「らんまん」槙野万太郎の子供時代を演じる子役 5歳時は森優理斗、9歳時は小林優仁

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NHK連続テレビ小説「らんまん」で主人公・槙野万太郎の少年時代を演じる子役・森優理斗(もり・ゆりと)くん、小林優仁(こばやし・まさひと)くんについてまとめます。

森優理斗くんはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」「鎌倉殿の13人」に、小林優仁くんは「青天を衝け」に出演した経験を持つ人気子役です。

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目次

早くに両親を亡くす万太郎 植物の世界に魅了される

主人公・槙野万太郎(森優理斗→小林優仁→神木隆之介)は、幕末の高知生まれ。生家は酒造業「峰屋」を営む裕福な商家でしたが、早くに父を亡くし、愛情を注いでくれた母・ヒサ(広末涼子)も万太郎が6歳の時に病死。万太郎は祖母のタキ(松坂慶子)によって大切に育てられます。

幼少期から虚弱だった万太郎ですが、大好きな植物を求めて野山を歩きまわるうちに次第に丈夫な身体を持つことに。跡取り息子として立派に育てたいと考えたタキは万太郎を藩校に入れますが、そこで植物の本に出会った万太郎は学問に目覚め、英語・地理・物理・天文など西洋の知識を次々に吸収していきます。

名家の跡取り息子としてタキから期待されていた万太郎。しかし小学校は教育レベルに物足りなくなって自主退学、その後は家業そっちのけで植物採集に明け暮れる日々を送るようになるなど、祖母・タキの思い描いていたものとは違う成長具合を見せていき…。

▼「日本の植物学の父」と呼ばれる偉人・牧野富太郎。その名声とは裏腹に、家族や周囲を振り回し続ける、ちょっとぶっ飛んだヤバい人だなんて話もチラホラ。「らんまん」ではどのように万太郎のキャラクターがアレンジされていくのか、楽しみです。

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万太郎5歳時は「鎌倉殿」出演の森優理斗

物語の序盤、万太郎の人格形成期となる幼少期(5歳時)の大役を任されたのは、芸能事務所「スマイルモンキー」に所属する9歳(小学校3年生)の子役・森優理斗(もり・ゆりと)くんです。※年齢はドラマ放送当時。

【豆知識】「スマイルモンキー」といえば、子役専門の芸能事務所として知られます。「舞いあがれ!」で貴司役を演じた齋藤絢永くん、一太役を演じた野原壱太くんなども「スマイルモンキー」所属。

利発そうな表情でいつもニコニコ、人見知りをしないという特技を持つ優理斗くん。

2018年にNHKの名作ドラマ「透明なゆりかご」の第7話で石澤ミカ(演:片山友希)の弟役としてドラマデビューをすると、同年のTBS系ドラマ「義母と娘のブルース」にも猪本寧々(演:真凛)の息子役で出演。以降、次々に人気ドラマに出演をしていきます。

ざっと出演作を並べると、「イノセンス 冤罪弁護士」(2019年・日本テレビ系・晴斗役)、「わたし旦那をシェアしてた」(2019年・読売テレビ・藤宮慎吾役)、「泣くな研修医」(2021年・テレビ朝日系・雨野隆治役)、「二月の勝者-絶対合格の教室-」(2021年・日本テレビ系・ガイア役)、「となりのチカラ」(2022年・テレビ朝日系・吉井啓介役)、「DCU〜手錠を持ったダイバー〜」(2022年・TBS系・玉井千里役)、「カナカナ」(2022年・NHK・剛士役)、映画「約束のネバーランド」(2020年・フィル役)など、人気タイトルが次々にあがります。

2020年にはNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に朝倉義景の長男・阿君丸(くまぎみまる)役で出演。ユースケ・サンタマリア演じる朝倉義景から溺愛されるも、幼くして毒殺されてしまう悲劇の嫡男役を演じています。

続く2022年には、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演。主人公北条義時の長男・北条泰時(坂口健太郎)の幼少時代である「金剛」役を演じています。金剛は幼い頃から万寿(後の二代将軍・源頼家)の遊び相手となり、母・八重を水難事故で亡くす悲劇に見舞われるもその原因となった少年・鶴丸に優しく接するなど、子役ながら重要な役どころでした。内気で真面目な金剛のイメージが、そのまま坂口健太郎演じる北条泰時に引き継がれていましたね。

万太郎9歳時は「青天を衝け」の小林優仁

▼この愛らしい表情に見覚えがある方も多いはず。大河ドラマ「青天を衝け」で武蔵国・血洗島を駆け巡る聡明な渋沢栄一少年役を演じた子役さんです。

その後、9歳に成長した万太郎(〜12歳)を演じるのは、東京都出身の11歳の小林優仁(こばやし・まさひと)くんです。

ほとんど子役としての実績がなかった2021年、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一の少年時代役に大抜擢されると、活発で可愛らしい栄一少年役を好演。ドラマの成功に大きく貢献し、一躍注目の子役になっています。

同年にはテレビ朝日系ドラマ「桜の塔」で玉木宏が演じた主人公・上條漣の少年時代役で出演。続く2022年にはドラマ「真犯人フラグ」に主人公一家の長男・相良篤斗役で出演。篤斗の幼少期役を演じた実弟の子役・小林篤弘くんと変則的な「共演」を果たしています。

ほかにも「義経のスマホ」(NHK・牛若丸役)、「石子と羽男 そんなコトで訴えます?」(TBS系・相田孝多役)、「六本木クラス」(テレビ朝日系・綾瀬りくの幼少期役)などの人気ドラマに出演をしており、今後も活躍の場を広げていきそうです。

森優理斗くん、小林優仁くんいずれも今回の「らんまん」が朝ドラ初出演となります。

近作の朝ドラで主人公の幼少期を演じた子役たち(浅田芭路=舞いあがれ!、稲垣来泉=ちむどんどん、網本唯舞葵・古川凛・新津ちせ=カムカムエヴリバディなど)はいずれも実力派揃いで、子役たちの貢献によりドラマ序盤の幼少期のストーリーの評判も上々。彼女たちに続く森優理斗くん、小林優仁くんにも大きな期待がかかります。

▼YouTuberとしても活動中。端正で涼しげな顔立ちなので、いずれイケメン俳優に成長していきそうですね。

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