「らんまん」東大植物学教室の学生・藤丸次郎 演じる俳優・前原瑞樹は「舞いあがれ!」のむっちゃん役で話題に

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NHK連続テレビ小説「らんまん」に登場する、東京大学の二年生・藤丸次郎(ふじまる・じろう)についてまとめます。

藤丸次郎を演じる俳優・前原瑞樹(まえはら・みずき)は、「舞いあがれ!」に続き二作連続での朝ドラ出演となります。

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東大植物学教室の学生・藤丸次郎

田邊教授(要潤)から東京大学植物学教室への出入りを許された万太郎(神木隆之介)ですが、小学校中退で独学で植物を学んできたこともあり、教室の所属学生たちから冷ややかな目を向けられていきます。

植物学教室に所属する植物学科の二年生・藤丸次郎(前原瑞樹)も、当初は万太郎との間に距離が見られますが、次第に万太郎の自由さや情熱に魅せられていきそうです。

当時二年生だった藤丸は、同級生の波多野泰久(前原滉)とともに講義の準備や宿題、論文執筆、実験室での仕事などが重なり、ほとんど寝ない日々を過ごしているようです。

田邊教授は講義のすべてを英語でおこなうため、学生たちの負担は大変なもの。特に英語が苦手な藤丸は苦労をしているようで、英語が得意な万太郎が手助けをするような場面が訪れるかも知れません。

やがて万太郎と打ち解けた藤丸と波多野は、植物学の雑誌づくりを決意する万太郎に同調。良き植物仲間として、万太郎の植物学雑誌づくりに手を貸してくれることになります。

【追記】藤丸の実家は東京・千住の南あたりで酒問屋をしているとのこと。

※万太郎のモデル・牧野富太郎は東大植物学教室に出入りするようになると、植物学教室に所属していた専科の学生・市川延次郎、染谷徳五郎と懇意になっています。富太郎は市川、染谷と相談の上、植物学教室の矢田部教授(田邊教授のモデル)から許可を得た上で、植物学会の機関紙という形で「植物学雑誌」を創刊しています。

富太郎とともに「植物学雑誌」を立ち上げた東大の友人・市川延次郎と染谷徳五郎が、「らんまん」に登場する藤丸次郎、波多野泰久のモデルのひとつになっていると考えられます。

また、牧野富太郎の自叙伝によれば、市川延次郎の実家は千住大橋にあり酒店だったとのこと。藤丸次郎の設定(=実家が千住の南で酒問屋を営んでいる)と合致していますね。

俳優・前原瑞樹 「舞いあがれ!」でむっちゃん役

藤丸次郎役を演じているのは、長崎県長崎市出身の30歳の俳優・前原瑞樹(まえはら・みずき)です。後述しますが、前作朝ドラ「舞いあがれ!」に出演して話題になった俳優さんですね。

前原瑞樹は、地元の長崎県立長崎東高校から明治大学文学部に進学し、演劇学を専攻して卒業。映画美学校アクターズ・コース第2期初等科を修了し、大学4年生のときに劇団「青年団」に入団しています。所属事務所はBLUE LABEL。

※青年団は平田オリザらが中心となり、学生劇団として生まれています。

2017年にNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で乙女寮の秋田娘・夏井優子の夫役を演じると、NHK BSで放送された石川発地域ドラマ「いよっ!弁慶」(2018年・亀谷六郎役)、毎日放送のドラマ「賭ケグルイ season2」(2019年・真能寺 役)、テレビ朝日系ドラマ「消えた初恋」(2021年・大路弘夢役)、NHKドラマ「恋せぬふたり」(2022年・スーパーの店員水谷役)などに出演をしています。

2023年には、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」にも出演しています。前原瑞樹が演じたのは、長崎・五島でカフェを営む島のお姉さん・さくら(長濱ねる)の結婚相手となった「むっちゃん」こと椿山修役。ドラマ開始当初からさくらは遠距離恋愛中の恋人「むっちゃん」のことを何度も熱く語っていましたが、画面にはなかなか登場せず。満を持してドラマ最終盤に登場した「むっちゃん」は、本当に島にいるかのような気さくな兄ちゃんといった感じで、前原瑞樹の自然な演技にも称賛が集まっています。

プライベートでは、俳優の金子大地(「育休刑事」「鎌倉殿の13人」)と仲が良いという前原瑞樹。今やすっかり売れっ子となっている金子大地のように、前原瑞樹も売れっ子俳優の道を歩んでいくかも知れません。

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