「舞いあがれ!」金属加工の二代目社長・的場仁 演じる俳優・杉森大祐は大阪朝ドラの常連

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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第20週から登場している的場金属製作所の二代目社長・的場仁。

演じている俳優・杉森大祐はNHK大阪製作の朝ドラに毎年のように出演している「朝ドラ常連俳優」です。

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弱気な金属加工製作所の二代目・的場仁

町工場「的場金属製作所」の二代目・的場仁(杉森大祐)が初登場したのは、第20週・第92回(2月13日放送)でした。

舞やめぐみらIWAKURAのメンバーが「うめづ」でお好み焼きランチを食べていると、カウンターで食事をしていた弱気な青年・的場に対し雪乃(くわばたりえ)や勝(山口智充)が「そない弱気でどないすんの?」「IWAKURAのめぐみさん見習わな!」と喝を入れています。

雪乃は的場を舞たちのテーブルまで連れてくると「金属加工やってる的場さん。お父さんから工場継いだとこやねんけどな、まあエライ後ろ向きやねん」と言って的場を舞たちに紹介しています。

「このまま工場続けたとこで、明るい未来あんのかなって…」と弱気な発言を見せる的場に対し、雪乃は岩倉母子を紹介。崖っぷちから会社を立て直しためぐみと舞を見習って元気出しい!と激励しています。

「東大阪の明日を創ろう会」で舞と再会 安川を紹介

その後、的場は第21週・第99回に再登場しています。

町工場の若き二代目社長が集まって開催された「東大阪の明日を創ろう会」において、舞は「オープンファクトリー」を一緒にやらないかと同業者たちを誘いますが、その反応は最悪。二代目社長たちは出来ない理由を次々に並びたて、舞の提案をやんわりと却下してしまいます。

そんな中、的場だけは「オープンファクトリー」の概念に興味を示してくれます。的場の会社はちょうど騒音問題で市役所にお世話になったばかり。その時に担当してくれた情熱的な市役所の職員・安川(駿河太郎)を舞に紹介してくれることになり…。

▼舞と安川の初対面の場に同席してくれていた的場さん。的場さんの協力を足がかりに、「オープンファクトリー」は少しづつ同業者たちから理解を得られることになりそうです。

俳優・杉森大祐 朝ドラ「カムカム」「スカーレット」「あさが来た」ほか

的場仁を演じているのは、京都府出身の39歳の俳優・杉森大祐(すぎもと・だいすけ)。楠見薫(あさが来た、おちょやん)や西村亜矢子(ごちそうさん、わろてんか)らNHK大阪製作朝ドラでおなじみの名物俳優たちが多数在籍する事務所「リコモーション」に所属しています。※年齢は「舞いあがれ!」放送当時。

劇団「売込隊ビーム」に所属し、多くの舞台作品に出演したキャリアをもつ杉森大祐。テレビドラマにも多数出演をしていますが、特にNHK大阪製作の朝ドラに多数出演をしている「朝ドラ常連俳優」として知られます。

「ちりとてちん 」(2007年・単発出演)、「ウェルかめ」(2009年)のヒロインの同級生・堺修二役、「純と愛」(2012年)、「あさが来た」(2015年)の加野屋の手代・松田佑作役、「べっぴんさん」(2016年)のメリヤス工場社長・長野和弘役など、毎年のように大阪朝ドラに出演。

近年も「まんぷく」(2018年)の福子にひらめきを与えたCMの声役、「スカーレット」(2019年)の丸熊陶業の絵付係「城崎組」の弟子・原下役、「おちょやん」(2020年)のカフェキネマの客・水田役で連続出演。

前作「カムカムエヴリバディ」(2021年)への出演も記憶に新しいところです。杉森大祐は、「御菓子司たちばな」の3人の和菓子職人のうちの一人・菊井三郎(メガネ)役を演じており、戦前の温かい空気感に満ちあふれていた「たちばな」の一員として存在感を見せていました。

一部の作品を除き、ほとんど毎年のようにNHK大阪製作の朝ドラに出演を続けている杉森大祐。地味な役柄も多い杉森大祐ですが、今後も「朝ドラ常連俳優」として見る機会が多そうです。

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