土屋太鳳が「おひさま」「花子とアン」で演じた木村ハナ、安東ももはどんな役?

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NHK連続テレビ小説「まれ」のヒロイン・津村希を演じる土屋太鳳(つちやたお)。現在(※ドラマ放送当時)20歳とまだまだ若いのですが、「まれ」以前にすでに二度のNHK連続テレビ小説への出演経験があります。

この記事では土屋太鳳が出演した朝ドラ「おひさま」(2011年・NHK東京)、「花子とアン」(2014年・NHK東京)で演じた役柄をまとめます。「おひさま」(脇役)→「花子とアン」(主役の妹)→「まれ」(主役)と、次第に重要な役柄へとステップしていくのがわかります。

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目次

「おひさま」木村ハナ役

「おひさま」は、脚本家・岡田惠和による書き下ろしの作品で、井上真央がヒロイン・須藤陽子役を演じました。信州を舞台に、昭和の激動の時代を教師として生きた架空の女性を描いた物語です。

土屋太鳳が演じたのは、ヒロイン・陽子が国民学校の教師となって初めて受け持つクラスで教え子だった木村ハナです。土屋太鳳は15歳からの木村ハナを演じています。

足を悪くした女性を健気に演じる

この木村ハナはなかなか難しい役でした。ハナは学校に弁当を持参出来ないほどに貧乏な家庭に生まれ育ちます。終戦後、ハナは食べ物欲しさのあまり進駐軍のジープの前に飛び出し、足の骨が曲がってしまいます(ここまでは子役が演じた)。

この出来事により足に後遺症を持ったハナは、家業の畑仕事が出来なくなり、やむを得ず自動車工場に就職。そこで優秀さが認められ表彰を受けるなど、苦労を重ねながらも明るさを失わずに生きる健気な女性を好演しました。

このドラマで土屋太鳳はモンペ姿に三つ編み姿を披露し、妙に似合っているとの評判を得ています。

「花子とアン」安東もも役

「花子とアン」は実在した作家、翻訳家の村岡花子をモデルとした女性の物語で、吉高由里子がヒロイン・安東はな(のちに村岡花子)役を演じました。土屋太鳳は花子の実の妹・もも役で、息子を亡くした花子に養子を送り出すという重要な役柄でした。

顔はススだらけ 苦労人の末っ子

三人姉妹の末っ子として生まれた安東ももは、姉の花子が華やかな東京の女学校で教育を受ける中、自身は学校にも行かず、顔を煤で真っ黒にして家業の畑仕事を手伝うという苦労人でした。

やがて父が持って来た縁談により北海道の開拓者に嫁ぎますが、間もなく夫は病死。嫁ぎ先で酷い扱いを受け、東京に居る姉の花子に引き取られます。

花子に養女を送り出す

ももは北海道でのトラウマをようやく克服し、益田旭という良き夫にも恵まれます。二人の間に出来た子供のうち、長女・美里を養女として花子のもとに送り出すことになります。

同じ家の姉妹に生まれたのに、片や姉は華やかな生活を送り、自身は苦難に耐え忍ぶ日々を送る…。現代の感覚でいえば理不尽な立場だといえる女性・ももを、土屋太鳳は健気に可愛らしく演じていました。「おひさま」に続いて、苦労をしながらも明るく生きる女性を好演。土屋太鳳はこうした苦労人役が似合うのでしょうか。

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