と市太郎がかかってしまうと、市太郎は生後6ヶ月で亡くなってしまいます。

以下、栄一と千代との間に生まれた子供たちとその子孫をまとめておきます。なお、千代は1882年(明治15年)にコレラにより死去。40代の若さでこの世を去っています。栄一はその後、江戸屈指の豪商・伊藤八兵衛の娘・兼子と再婚。兼子との間にも4人の子が生まれています。

栄一と千代の子

▷(早世)市太郎…栄一と千代の初めての子(長男)だったが、当時は武蔵国各地で麻疹(はしか)が大流行しており、市太郎は生後6ヶ月で亡くなっている。同じく麻疹にかかって寝込んでいた千代は、市太郎の死を知ると亡骸を抱いて泣き崩れたという。後に生まれる篤二が一般的には「渋沢栄一の長男」と言われる。

▷栄一長女・歌子…法学者、男爵、枢密院議長となる穂積陳重に嫁ぐ。子に東京大学法学部長 、最高裁判所判事などを務めた長男・穂積重遠(栄一の孫)、朝鮮商工会議所会頭、参議院議員を務めた四男・穂積真六郎(栄一の孫)ら。

▷栄一次女・琴子…大蔵大臣、東京市長などを務めた子爵・阪谷芳郎に嫁ぐ。子に貴族院子爵議員、満州国総務庁次長などを務めた阪谷希一(栄一の孫)ら。琴子の曾孫・久美子(栄一の玄孫)は元首相・橋本龍太郎の妻。久美子の子に衆議院議員の橋本岳(栄一の来孫)がいる。

▷栄一長男・篤二…澁澤倉庫会長などを務めた。長男は民俗学者で第16代日本銀行総裁、大蔵大臣などを務めた渋沢敬三(栄一の孫)。敬三は栄一の子爵位を継いでいる。次男の渋沢信雄(栄一の孫)は澁澤倉庫監査役、三男の渋沢智雄(栄一の孫)は澁澤倉庫常務などを務めた。

▼栄一と千代は両親がきょうだい同士であり、いとこの間柄。ちょっとややこしい渋沢家、尾高家の関係図などをまとめています。

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