「鎌倉殿の13人」伊豆の豪族「じさま」伊東祐親(浅野和之) 源頼朝、北条家との関係性は?

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する伊豆の豪族・伊東祐親(いとう・すけちか)について人物像や家系図などをまとめます。

伊東祐親は当初ベテラン俳優の辻萬長が演じる予定でしたが、病気により辞退(その後死去)し、浅野和之が代役となっています。

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目次

主人公・北条義時の母方の祖父 伊豆の豪族・伊東祐親

伊東祐親(?〜1182年)は、伊豆国伊東の有力豪族です。伊東氏の祖である工藤祐隆(伊東家次)を祖父に持ち、自身は河津氏の祖として知られます。

「鎌倉殿の13人」を楽しむにあたり、伊東祐親を中心とした以下の家系図を理解しておくと話がわかりやすくなります。ドラマの主人公・北条義時(小栗旬)やその盟友・三浦義村(山本耕史)、それに頼朝の最初の妻とされる八重はいずれも伊東家の女系の系譜です。

※この家系図はわかりやすくするためにドラマ初期に登場するであろう人物に限定し、大幅に簡略化しています。

伊東祐親と八重、源頼朝、北条義時らの関係図、家系図

※後世まで知られる日本三大仇討ちのひとつ「曾我兄弟の仇討ち」の曾我兄弟(曾我祐成、時致)は祐親の孫にあたります(祐親長男・河津祐泰の息子)。「曾我兄弟の仇討ち」は伊東祐親とその義理の息子だった工藤祐経(祐親により伊東荘を奪われ、万劫御前とも離縁させられた)との間のいざこざが発端となり巻き起こった仇討ち騒動です。

平家に仕える伊東祐親 娘・八重と源頼朝の関係に激怒

「鎌倉殿の13人」の序盤では、「じさま」こと伊東祐親(浅野和之)と源頼朝(大泉洋)の対立と激突が物語を大きく動かしていきます。

「平治の乱」で父・源義朝を失い、伊豆の地に配流されていた源頼朝。平家の支配下にあった伊豆の豪族・伊東祐親は平清盛(松平健)からの命を受けて、流人となった頼朝の監視役を任されています。※伊東氏は平清盛の嫡男・平重盛の家人でした。

伊豆で読経を繰り返す孤独な日々を送っていた頼朝は、やがて祐親の三女・八重姫(新垣結衣)と親密になっていきます。頼朝と八重姫は祐親の上洛中に通じ合うと、二人の間には千鶴丸(せんつるまる)という男児が誕生しています。

そんなことはつゆ知らず、大番役の任務を終えて京から伊豆へと戻ってきた祐親。愛娘の八重姫がよりによって源氏方の重要人物・源頼朝の子を産んだとわかると、激怒してしまいます。

祐親は平清盛の目を恐れて3歳になっていた千鶴丸を殺害すると、頼朝のことも斬り捨てようと躍起になります。

この時、祐親に反発心を持っていた次男の伊東祐清(妻が頼朝の乳母・比企尼の三女だったことも影響)が身の危険を頼朝に伝えると、頼朝は夜のうちに伊豆山神社に逃げ込み、その後、北条時政(坂東彌十郎)の館に匿われています(※)。
(※)千鶴丸の件で伊東に住み続けることが出来なくなった頼朝を、祐清が北条時政に託してはどうかと祐親に助言したとも。

▼もう少し詳しい伊東家、北条家、源頼朝の家系図。これを見ると、政子が源頼朝と結婚したことで北条家が政治の中心(執権)を担っていくようになる様子が見えてきますね。※こちらも兄弟や妻、子息などを省略し、かなり簡略化しています。

打倒平家に立ち上がる頼朝と北条家

頼朝が匿われた北条家の北条時政は、伊東祐親にとっては娘婿にあたる人物です。祐親と時政は一触即発の事態に陥りますが、相模国の武将で平家の家人・大庭景親(國村隼)の仲介で一応は解決を見ます。

しかし、時政の嫡男・北条宗時(片岡愛之助)は、坂東の地(現在の関東地方)を平家が牛耳っている現状に不満を持っており、北条家に転がり込んできた頼朝を担ぎ上げて挙兵を後押しすることになります。

こうして頼朝軍は「打倒平家」「源氏の復興」を掲げて「石橋山の戦い」「富士川の戦い」へと突入。伊東祐親や大庭景親ら平氏サイドと激突していきます。祐親は自身の孫にあたる北条宗時、義時らを含む頼朝軍と戦うことになるのです。

▷伊東祐親を演じる浅野和之(あさの・かずゆき)は、東京都出身の67歳の俳優。2005年に三谷幸喜の舞台「12人の優しい日本人」で陪審員1号を演じて第40回紀伊國屋演劇賞個人賞・第13回読売演劇大賞最優秀賞を受賞したほか、映画「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」「清須会議」に出演するなど、三谷作品の常連俳優としても知られます。また人気ドラマ「僕の生きる道」「義母と娘のブルース」「半沢直樹」「ラジエーションハウス」などに出演し、名バイプレイヤーとして高い評価を獲得しています。

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