「らんまん」演歌歌手・三山ひろしが出演 呉服商「仙石屋」主人・浜村義兵衛役

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NHK連続テレビ小説「らんまん」第13週に高知県出身の演歌歌手・三山ひろしが出演します。

この記事では、三山ひろしが演じる浜村義兵衛役についてまとめるとともに、三山ひろしの簡単な経歴などもまとめます。

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目次

峰屋の得意先「仙石屋」のヤマザクラが…

三山ひろしが演じるのは、高知の呉服商「仙石屋」の主人・浜村義兵衛(はまむら・ぎへい)役です。第13週(6月26日〜)の登場になりそうです。

万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)の結婚が決まったため、タキ(松坂慶子)は呉服屋「仙石屋」を呼び、寿恵子の花嫁衣装を注文することになります。仙石屋は峰屋の昔からの得意先であり、主人の浜村義兵衛(三山ひろし)とタキもよく知る間柄です。

その際、タキは仙石屋のヤマザクラが病気にかかっていることを知ります。帰郷中だった万太郎にとっても、仙石屋のヤマザクラは昔からよく知る思い出深い植物のひとつ。万太郎は自分の目でヤマザクラの病状を確かめると、病気を直そうと研究を始めることになります。

すっかり老いて病と戦っているタキに、もう一度仙石屋のヤマザクラが咲き誇る様子を見せたい。万太郎はそんな思いを胸にヤマザクラの病気を研究し…。

高知出身の演歌歌手・三山ひろし 紅白のけん玉でおなじみ

浜村義兵衛を演じているのは、高知県南国市出身の42歳の演歌歌手・三山ひろしです。「らんまん」高知編におけるご当地俳優の一人として登場します。

※「らんまん」高知編には広末涼子(万太郎の母・ヒサ役)、島崎和歌子(民権活動家・楠野喜江役)、中村里帆(峰屋女中・たま役)ら高知県出身俳優が出演。

幼少期に両親が離婚したこともあり、家計を助けるために中学生時代から新聞配達のアルバイトを行い、高校卒業後には地元のガソリンスタンドに就職したという三山ひろし。

苦労も経験して育ったようですが、少年時代から続けていた演歌のレッスンが人生を切り開いていくことになります。

23歳になっていた2004年、地元の高知県で開催されたNHK「のど自慢」(土佐清水市大会)でチャンピオンを獲得すると、これで自身を得たのか、25歳の時に本格的に歌手の道を目指して上京。

レストランでウェイターとして働きながら下積み時代を過ごすと、2007年に「日本クラウン創立45周年記念新人オーディション」で準グランプリを受賞。2009年に「人恋酒場(ひとこいさかば)」でメジャーデビューを果たしています。この「人恋酒場」はオリコンチャートで17位を記録。売り上げが10万枚を突破してゴールドディスクに認定されるなど、上々のデビューを飾っています。

その後も「お岩木山」(2015年・オリコンチャート13位)、「四万十川」(2016年・オリコンチャート11位)、「男の流儀」(2017年・オリコンチャート13位)、「望郷山河」(2019年・オリコンチャート8位)、「北のおんな町」(2020年・オリコンチャート9位)などコンスタントに良作をリリース。

2015年からは8年連続でNHK「紅白歌合戦」に出場。2017年からは余興芸・特技だった「けん玉」を紅白歌合戦の舞台演出に取り入れ、「けん玉のギネス世界記録に挑戦」と題したパフォーマンスが紅白の名物になるなど、お茶の間でもおなじみの演歌歌手になっています。※日本けん玉協会会員で、けん玉大使にも任命。2017年には芸能界では単独最上段位となるけん玉四段を取得。

これまで俳優業としての活動はほとんど見られず、「らんまん」がテレビドラマデビューとなります。撮影に際し、ふるさとの土佐弁で話せるために安心感はあったそうですが、方言指導の先生の助言を聞き入れて分かりやすいセリフ回しに注意したそうです。また、大女優の松坂慶子との共演に大きな感動を覚えたとのことで、そうした緊張感が画面から見えてくるかもしれません。

▼地元・高知への愛も強く、2013年には「よさこい親善大使」(都はるみ、ソニンに続き3人目)に任命。高知が誇る地元の星の一人です。

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