「らんまん」実業家・高藤雅修(伊礼彼方) 寿恵子を見初め、万太郎の恋のライバルに?

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NHK連続テレビ小説「らんまん」に登場する元薩摩藩士の実業家・高藤雅修(たかとう・まさなり)。寿恵子を見初めた高藤が、万太郎の恋路に立ちはだかっていきそうです。

高藤雅修を演じるのは、ミュージカル俳優として活躍する伊礼彼方(いれい・かなた)です。

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寿恵子を見初めるイケメン実業家・高藤雅修

菓子屋の娘・寿恵子(浜辺美波)と運命の再会を果たし、恋心を燃え上がらせていく万太郎(神木隆之介)ですが、思わぬ恋のライバルが出現しそうです。

ある日、叔母のみえ(宮澤エマ)からの頼みで白梅堂の和菓子をサロンに届けに行った寿恵子は、元薩摩藩士で実業家の高藤雅修(伊礼彼方)という男性に見初められます。

西洋帰りの高藤は鹿鳴館の建設計画にも携わっているというイケメンのエリート。高藤から舞踏練習会に参加してほしいと誘われた寿恵子は一度はこれを断りますが、クララ・ローレンス(アナンダ・ジェイコブズ)というアメリカ人女性のダンスを見て感銘を受けると、高藤の申し出を受け入れることになります。

こうして高藤家のサロンにも出入りするようになった寿恵子は、高藤との距離が近づいていきます。田邊教授(要潤)のお供をするために高藤家サロンで開催された西洋音楽会に参加した万太郎は、そこで高藤と親しげに話すドレス姿の寿恵子を見てしまいます。

高藤は弥江(梅舟惟永)という妻がいますがもとより関係は冷めきっており、寿恵子を人生のパートナー(立場的にはお妾さん)として横浜の別宅に迎えたいようです。

万太郎が一人前の植物学者になるために寿恵子と会うことを控えている中、その事情を知らない寿恵子は、男尊女卑な本心が見え隠れする高藤の申し入れを受け入れるべきか思い悩むようになり…。

※高藤雅修と寿恵子のエピソードは、基本的にはフィクションと考えてよさそうです。

牧野富太郎の妻・壽衛子(寿恵子のモデル人物)は、元彦根藩士の父が亡くなる前の裕福だった幼少期には踊りを習ったり唄のお稽古をしたりと派手な生活をしていたそうです。

その後、母の女手ひとつで菓子屋の娘として育った壽衛子。母の苦労を見てきたからなのか、壽衛子は若い頃から芝居や着物の帯といった流行り物には目もくれず、夫となった富太郎の研究生活を支えたとか。

「らんまん」では叔母の笠崎みえ(宮澤エマ)が寿恵子に対して「玉の輿」を強く推奨してきますが、寿恵子はそんな気はまったくなし。高藤との恋愛エピソードは、地に足のついた寿恵子の性格を印象づけるものとなりそうです。

ミュージカル俳優・伊礼彼方

伊礼彼方(いれい・かなた)は、アルゼンチン生まれ、神奈川県育ちの41歳の俳優。沖縄県出身の父とチリ出身の母の間に生まれており、エキゾチックな風貌が高藤雅修役にマッチしそうです。

中学時代から音楽活動、ライブ活動を行っていた伊礼彼方。やがてミュージカルの世界に出会い、俳優の道へと進んでいます。

2006年、オーディションにより舞台「ミュージカル テニスの王子様」の佐伯虎次郎役でデビューすると、「エリザベート」(2008年〜・皇太子ルドルフ役)、「The Musical AIDA アイーダ」(2009年・ラダメス役)、「アンナ・カレーニナ」(2010年〜・ヴロンスキー役)、「ハムレット」(2012年・レアティーズ役)、「スリル・ミー」(2014年・彼役)、「嵐が丘」(2015年・エドガー・リントン役)、「JERSEY BOYS」(2018年・トミー・デヴィート役)など数々のミュージカル舞台作品に出演。

2019年にはミュージカル「レ・ミゼラブル」のジャベール役で読売演劇大賞にノミネートされるなど、人気のミュージカル俳優として顕著な活躍を見せています。また、ソロライブや朗読劇、ラジオドラマへの出演など幅広いジャンルでの活動も見せています。

これまでのテレビ出演は、舞台の宣伝も兼ねたバラエティ番組への出演や、ミュージカル俳優としての音楽番組への出演などが多かった印象があります。

テレビ俳優としての出演は、2014年の土曜ワイド劇場「内田康夫サスペンス 福原警部」(テレビ朝日系)、2015年の「警部補・杉山真太郎〜吉祥寺署事件ファイル」(TBS系)などの単発出演があった程度。「らんまん」出演により、テレビドラマへの出演が増えていくかも知れません。

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