「おちょやん」女形(おやま)の役者・漆原要二郎 大衆演劇役者・大川良太郎(劇団九州男座長)が演じる

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NHK連続テレビ小説「おちょやん」に登場する女形の役者・漆原要二郎(うるしばら・ようじろう)の人物設定などをまとめます。

漆原要二郎を演じるのは、大衆演劇「劇団九州男」の座長として妖艶かつ華麗な姿で女形などを演じ続ける大衆演劇俳優・大川良太郎(おおかわ・りょうたろう)です。

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目次

女形の役者・漆原要二郎

漆原要二郎は、天海天海一座の時代から座員として活躍してきた女形(おやま)の役者。女形としては身体は大きめですが、舞台に立ったときの立ち姿は華麗で美しく、見る者を圧倒します。

漆原は初代天海の息子・一平のことを幼い頃からよく知っており、一平には特別な思いを抱いています。

やがて一平が中心人物となって牽引していくことになる「鶴亀家庭劇」にも参加し、自らの役者魂を見せようと意気込みますが、突然一平から「やめてもらいます」と宣告され…。

喜劇から消えてゆく…?女形

一平のモデル人物である2代目渋谷天外は、血気盛んな若き頃に、それまでの喜劇の定番だった女形の出演を排除。女形ではなく実際の女優(女性)を登用していくという改革を目指しました。こうした過程の中で女形に恨みを買った天外は、複数の女形から集団暴行を受けるという苦い経験をしています。

「おちょやん」劇中においても、新劇団旗揚げに息巻く一平が昔ながらの女形・漆原要二郎にクビを言い渡す展開が見られます。幼少期から一平のことを「坊(ぼん)」と呼んで可愛がってきた漆原が、突然クビを宣告してきた一平にどのような態度を見せるのか、そのストーリーが注目されます。

大衆演劇「劇団九州男」座長・大川良太郎

古き良き女形・漆原要二郎を演じるのは、全国を行脚する大衆演劇「劇団九州男(げきだんくすお)」の座長を務める俳優・大川良太郎(大阪市出身)です。

大衆演劇といえば、笑いも涙も音楽も殺陣も、何でもありの総合舞台エンターテインメント。

人気劇団「劇団九州男」の座長を務める大川良太郎は、身長174センチと比較的大柄ながら女形を妖艶華麗に演じ、立役ではセクシーな美男子役も艶やかに演じるなど、美しい容姿と演技力を武器に観客を魅了し続けています。

父・大川九州男(現在は太夫元・杉九洲男)、おじ・金沢伸吾はいずれも「劇団九州男」(前身は「大川劇団」)を立ち上げ二枚看板として支えてきた役者。大川良太郎は7歳で初舞台を踏み、2003年に20代の若さで座長に就任しています。

2008年には「NHK歌謡コンサート」で坂本冬美、清水博正といった演歌歌手の舞台に舞踊出演したほか、2009年には「第60回NHK紅白歌合戦」に北山たけし「剣山」の応援として演舞を見せています。

これまでTVドラマへの出演経験もわずかだった大川良太郎。NHK朝ドラへの出演を機会に、大川良太郎が魅せる大衆演劇の世界に魅了されていく人が増えるかも知れません。

▼「劇団九州男」座長・大川良太郎の公式HP。画像をクリックするとにリンク先・大川良太郎の公式HPに飛びます。

▼「おちょやん」で劇団仲間として共演する大塚宣幸(須賀廼家徳利役)が大川良太郎の一座に出演。

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