朝ドラ「おかえりモネ」劇中音楽は高木正勝が担当 アン・サリーの歌声も

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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のドラマを彩る劇中音楽を担当している音楽家・高木正勝(たかぎ・まさかつ)の代表作などをまとめます。

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美しい旋律を生み出す高木正勝

「おかえりモネ」の主題歌がBUMP OF CHICKEN(バンプ・オブ・チキン)の「なないろ」に決定したことが話題になっていますが、劇中音楽を担当する高木正勝も天才メロディーメーカーであり、知る人ぞ知る存在です。

高木正勝は京都府出身の41歳。ピアノを中心とした美しい旋律の音楽にくわえ、旅とともに撮影をした風景などを組み合わせた映像作品など、多彩な世界を生み出し続けている音楽家・作家です。

2001年にアルバム「pia」を発表したのを皮切りに、コンサートや展覧会、映像制作など幅広い作家活動を展開。日本国内にとどまらず海外にも熱狂的なファンがいるアーティストとして知られます。

細田守監督のアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」「未来のミライ」などの映画音楽を手掛けたことでも知られ、静謐で語りすぎない音楽が映像世界をぐっと引き立てています。

▼映画でその音楽世界に魅了され、その後の日常生活の中でもサントラを愛聴し続けている人が多いという「おおかみこどもの雨と雪」。

▼この世界の美しさや不思議さ、今ここに自分がいること…。複雑な感情のすべてをそのまま音にしたような、瑞々しい名曲「Girls」。アルバム「Private/Public」に収録。

百音のテーマ「あすなろ」、アン・サリーが歌う「おかえり」など

気象現象や自然災害、東北の山や海の美しい風景などが描かれるドラマ「おかえりモネ」。ドラマから様々な名曲が生み出されていきそうです。

百音のテーマ曲となる「あすなろ」は、これからの世代を応援する気持ちがそのままメロディーになった曲。

作品全体のテーマともなる「循環」という曲は、蝶の羽ばたきが大きな竜巻につながるというバタフライエフェクト(バタフライ効果)がモチーフ。この世界の思わぬ連動性や関係性を音として表現しています。

映画「おおかみこどもの雨と雪」などで名コンビを組んだ歌手・アン・サリーが歌う「おかえり」は、ふるさとをテーマにした優しい曲。

ほかにも宮城の海や山、百音の生き方などをイメージして生み出された高木正勝の音楽がドラマを盛り上げていきます。録音の際には高木正勝自身がピアノを弾いたとのことで、その音色も楽しみです。

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