「らんまん」第23週 綾と竹雄が子供を連れて上京した理由とは?屋台、そして酒…新しい挑戦が始まる

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NHK連続テレビ小説「らんまん」第23週(9月4日〜)より。この週の放送では万太郎たちが暮らす東京の十徳長屋に、高知から綾と竹雄、それに可愛い盛りの二人の子供たちがやって来ます。

今回の綾と竹雄の上京は以前のような一時的なものではなく、覚悟を持っての本格的な上京(移住)になりそう。二人が東京で目指す未来について、わかっている範囲でまとめます。

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10年ぶり?に十徳長屋にやってくる綾と竹雄

第22週のラストシーン(第110回)では、綾(佐久間由衣)と竹雄(志尊淳)が息子の雄作(立野空侑)と娘の琴(鈴野さき)を連れて十徳長屋にやって来る姿が描かれています。

★参考までに、綾と竹雄の結婚、峰屋廃業、上京の時系列をメモしておきます。

・1883年(明治16年)…綾と竹雄が祝言をあげる ※同年に万太郎と寿恵子も祝言

・1886年(明治19年)…腐造が発生し峰屋が廃業。亡くなった園子を弔うために綾と竹雄が一時上京する ※千歳の誕生直後

・1896年(明治29年)…綾と竹雄が二人の子を連れて本格上京

上の時系列を見てわかる通り、綾と竹雄が本格上京してきたのは1896年(明治29年)のことであり、すでに峰屋が廃業してから10年の月日が流れていました。

この間、綾と竹雄は飲食系の店で住み込みで修行をしてお金を貯め込み、その間に二人の可愛い子どもにも恵まれたようです。万太郎と寿恵子にとって雄作と琴は甥っ子、姪っ子にあたりますね。

綾と竹雄の上京の目的は?

綾と竹雄は高知の家も生活もすべて引き払い、覚悟を持って上京してくるようです。
※ちょうど落語家の牛久(住田隆)が真打ちになって長屋を出ていくタイミングらしいので、もしかしたら空き部屋に綾一家が転がり込むのかも知れません。

一家の上京の目的は、「いつか新しい酒を造る」という綾の見果てぬ夢をみんなで一緒に叶えるため。その足がかりとして、綾と竹雄は美味しい高知料理が食べられる屋台「土佐」を開業することになります。

屋台料理「土佐」では故郷・高知の懐かしい味が楽しめるとあって、万太郎(神木隆之介)や虎鉄(濱田龍臣)も大喜び。箸休めに出された高知のヤマモモの甘露煮を食べた寿恵子(浜辺美波)も、その美味しさに感動を覚えます。

藤丸が綾の夢をアシスト?寿恵子の商売も…?

「いつか新しい酒を造る」という綾の夢の実現のために、万太郎の親友・藤丸(前原瑞樹)が思わぬ役割を果たすかも知れません。

屋台で土佐料理を楽んでいた波多野(前原滉)と藤丸に対し、竹雄が何気なく「いつか新しい酒を造るために、醸造の研究をしている先生を探している」と話したところ、これに藤丸が反応することになります。

藤丸といえば、実家が東京の下町・千住あたりで酒問屋をしていることが劇中で語られています。藤丸は相方の波多野のように植物学教室に残ることはありませんでしたが、東京大学で培った研究力やコネクションは強力です。藤丸は家業に関わる酒や酵母菌に関連する研究を手掛け、これが綾の夢の手助けになるのではないかと予想します。

また、寿恵子が叔父叔母夫婦の勧めにより渋谷で自らの商売「待合茶屋」を始めることが予想されており、こちらも何らかの形で綾と竹雄の夢の追い風になる可能性があります。

寿恵子が店を開くであろう渋谷(現在の円山町あたり)は、明治から大正期にかけて「弘法湯」という共同浴場を中心として東京有数の花街「荒木町」に発展したという歴史を持ちます。

お酒と切っても切れない寿恵子の商売柄を考えると、義姉夫婦の助けになるようなコネクションが渋谷界隈で生まれるのではないかと予想します。

いずれにしても、物語終盤では万太郎、寿恵子、竹雄、綾が東京に揃い、賑やかなで楽しい大所帯生活が繰り広げられそうです。「綾と竹雄のその後の人生」というサイドストーリーも、「らんまん」の大きな見どころになっていきそうです。

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