【朝ドラ・エール】裕一が通う「福島商業学校」撮影ロケ地は「安積歴史博物館」(福島県郡山市)

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NHK連続テレビ小説「エール」で主人公・古山裕一が通う「福島商業学校」のシーンが撮影された洋館「安積歴史博物館」(旧福島県尋常中学校本館)についてまとめます。

「福島商業学校」は古関裕而が通った実在の学校であり、現在は福島商業高校となっています。

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目次

裕一が通う「福島商業学校」 現在の福島商業

第3週放送では、古山裕一が「福島商業学校」に通うシーンが描かれていきます。

家業の呉服屋「喜多一」を継ぐべく商業学校に進学した裕一ですが、相変わらず勉強には興味がなく、ハーモニカ倶楽部に所属して音楽に熱中する日々を送ります。

この「福島商業学校」は、裕一のモデル人物である作曲家・古関裕而も実際に通った学校(旧制福島商業学校)のことで、現在は福島県立福島商業高等学校となっています。古関裕而は同校の校歌や青春歌、応援歌「久遠の望みに」を作曲したことでも知られます。

旧制福島商業学校は、東北地方で最初に設立された商業高等学校であり、福島県でも有数の名門校として知られました。

「エール」では村野鉄男として登場した作詞家の野村俊夫や、音楽教育家で指揮者の遠藤武夫、指揮者で作曲家の須田くにおも同校の出身。「信義全力」「不撓不屈」の校訓のもと、文武両道の気風が育まれています。

撮影は「安積歴史博物館」(旧福島県尋常中学校本館)

「福島商業学校」のシーンは、福島県郡山市にある「安積歴史博物館」(旧福島県尋常中学校本館・福島県郡山市開成5-25-63)の建物を使って行われました。

現在は、県立安積高等学校を中心に県の教育の歴史などを伝える「安積歴史博物館」として公開されているこの洋館。

もともとは県内唯一の旧制中学校として開設された「福島県尋常中学校」の本館として明治22年(1889年)に建築された、由緒ある建物です。昭和52年(1977年)には国の指定重要文化財にも指定されています。

館内にはノスタルジーあふれる教室や、レトロなランプ・シャンデリアが印象的な講堂など写真映えする空間が残り、良き被写体を求める写真愛好家などに愛されています。

また、2009年のNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」や2016年のフジテレビ系新春ドラマ「坊っちゃん」の撮影ロケ地として使用されるなど、ドラマや映画の撮影地としても重宝されています。

▼窪田正孝(裕一)が授業を受けていた教室。古い黒板や木製の机が並び、古き良き学び舎の雰囲気が残っています。


photo by M Murakami

▼同じ郡山市内にある県の重要文化財「郡山市開成館」とともに、フォトジェニックな撮影場所として人気がある「安積歴史博物館」。

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