「青天を衝け」渋沢栄一の長女・歌子(うた) 演じるのは女優の小野莉奈

NHK大河ドラマ「青天を衝け」に登場する渋沢栄一、千代夫妻の長女・歌子(うた)についてまとめます。

歌子の幼少期は子役の山﨑千聖が、成長後は女優の小野莉奈が演じます。

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栄一の長女・歌子

渋沢栄一、千代夫妻の長女・歌子(うた)。夫妻にとっては、麻疹(はしか)により生後6ヶ月で夭折した市太郎に続く二人目の子供です。

生まれてすぐに栄一が血洗島を出てしまったため、歌子は父親の顔をよく知らないままに育っています。栄一が欧州から帰った維新後、ようやく家族水入らずの生活が実現。歌子は東京で暮らしながら、女学校に通うことになります。

両親に愛されしっかり者に育っていく歌子ですが、多感な時期に渋沢家を揺るがす「大きな出来事」が発生すると、長子として妹の琴子、弟の篤二らを母親のように見守る立場になっていきます。

法学者・穂積陳重に嫁ぐ

▼偉人・渋沢栄一の娘であり、明治日本の礎となった法学者・穂積陳重を夫にもつ穂積歌子。当時の世相が丁寧に綴られた「穂積歌子日記」は女性目線による近代日本のドキュメント作品といえます。

「青天を衝け」では、歌子が結婚する姿も描かれそうです。

歌子のお相手は、見合いにより意気投合し結婚に至った穂積陳重(ほづみ・のぶしげ)という男性。

穂積陳重は、イギリス留学から帰国後の明治14年に東京大学法学部の講師に就任すると、歌子と結婚後には法学者として活躍。日本の民法制定に貢献し、東京大学法学部長、男爵、枢密院議長を務めるなど大きな足跡を残しています。

また、穂積陳重・歌子夫妻は栄一の嫡男で放蕩息子になってしまう篤二の親代わりの存在になるほか、渋沢家ならびに栄一を影で支える裏の家長的な役割も果たすようです。

穂積陳重と歌子の長男・穂積重遠は法学者となり東京大学法学部長、最高裁判事に、次男・穂積律之助は海軍造船少将、石川島造船所(現IHI)取締役に、四男の穂積真六郎は朝鮮総督府殖産局長、朝鮮商工会議所会頭、参議院議員を務めるなど、子供たちも活躍を見せています。

「青天を衝け」歌子(うた)の夫・穂積陳重 俳優・田村健太郎が演じる

女優・小野莉奈 YOASOBI・ikuraの親友

歌子役を演じているのは、東京都出身の21歳の女優・小野莉奈(おの・りな)です。

高校時代、中学からの親友で後に歌手として活躍する幾田りら(YOASOBIのボーカルikura名義でも活動)の後押しを受けて、憧れの女優になるために芸能事務所5社に応募書類を送ったところ、現在所属する事務所「フラーム」のオーディションに合格。芸能活動を始めています。

女優になりたいという夢を早くから抱いていた小野莉奈。周囲にそんな大それた話をしても笑われるだけと考えていましたが、すでに音楽活動を行っていた幾田りらにだけは素直な気持ちで夢を打ち明けられたとか。

今ではすっかり売れっ子ボーカルとなった幾田りらとの交流は現在も続き、2人の関係性は小野莉奈の初主演映画となった「アンナとアンリの影送り」(2019年)の原案ともなっています。

「中学聖日記」で有村架純のライバル役

2017年に「セシルのもくろみ」(フジテレビ)のスピンオフドラマでドラマデビューを果たした小野莉奈。2018年には事務所の先輩・有村架純が主演するドラマ「中学聖日記」(TBS)に出演。有村演じる主人公・末永聖の教え子で恋敵の岩崎るな役を演じ、大きな話題となっています。

2019年には「絶対正義」(東海テレビ)、「JOKER×FACE 」(フジテレビ)などのドラマに、2020年には映画「アルプススタンドのはしの方」「テロルンとルンルン」「たぶん」で主演、ヒロイン役に抜擢。

2021年春にドラマ「コントが始まる」(日本テレビ)に出演したのに続き、「青天を衝け」で大河ドラマ初出演を実現。今後の活躍がますます期待される女優さんです。

▼歌子の少女時代(渋沢うた)を演じたのは、jobbykidsに所属する8歳の子役・山﨑千聖(やまさき・ちさと)。表情豊かな演技でうた役を可愛らしく演じています。

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