「らんまん」長屋の住人・及川小春 子役の山本花帆(ミュージカル「アニー」主演)は本作品でドラマデビュー

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NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」に登場する「十徳長屋」の住人で棒手振りの及川福治の娘・小春(こはる)についてまとめます。

及川小春を演じるのは、「アニー(主演)」など数々のミュージカル作品に出演してきた子役・山本花帆(やまもと・かほ)。実力派のミュージカル子役が、満を持してドラマデビューを果たします。

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十徳長屋の少女・小春

上京した万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)が住むことになる、下町の貧乏長屋「十徳長屋(じっとくながや)」。脛に傷を持つクセの強い住人たちが集うこの長屋には、無邪気な子供たちの姿も見られます。

事前告知によれば、長屋に住む子供は、彰義隊の生き残りである倉木隼人(大東駿介)・えい(成海璃子)夫妻のところに一男一女がいるほか、魚の干物を売り歩く棒手振り(ぼてふり)の及川福治(池田鉄洋)のところにも愛娘の及川小春がいるようです。

福治は行商人として毎日真面目に働いているものの、幕末の雰囲気をいつまでも引きずっているのか、荒っぽく粗野な一面も見られます。

娘の小春はしっかり者で、人情深いながらも不器用な父・福治を幼いなりに見守っているようです。事前告知を見た限りでは及川家に母親の影は見られず、何かしらの事情がありそうです。長屋の住人たちに囲まれて少し大人びたところがあるようにも見える小春ですが、彼女なりの悩みや心の傷も抱えていそうですね。

【追記】福治の元妻は、儲からない棒手振りの商売を続ける福治に愛想を尽かし、男を作って出て行ってしまったそう。母親に捨てられたと感じている小春は、自分が愛されていないと感じて育っているようです。

「アニー」主演 ミュージカル子役・山本花帆

及川小春役を演じているのは、スターダストプロモーションに所属する東京都出身、11歳の子役(ミュージカル俳優)・山本花帆(やまもと・かほ)です。

5歳からバレエのレッスンを受け、7歳からは歌を学び、早くから舞台俳優としての才能を開花させている山本花帆。

2018年、くまのがっこうミュージカル「ジャッキー!」で初舞台を経験すると、翌2019年の「レ・ミゼラブル」、2021年の「マリー・アントワネット」など、複数のミュージカル作品に出演。

2022年には、丸美屋食品ミュージカル「アニー」のオーディションを見事に勝ち抜き、主演・アニー役に大抜擢(※山崎杏とWキャスト)。自らの前向きな性格とも重なるというアニー役を見事に演じ切り、子役界でも注目を集める存在になっています。

その前年の2021年には、スターダストプロモーションによる大規模オーディション「第2回スター☆オーディション」において、ファイナリストの中では最年少ながら審査員特別賞を受賞(※応募資格は10歳~22歳までの男女)。「歌うポジティブガール♪」をキャッチフレーズにそれまで培った力強い歌唱力や踊り、演技力を審査員に披露し、その実力とあふれる魅力が認められています。

もともとミュージカルの舞台が出発点であったため、ドラマ出演は「らんまん」が初めて。いきなり朝ドラでのドラマデビューを果たすあたり、スターダストプロモーションから大きな期待を受けていることが伺えます。一般的な子役とは違うルートを通って場数を踏んできており、俳優としてのポテンシャルはかなり高そうです。

▼主演ミュージカル「アニー」初日前の記者会見の様子。向かって右が山本花帆。左がWキャストの山崎杏。二人とも観客からの評判はかなり高かったようですね。

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