「らんまん」東京大学植物学教室のメンバー・出演者(教授陣、学生)まとめ 朝ドラ経験俳優も多数登場

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NHK連続テレビ小説「らんまん」の東京編で登場している東京大学理学部の植物学教室。「青長屋」と称されるこの教室(研究室)にはクセの強い教授陣や個性豊かな学生たちが集ってます。

この記事では、植物学教室に所属する教授・講師陣、学生メンバーをまとめます。朝ドラ出演歴を持つ俳優(特に「まんぷく」出演者)が多数登場していますので、各俳優の簡単なプロフィール、出演作なども併記します。

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目次

植物学教室 教授・講師陣

初代教授・田邊彰久…要潤(朝ドラ「まんてん」「まんぷく」)

植物学教室の初代教授を務める教授・田邊彰久(たなべ・あきひさ)。モデルは牧野富太郎が師事した東京大学植物学教室の矢田部良吉教授か。

土佐植物目録などを持参して飛び込みでやってきた万太郎を気に入り、植物学教室への出入りを許可する。アメリカの名門・コーネル大学に留学経験があり、西洋文化に精通している。授業もすべて英語で行うため学生たちを苦しめている側面があり、准教授の徳永は田邊に対し「外国かぶれ」だと不満を持っている。

建設が進む鹿鳴館のプロデュース的なお役目も任されており、ダンスを習ってくれる日本人を探している。土佐の人にちょっとした恩義があるらしい。

▷要潤(かなめ・じゅん)…香川県三豊市出身の42歳の俳優。ドラマ「仮面ライダーアギト」「新・愛の嵐」「ヒミツの花園」などで人気を博し、大河ドラマ「龍馬伝」「花燃ゆ」「青天を衝け」にも出演。NHK歴史番組「タイムスクープハンター」や故郷香川のPR「うどん県・副知事」など、バラエティ色が強い仕事も器用にこなす。NHK朝ドラは「まんてん」(2002年)でアカツキ重工の中島隆役を演じたほか、「まんぷく」(2018年)ではヒロインの義兄・香田忠彦役を演じている。

助教授・徳永政市…田中哲司(朝ドラ「まんぷく」)

植物学教室の助教授で、田邊教授に続くナンバー2的な地位にある研究者・徳永政市(とくなが・せいいち)。東京大学植物学教室の松村任三助教授がモデルか。

武家出身でいまだに江戸時代の価値観を引きずっており、頭が固い。もともと法学部志望で英語が苦手。名門である東京大学の権威を重んじており、小学校中退で型破りな研究を続けてきた万太郎を毛嫌いし、反発を見せていく。格上の田邊教授に対しても面白くない感情を抱いている様子。万葉集など和歌や文学が好き。

▷田中哲司(たなか・てつし)…三重県鈴鹿市出身の57歳の俳優。妻は俳優の仲間由紀恵。串田和美、岩松了ら大物演劇人が演出する舞台に多数出演し、2015年には第50回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。ドラマ「ブラッディ・マンデイ」「SPEC」「緊急取調室」「あなたの番です」「龍馬伝」「軍師官兵衛」などにも出演し、名バイプレイヤーとして高い評価を得ている。NHK朝ドラは2019年の「まんぷく」で悪徳ライバル会社・テイコー食品の社長・猿渡鎌作役を演じて以来の出演。

講師・大窪昭三郎…今野浩喜(朝ドラ「まんぷく」「エール」)

植物学の講師・大窪昭三郎(おおくぼ・しょうざぶろう)。東京大学植物学教室に所属した植物学者・大久保三郎がモデルか。

徳永助教授の腰巾着的な存在で、教室に出入りするようになった万太郎に批判的な態度を見せていく。学生たちと雑談を交わすなど徳永ほど権威的ではなく、学生たちと近い立場にいる。

▷今野浩喜(こんの・ひろき)…埼玉県新座市出身の44歳の芸人、俳優。人力舎所属のお笑いコンビ「キングオブコメディ」のボケ担当として活躍を見せたものの、相方の不祥事によりコンビ解散。近年はピン芸人として活動するとともに、ドラマ「下町ロケット」「真田丸」「ブラックペアン」「テセウスの船」などにレギュラーし俳優として活躍。NHK朝ドラは2019年の「まんぷく」でまんぷく食品の従業員・坂部勝役を演じたほか、2020年の「エール」では東京オリンピックの式典運営協議会メンバー・酒井役で出演。

【余談情報】「まんぷく」で演じたまんぷく食品の従業員・坂部勝は、田中哲司が演じたテイコー食品の悪徳社長に引き抜かれるという役柄。「らんまん」で田中哲司・今野浩喜の再共演が実現。

植物学教室 所属学生 ※学年は万太郎が初めて教室に来た当時

4年生・細田晃助…渋谷謙人(朝ドラ「ひよっこ」)

植物学教室に所属する4回生・細田晃助(ほそだ・こうすけ)。

もじゃもじゃ頭にゲジゲジ眉毛の最上級生。講師の大窪とともに、突然教室にやって来た万太郎を小馬鹿にする。

卒業後はドイツに留学して最新の植物生理学を学ぶと、帝国大学理科大学の助教授に就任。植物解剖学をドイツから持ち帰った徳永教授とともに教室に変革をもたらすことに。

▷渋谷謙人(しぶや・けんと)…神奈川県足柄上郡大井町出身の35歳の俳優。「劇団ひまわり」出身の元子役で、NHK教育テレビ・ドラマ愛の詩「どっちがどっち!」(2002年)に主演した経験を持つ。ほかに大河ドラマ「利家とまつ」「いだてん」「青天を衝け」や民放ドラマ「戦力外捜査官」「ソロ活女子のススメ」などに出演。NHK朝ドラは、「まれ」のスピンオフ作品「一子の恋〜洋一郎25年目の決断〜」(2015年)で猪俣祐二役を演じたほか、2017年の「ひよっこ」ではヒロインの親友の兄・助川豊作役でレギュラー出演をしている。

【余談情報】「ひよっこ」で渋谷謙人と兄妹役を演じた佐久間由衣(助川時子役)が「らんまん」にも主人公の姉・綾役で出演中。「らんまん」での再共演があるのか楽しみ。

3年生・飯島悟…高橋里央

植物学教室に所属する3回生・飯島悟(いいじま・さとる)。

髪型をキッチリと整えた中肉中背の学生。後輩の2年生たちに作業の指示を出す。

▷高橋里央(たかはし・りお)…神奈川県出身の29歳の俳優。母は宝塚歌劇団・雪組出身の女優で、自身も芸能の道に進んでいる。舞台「ミュージカル テニスの王子様」「美内すずえ×ガラスの仮面劇場・女海賊ビアンカ」「銀河鉄道999~GALAXY OPERA~」「夢王国と眠れる100人の王子様 On Stage」など多数作品に出演。大河ドラマ「花燃ゆ」や民放ドラマ「相棒 Season21」などにも出演経験あり。NHK朝ドラ初出演。

3年生・柴豊隆…岸野健太

植物学教室に所属する3回生・柴豊隆(しば・とよたか)。

坊主頭に丸メガネ、青ヒゲの男。万太郎の経歴を知ると露骨に馬鹿にし、失笑する。

※第14週ではすでに卒業している。

▷岸野健太(きしの・けんた)…劇団「てがみ座」に所属する東京都出身の33歳の俳優。NHKプレミアムドラマ「すぐ死ぬんだから」、NHKドラマ「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」などに出演。

2年生・波多野泰久…前原滉(朝ドラ「まんぷく」)

植物学教室に所属する2回生・波多野泰久(はたの・やすひさ)。下級生として雑用をこなす忙しい日々を送っている。

極度の近眼で、メガネキャラ。自由奔放に生きている万太郎に興味を抱き、早くから万太郎の存在を受け入れていく。後に万太郎とともに「植物学雑誌」の創刊に携わることに。

※第14週では新4年生になっている。

▷前原滉(まえはら・こう)…宮城県仙台市出身の30歳の俳優。ドラマ「重版出来!」「おんな城主 直虎」「陸王」「あなたの番です」「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」、映画「3月のライオン 前編」などへの出演で知られる。NHK朝ドラは2018年の「まんぷく」に製塩所の塩軍団の一員・小松原完二役で出演。

2年生・藤丸次郎…前原瑞樹(朝ドラ「舞いあがれ!」)

植物学教室に所属する2回生・藤丸次郎(ふじまる・じろう)。植物学教室で飼っているウサギをこよなく愛する男で、下級生として雑用をこなす忙しい日々を送っている。

英語が苦手であり、田邊教授が行う英語での授業に四苦八苦している。後に万太郎とともに「植物学雑誌」の創刊に携わることに。

※第14週では新4年生になっている。

▷前原瑞樹(まえはら・みずき)…長崎県長崎市出身の30歳の俳優。ドラマ「いよっ!弁慶」「賭ケグルイ season2」「消えた初恋」「恋せぬふたり」などに出演。NHK朝ドラは前作「舞いあがれ!」で五島の謎の男「むっちゃん」こと椿山修役を演じたばかり。

新2年生・澤口晋介…犬飼直紀

第14週から登場。新たに植物学教室に所蔵することになった新2年生。短髪で色白。初対面の万太郎に対し、「小学校中退と聞いたんですけど本当ですか?」と質問してくる。

新2年生・山根宏則…井上想良

第14週から登場。新たに植物学教室に所蔵することになった新2年生。長髪で背が高い。万太郎と初対面し、感激をする。

明治26年時点の大学院生・花岡卓司…高島豪志

第22週から登場。万太郎が7年ぶりに植物学教室に復帰した明治26年(1983年)時点で教室に所属している大学院生。4人の中で一番高身長。検定の責任はすべて自分が負っていると万太郎に説明する。

明治26年時点の大学院生?・小堀六郎…深澤嵐

第22週から登場。万太郎が7年ぶりに植物学教室に復帰した明治26年(1983年)時点で教室に所属している学生。花岡同様に白衣の中に学生服ではなくシャツを着ていることから、小堀も大学院生か。

明治26年時点の学生・関谷篤彦…岩本晟彦

第22週から登場。万太郎が7年ぶりに植物学教室に復帰した明治26年(1983年)時点で教室に所属している学生。

明治26年時点の学生・北園晋…ひぐち朋

第22週から登場。万太郎が7年ぶりに植物学教室に復帰した明治26年(1983年)時点で教室に所属している学生。

その他

用務員・脇田伝助…小野まじめ(クールポコ。)

第36回で登場。植物学教室など校舎の管理をしている用務員(?)のおじさん・脇田伝助。朝早くから熱心に教室に通う万太郎に感心し、万太郎のために鍵の解錠時間早くすると約束。※万太郎は、お笑いコンビ「クールポコ。」小野まじめの持ちネタである「なぁに~やっちまったな!」を引用し、「なぁに~?開けてくださるんですか!」と発言。

▷小野まじめ…お笑いコンビ「クールポコ。」のボケ担当。東京都出身の45歳。

画工・野宮朔太郎…亀田佳明

第37回で登場。植物学教室お抱えの画工。野宮はもともと福井の中学校で図画の教師をしていた人物で、その絵の才能を買われて田邊教授に引き抜かれている。本来は人物画を好むが、食うために田邊教授の指示に従っている。

植物学者・伊藤孝光…落合モトキ

今後登場予定。伝説の本草学者・伊藤圭介の孫で、若き植物学者・伊藤孝光(いとう・たかみつ)。

モデルは本草学者・伊藤圭介の孫で、東京大学植物学教室に出入りしていた在野の植物学者・伊藤篤太郎(いとう・とくたろう)か。伊藤篤太郎はトガクシソウの命名を巡り矢田部良吉教授とトラブルとなり「破門草事件」が発生する原因となった人物。

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