「舞いあがれ!」商品梱包のパートのおばちゃん西口、日高、入江 「商品梱包の仕事は最後の砦や」

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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」12月27日(火)放送の第62回に登場した商品梱包のパートのおばちゃん3人組・西口、日高、入江についてまとめます。

ベテラン俳優のマエダユミ(西口)、林英世(日高)、那々實あぐり(入江)がそれぞれの役を演じています。

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目次

経営危機 パートのおばちゃんのリストラを決断

リーマンショックの影響で借金の返済が滞っていたIWAKURA。総務兼経理の古川課長(中村靖日)からの要求で人員削減を回避できなくなった浩太は、苦渋の決断で商品梱包のパートのおばちゃん3人のリストラを決断することになります。

苦しそうな両親の様子を見た舞は「商品の梱包やったら私でも出来るんちゃうんかな」と申し出て、リストラであく穴を埋めることになります。

商品梱包のパート3人組 西口、日高、入江 「お嬢ちゃん」舞に厳しい言葉

リストラの対象となったのは、西口智子(マエダユミ)、日高多恵子(林英世)、入江(那々實あぐり)の3人。

浩太に案内されて商品梱包の現場に初めて入った舞は、さっそくパートのおばちゃんに見守られながら商品梱包の仕事をやって見せます。しかし、舞は不良品のネジを選別しきれずに梱包してしまい、おばちゃんたちから厳しい言葉を投げかけられてしまいます。

西口「これを見逃せへんことがIWAKURAの品質を守ってんねん。こないなお嬢ちゃんにうちらの後釜がつとまんのやろかー」

入江「素人でも出来る仕事やと思われてるから、真っ先に切られんねやろ」

日高「うちらが、どないな気持ちで働いてきたかも知らんと…」

※履歴書によれば西口智子は51歳。子供も大きくなりフルタイムで働きたくなったため、日頃の挨拶の感じが良かった近所の岩倉螺子製作所を支えたいと入社したとのこと。日高多恵子は53歳。西口に紹介してもらって入社したそうで、前職でもネジ梱包の仕事をしていたそうです。入江の詳細は不明。

※3人を演じていたのは…

マエダユミ(西口智子役)…大阪府出身の66歳の俳優。関西芸術座所属。「カーネーション」、「ごちそうさん」(源太が勤める肉屋「牛樂商店」の女将役)、「まんぷく」(疎開先で出会う夫婦・藤たつ子役)、「カムカムエヴリバディ」(たばこ屋のおばあちゃん役)、「心の傷を癒すということ」などに出演。

林英世(日高多恵子役)…大阪府岸和田市出身の59歳の俳優。「芋たこなんきん」(ツチノコ目撃者・中川伸江役)、「だんだん」(看護師役)、「カーネーション」(毎朝新聞の記者役)、「純と愛」(愛の主治医・緒方真子役)、「ごちそうさん」(紙問屋三島の女将役)「わろてんか」(女学校の校長役)、「おちょやん」などに出演。

・那々實あぐり(入江役)
…大阪市出身の63歳の俳優。「オードリー」、「芋たこなんきん」、「ちりとてちん」、「ウエルかめ」、「カーネーション」、「ごちそうさん」(国防婦人会・伸世役)、「まんぷく」(萬平に嫌味を言う3人組・水沼絹江役)など数々の朝ドラに出演。ほかに「新・いのちの現場から2」「婚姻関係」「アイキャッチャー」など。

「商品梱包の仕事は最後の砦や」舞と社長を激励

ついに3人が退職する日。浩太、めぐみ、舞が申し訳無さそうに3人に頭を下げる中、3人のリーダー格である西口が舞に対して厳しくも温かい言葉を送っています。

西口「お嬢ちゃん、これだけは覚えておき。商品梱包の仕事は最後の砦や。わたしら、不良品一個、ホコリ一個でも見逃したらそのままお客さんのところに届いてしまう。ここのネジはええネジなんや。職人さんらが心込めて作っててな。そのネジをたった一個の不良品のせいで台無しにはできへん。そう思ってこれまで気張って働いてきたんや」

西口「社長、頼むで。この工場、つぶさんといてな」

浩太「はい、必ず立て直します。そん時はまた、お願いします」

舞は決して商品梱包の仕事を下に見ていたわけではないと思いますが、「商品の梱包やったら私でも出来るんちゃうんかな」という発言には、お嬢様育ちで大切にされてきた舞の恵まれた立場がよくあらわれていると思います。

舞がこれまで不自由なく暮らし、何の心配もなく大学、航空学校へと進学できたのも、IWAKURAを支えていた一人ひとりの従業員たちの誇り高い仕事があったからこそ。

舞は実際に商品梱包という地味な仕事と向き合い、初めて町工場を支える仕事人たちの苦労や思いを知ることになりそうです。

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