「らんまん」視聴率が右肩上がりで上昇中 松坂慶子出演の朝ドラに外れなし?

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NHK連続テレビ小説「らんまん」は第11週(6月12日〜16日)の週平均視聴率(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)がこれまでで最高の17.1%を記録しています。

「らんまん」の好調を受けて「松坂慶子出演の朝ドラに外れなし!」という声もチラホラと上がり始めていますので、松坂慶子の過去の朝ドラ出演作品などもまとめてみます。

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目次

「らんまん」視聴率推移 右肩上がりの傾向

週平均視聴率サブタイトル備考
115.4%バイカオウレン母・ヒサが亡くなる
215.1%キンセイラン万太郎、名教館で学ぶ
315.8%ジョウロウホトトギス万太郎と寿恵子が出会う
415.8%ササユリ民権運動家と交流
514.4%キツネノカミソリ万太郎、上京を決意
616.5%ドクダミ万太郎が上京、寿恵子と再会
716.3%ボタン牡丹の植物画を寿恵子に贈る
816.3%シロツメクサ植物学教室に友達が出来る
916.1%ヒルムシロ高藤が寿恵子に急接近
1016.5%ノアザミ印刷所で修行開始、恋に暗雲
1117.1%ユウガオ万太郎と寿恵子の恋が成就
12マルバマンネングサ寿恵子を連れて里帰り
※数字はいずれもビデオリサーチ社調べ・関東地区

ここ数年の朝ドラの不調を受けてそもそものベースとなる視聴率が低下しており、「らんまん」の第1週の平均視聴率も15.4%と低空飛行でスタートを切っています。

しかし、主演の神木隆之介と浜辺美波が本格登場した第3週、 上京した万太郎が寿恵子と再会し恋の予感が漂った第6週、寿恵子と高藤が急接近した第10週など、浜辺美波が関連する週を中心に視聴率が上昇を見せています。

そして、万太郎と寿恵子の恋の行方が決した第11週ではこれまでで最高の17.1%を記録。週平均視聴率は第1週から1.7ポイント上昇しており、全体的に右肩上がりの傾向を見せています。

低めの期待感と視聴率でスタートし、物語の進展とともに徐々に視聴率も話題性も上がっていくという、朝ドラ成功の典型的なパターンですね(「ゲゲゲの女房」「ひよっこ」「カムカムエヴリバディ」などがこのパターン)。※数字はいずれもビデオリサーチ社調べ・関東地区。

「らんまん」は主演の神木隆之介、浜辺美波の魅力はもちろんのこと、脇を固める松坂慶子(祖母・槙野タキ役)、志尊淳(相棒・井上竹雄役)、要潤(教授・田邊彰久役)、田中哲司(助教授・徳永政市役)、前原滉(学生・波多野泰久)、前原瑞樹(学生・藤丸次郎)、伊礼彼方(実業家・高藤雅修)らのキャラクターも個性的。その温かい世界観も相まって、毎日の放送が楽しみになっている方も増えているようです。

松坂慶子出演の朝ドラに外れなし!出演作はいずれもヒット

直接的な因果関係は不明ですが、いつの頃からか「松坂慶子が出演する朝ドラに外れなし」という声がチラホラと聞こえるようになっています。

古くはNHK大河ドラマ「国盗り物語」(1973年)のヒロイン・濃姫役の好演や、映画「青春の門」「男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎」(1981年)、「蒲田行進曲」(1982年)、「死の棘」(1990年)などでの各映画賞の受賞もあり、今や日本を代表する大女優の一人になっている松坂慶子(70歳)。

昨年はNHKドラマ「一橋桐子の犯罪日記」に主演し気弱な老女役をコミカルに演じており、近年はコメディエンヌとしての魅力も見せています。

朝ドラ初出演は「ゲゲゲの女房」 朝ドラ復活のヒット作

松坂慶子がNHK連続テレビ小説に初出演したのは、2010年放送の「ゲゲゲの女房」(NHK東京)でした。

この時に松坂慶子が演じたのは、ヒロインの布美枝(松下奈緒)が東京でもっとも信頼を寄せる調布の貸本屋「こみち書房」の女店主・田中美智子役。

ご存知のとおり「ゲゲゲの女房」は朝ドラ低迷期にあって大ヒット。週平均視聴率は第1週の15.8%から右肩上がりとなり、最終回には番組最高視聴率となる23.6%を記録しています。「ゲゲゲの女房」で復活の狼煙(のろし)をあげた朝ドラは、その後も「あまちゃん」「ごちそうさん」「花子とアン」「あさが来た」「マッサン」などヒット作を連発しています。

名作「あさが来た」では大隈綾子役

松坂慶子にとって2作目の朝ドラ出演となった2015年放送の朝ドラ「あさが来た」(NHK大阪)。こちらも平均視聴率23.5%を記録したヒット作として知られます。第24回橋田賞受賞作品であり、出演俳優たちも多くの賞を受賞するなど業界でも評価が高かった名作ですね。

松坂慶子が「あさが来た」で演じたのは、大隈重信の妻・大隈綾子役。実業家として成功したヒロイン・あさ(波瑠)が日本初の女子大学校の設立を目指す際に、その考えに賛同して熱心な協力者となってくれた重要人物であり、物語終盤に確かな存在感を見せていました。

「まんぷく」の母親役 「ブシムス」が流行語に

そして記憶に新しいのが、2018年から放送されたNHK連続テレビ小説「まんぷく」(NHK大阪)です。

松坂慶子はヒロイン・福子(安藤サクラ)の母・今井鈴役でレギュラー出演をしています。

鈴は源義経の末裔を自称し、「私は武士の娘です!」が口癖。天然ボケ満載で可愛らしい鈴のキャラクターは人気となり、劇中で何度も繰り返される鈴の口癖が「ブシムス」と略されて流行語になっています。ドラマの名物キャラクターを演じた松坂慶子は、平均視聴率21.4%を記録した「まんぷく」のヒットに大きな貢献を見せています。

松坂慶子はこの「まんぷく」への出演で第15回コンフィデンスアワード・ドラマ賞助演女優賞、第27回橋田賞を受賞。飄々とした可愛い天然おばあちゃん役という、松坂慶子の新たな可能性を見せた演技でしたね。

「らんまん」では第13週あたりで退場か

「らんまん」第12週では、寿恵子との結婚が決まった万太郎が故郷の高知・佐川町に帰郷。第13週にかけて、高知で過ごす日々が描かれていきそうです。

松坂慶子が演じる祖母のタキは末期がんに侵されており、ドラマからの退場も近そうです。「松坂慶子が出演する朝ドラに外れなし」という言葉が本当であれば、いよいよ夫婦揃っての大冒険が始まる「らんまん」後半の視聴率もますます上がっていきそうですが、果たして…。

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