NHK連続テレビ小説「風、薫る」2026年7月31日放送の第18週・第90回で登場した新潟・高田の海岸のシーンのロケ地、撮影場所をまとめます。
この海岸ではシマケンの実質的なプロポーズともとれる発言が飛び出しており、ドラマの名シーンのひとつとなりそうです。
シマケンがりんにプロポーズ?新潟・高田の海岸
第90回では、新潟・高田の女学校で舎監を務めているりん(見上愛)のもとに東京から環(英茉)、直美(上坂樹里)、「シマケン」島田健次郎(佐野晶哉)が訪ねてくる様子が描かれています。
高田到着翌日、釈放されたばかりの横沢公輔(井上祐貴)の「東京の人は見たことないでしょうから、日本海を見せたくて」という提案により、一行は高田にある美しい海岸に向かうことになります。
どうやら横沢は前日に釈放祝いをするために高田の蕎麦屋で飲んでいたところ、「レ・ミゼラブル」を原書で読んでいたシマケンと(一方的に)意気投合。横沢はりんに会うために勝手にシマケンについてきたようです。
この高田の海岸のシーンでは、シマケンのプロポーズともとれるような発言が飛び出しています。
直美の気遣いにより、夕方の海岸でのりん、環、シマケンの3人の時間がもうけられると、シマケンは環と水際でじゃれ合った後に今の自分の気持ちをりんに打ち明けています。
「僕は…いとおしい。僕は…いとおしいです!いつか、こんな瞬間を書いてみたい。」
シマケンの精一杯の言葉を聞いたりんは、思わず涙を流しています。

ロケ地は高田市・柿崎中央海水浴場か
りんとシマケンの関係性が大きく変わっていくであろう、新潟高田の海岸でのワンシーン。
第18週の撮影協力に「新潟県上越市」の表記があったこと、それに海岸の背後にあった緑の丘の形状(※)などから、この海岸でのシーンは新潟県上越市柿崎区柿崎 中央にある柿崎中央海水浴場での撮影と推測しています。
(※)背後の丘が少し小さく見えるので、西隣の三ツ屋浜、上下浜の可能性もありますが、両浜には堤防とテトラポッドが設置されていることや、そこから北東側に見えるはずの上越市柿崎魚港の堤防が画面に見えなかったため、より自然地形が残る柿崎中央海水浴場と推定しています。
※上越市は「高田」(高田城の城下町として発展。少し内陸)と「直江津」(日本海に面した宿場町、港町として古くから発展)の2つの中心地域があります。
※りんのモデル・大関和も新潟の高田に単身赴任をし、5年半にわたり高田で女学校の舎監、知命堂病院の看護婦として働いています。
上越市の中心部・高田、直江津からは10km近く離れた柏崎寄りにある柿崎中央海水浴場。
市内中心部の直江津の沿岸は大きな漁港や発電所などがあり開発が進んでいますが、この姉崎周辺の海岸は昔ながらの日本海の自然風景を残しています。
人が少なく透明度が高い海、豊富な魚たち、正面に沈む夕日の風景など日本海の良さを堪能できる人気の海水浴場、釣りスポットとして知られます。
▼柿崎中央海水浴場にある公衆トイレ付近から北東方向を見る。シマケンと環が水際でじゃれる海岸の後方に小高い丘のような地形が見えていましたが、柿崎中央海水浴場から見るこの風景と一致しています。撮影はこの場所からもう少し北東側、自然の海岸地形がより残っている場所で行われたと考えられます。

