朝ドラ「なつぞら」煙カスミ(戸田恵子)が歌った昭和の歌謡曲まとめ

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NHK連続テレビ小説「なつぞら」では、戸田恵子演じる歌手・煙カスミが懐かしい昭和の歌謡曲を歌うシーンが登場します。

この記事では、劇中で煙カスミが歌った歌謡曲についてまとめます。

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目次

歌手・煙カスミとは

煙カスミは、咲太郎が働いていた新宿の伝説の劇場「ムーラン・ルージュ新宿座」の歌い手でした。同劇場が閉鎖してからは、クラブ「メランコリー」で流行歌を歌い、その声量とつややかな歌声で観客を魅了し続けています。

煙カスミを演じる戸田恵子は女優・声優(アンパンマン、機関車トーマス役ほか)として広く知られますが、もともとは16歳の時にアイドル演歌歌手・あゆ朱美としてデビューした過去を持ちます(ブレイクせず。その後、女優、声優の道へ)。50歳を超えた2007年からは歌謡歌手としての活動を本格的に再開しており、戸田恵子の持ち前の歌唱力が「なつぞら」で存分に披露されていきそうです。

以下、煙カスミが劇中で披露した歌をまとめます。新たな曲が登場した場合は随時追記していく予定です。

リンゴ追分(美空ひばり)…5月1日、第27回放送

▼津軽の名産・りんごが広く大衆に認知されるキッカケともなった「リンゴ追分」。

煙カスミの初登場シーンとなった第27回放送で歌われたのが、美空ひばりの「リンゴ追分」。角筈屋社長の茂木一貞の紹介でクラブ「メランコリー」にやってきたなつは、煙カスミが歌う「リンゴ追分」の世界観に魅了されてしまいます。

「リンゴ追分」は1952年(昭和27年)にシングル曲として発売されると、当時としては戦後最大の売上となる70万枚を売り上げを記録。美空ひばりの代表曲のひとつとなっています。

ガード下の靴みがき(宮城まり子)…5月21日、第44回放送

昭和31年春、上京したなつが雪之助、雪次郎を誘ってメランコリーに行った際にカスミが歌っていた曲「ガード下の靴みがき」。「赤い夕日がガードを染めて〜」の歌い出しで始まる歌詞は、父を亡くし母が病気だという貧しい靴みがきの少年を歌ったもの。なつはこの曲を聞いて、戦後の上野で兄妹とともに靴みがきをした懐かしい日々を思い出します。

「ガード下の靴みがき」は、昭和30年に歌手の宮城まり子が歌い大ヒットしています。宮城まり子は後に日本初のカラー長編アニメ映画『白蛇伝』で声優(白娘役)を務めるとその後女優業に進出しており、「なつぞら」のアニメーション篇に繋がる伏線とも言えそうな選曲です。

街のサンドイッチマン(鶴田浩二)…5月30日、第52回放送

咲太郎が新宿・歌舞伎町でサンドイッチマン(広告屋)をしながらタップダンスを披露していたシーンで、シンクロするように煙カスミが「街のサンドイッチマン」を歌うシーンが登場しました。

「街のサンドイッチマン」は宮川哲夫作詞 、吉田正作曲による昭和28年(1953年)の曲。昭和を代表する俳優、歌手の鶴田浩二が歌い、流行歌となりました。「ロイド眼鏡に燕尾服〜」の歌い出しで始まり、道化師として街で生きていく男の哀愁を歌っています。

「なつぞら」劇中では、咲太郎が「鶴田浩二の歌が流行って人気がある」という理由によりサンドイッチマン稼業を行っていたと発言しています。

コロブチカ(ロシア民謡)…7月13日、第90回放送

昭和34年。上京した夕見子は風車でカスミと仲良くなると、東洋動画の社員を含めた「決起集会」の景気付けとして、カスミに歌をリクエストしています。これを受けたカスミは、ギターとハーモニカを従えロシア民謡のコロブチカ(Коробушка)を風車の店前で歌い、曲に合わせて男女が仲良くダンスを踊りました。

カスミが歌った日本語歌詞は「♪ 朝ぞらの大地が 夏の日差しにもゆる ヒマワリをゆらして 時を惜しんで歩く〜」というもの。コロブチカは戦後の日本でフォークダンスの曲として定番だったほか、GAMEBOY版「テトリス」のBGMとして使われるなど馴染みの深い曲。

恋の讃歌???(不明)…7月15日、第91回放送

上京した夕見子が風車で「愛とは志(こころざし)」などと語る中、マコが店内にあったレコードをかけ、それにあわせてカスミが歌った曲。歌詞は「♪愛の言葉は眠らせないでね 夢と同じように 消えやすいから 恋しくて通う道 果なき里の道よ」というもの。

※レコードのラベルには「恋の讃歌」と書かれているようにも見えましたが、現在のところ何の曲かは不明。

風車の歌…7月30日、第104回放送

風車で亜矢美と早大生の悲しい恋の話が語られた後に、しんみりした空気を変えるためにカスミが歌った「今日もくるくるカザグルマ〜」という歌詞の歌。カスミが手にしていたレコードジャケットには「風車の歌」の文字が見えました。

この曲は橋本由香利氏による「なつぞらオリジナル・サウンドトラック【東京編】」に収録されており、番組オリジナル楽曲と考えられます。作詞はサトウハチロー、作曲は浅井栄二とのクレジットがあります。

とんがり帽子(鐘の鳴る丘)8月15日、第118回放送

8月15日、第118回で登場。咲太郎の結婚を受けて風車を去った亜矢美が店で最後に聞いていたというレコード。カスミが見つけてかけた。「緑の丘の赤い屋根〜♪」という歌詞。作詞・菊田一夫、作曲・古関裕而。

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