NHK連続テレビ小説「らんまん」で、主人公の万太郎がお世話になる神田の大畑印刷所。
その一人娘・大畑佳代役で、朝ドラ初出演となる女優・田村芽実(たむら・めいみ)が登場します。
大畑印刷所の一人娘・大畑佳代
本日はめでたい日。#未完成のエピローグ
— 田村芽実 (@Tamura_Meimi) April 26, 2023
による#つぼみたちのエピローグ
初日。
そして、「らんまん」解禁!
すごくすごく嬉しい日。
相方の有村につぼみブーケをプレゼントしてもらい、私もプレゼント。
ふぅ、ひといき。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
明日からも頑張ります! pic.twitter.com/YYLw4f9aOY
植物学教室の学生・波多野泰久(前原滉)、藤丸次郎(前原瑞樹)の賛同も得て、植物学雑誌の創刊を目指すことになった万太郎(神木隆之介)。
雑誌製作のためには自ら石版印刷の技術を身につけるべきだと考えた万太郎は、神田にある大畑印刷所に飛び込み、店主の大畑義平(奥田瑛二)にここで働かせて欲しいと頼み込むことになります。
技術を教えてもらう授業料も払うと言い出す万太郎に驚きを隠せない義平と妻のイチ(鶴田真由)ですが、熱意に負けてこれを承諾します。
こうして夜間に大畑印刷所に通って働くことになった万太郎は、大畑家の人々と交流を深めていきます。義平とイチには年頃の一人娘・佳代(田村芽実)がおり、万太郎と仲良くなっていきそうです。
佳代はチャキチャキの江戸っ子であり、気性が荒い印刷所の職人たちの影響を受けたのか言葉も強め。初対面の万太郎に対し「汚い!うるさいし汗臭い!」と言い放つなどなかなかの毒舌です。
万太郎はこの時期、一人前になるまでは寿恵子(浜辺美波)には会わないと心に決めて自分の仕事に打ち込んでいきます。この間に寿恵子と高藤は急速に接近していく一方で、万太郎は大畑夫妻に気に入られていき、佳代の婿候補になるなんていう展開があるかもしれません。
※「らんまん」の大畑義平は、牧野富太郎とその妻・壽衛子(主人公夫婦のモデル)の恋のキューピッドとなった神田の印刷所の主人・太田義二がモデルになっています。この太田義二は富太郎から恋の相談を受けると一肌脱ぎ、菓子屋を営んでいた壽衛子の母に話を通し、二人の結婚を成就させています。
富太郎の自叙伝には恩人である太田義二がたびたび登場していますが、その家族についての言及は見当たりません。「らんまん」に登場する大畑佳代は、万太郎の恋を前進させる役割を担うキャラクターではないかと予想しています。
元アンジュルム 女優、歌手の田村芽実
大畑佳代役を演じているのは、群馬県伊勢崎市出身の24歳の俳優、歌手・田村芽実(たむら・めいみ)です。
幼少期から子役として活動し、ミュージカル舞台「サウンド オブ ミュージック」(2007年・グレーテル役)、「しゅごキャラ!」(2009年・結木やや役)、「きみにとどけ…〜この愛 永遠に時をこえて〜」(2010年〜・栗原光役)、「ココ・スマイル」(2010年・主演ココ役)などに出演。実力派の子役として経験を積んでいます。
12歳だった2011年には、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「アンジュルム(旧スマイレージ)」の正式メンバーに。17歳になる2016年に卒業するまでの5年間、歌って踊れる実力を発揮し、同グループの主要メンバーとしてアイドル活動を行っています。
翌2017年からは俳優活動を本格的に開始(再開)。尊敬する故・本田美奈子.役を演じた主演舞台「minako-太陽になった歌姫-」(2017年)、浪漫活劇「るろうに剣心」(2018年・三条燕役)、「ウエスト・サイド・ストーリー」(2020年・ヒロイン マリア役)、「ジェイミー」(2021年・プリティ役)など数々のミュージカル舞台に出演。いわゆる「アイドル」のイメージを超えた本格的な舞台俳優として活躍を見せています。
2022年には古川琴音が主役を演じて好評となったNHKの特集ドラマ「アイドル」に出演。主人公・明日待子と2枚看板で活躍するトップアイドル・小柳ナナ子役を見事に演じ、その実力を地上波で見せつけています。「らんまん」でNHKからの評価をさらに得ることができれば、NHKドラマへの出演が増えていきそうですね。
大の植物好き 読売新聞にコラムを連載
46回目だと、、
— 田村芽実 (@Tamura_Meimi) May 10, 2023
ほんとに、私の言葉愛は、読売新聞さんに育ててもらっていると実感しております。
心から感謝とときめき🫂 https://t.co/oFIkSepfh7
実力派俳優としてのイメージも強い田村芽実ですが、その素顔は「築年数不明の古民家の庭でお花を育てたり、編み物をしたり、本を読んだりレコードやラジオを聴いたりして暮らしている」(本人の公式ツイッタープロフィール文より)というしなやかな感性をもっています。
特に、2年前から始めたというガーデニングにのめりこむなど、花好きであることはよく知られています。持ち前の文才と豊かな観察眼により読売新聞の夕刊にコラム「ひめごと」を連載し、その柔らかく軽やかな筆致により多くのファンを魅了しています。
植物を心から愛する槙野万太郎が主人公の「らんまん」への出演が決まり、本人の喜びが画面から伝わってきそうです。
田村芽実ちゃんが
— 中別府葵 (@nakabeppuaoi) April 27, 2023
初脚本、演出、作詞、出演を務める
朗読音楽劇「つぼみたちのエピローグ」と有村佳奈さんとの展覧会「未完成のエピローグ」を観てきました。
めいちゃんどれほどの可能性を秘めた女の子なの!Twitterの文字数じゃ絶対書ききれないほど素敵すぎて感じたことは山ほどあるんだけどとにか pic.twitter.com/we82BOsM2b