NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に登場する怪しい実業家・我那覇(がなは)についてまとめます。一攫千金ばかりを夢見てろくでもない人生を歩んでいくことになるヒロインの兄・賢秀ですが、その波乱の人生の幕開けは怪しい男・我那覇によってもたらされそうです。
我那覇を演じているのは、千葉県出身の俳優・田久保宗稔(たくぼ・むねとし)です。
怪しい投資話を持ちかける我那覇
名護にあるハンバーガーショップ「サンセットバーガー」の昔からの馴染み客・我那覇良昭(田久保宗稔)。
我那覇商事という会社の社長をしているらしい我那覇は、店にやって来た賢秀(竜星涼)に目を付けると、お金が倍になるという怪しい投資話を持ちかけることになります。
最近、通貨交換を利用した詐欺が増えているという山原界隈でしたが、賢秀はそんなことを知る由もありません。家族のために何とかしてお金を稼ぎたい賢秀は、この投資話に飛びつくことになります。
我那覇が提示した投資の条件は、最低1000ドルから受け付けるというもの。賢秀は母・優子(仲間由紀恵)を通し、叔父・賢吉(石丸謙二郎)から借金をすると、我那覇になけなしのお金を渡してしまい…。
【追記】第9週では、養豚場から失踪して一攫千金を夢見る賢秀が我那覇と再会。「ガナハビジネス」なる怪しい会社を立ち上げている我那覇からそそのかされた賢秀は、健康食品「紅茶豆腐」のビジネスを我那覇とともに手掛けていくことになります。
案の定、賢秀からお金を巻き上げた末に我那覇は再び逃亡。我那覇は「身内に不幸がありしばらく東京を離れる。君から預かった金はしばらく貸しといてくれ」という言い訳の置き手紙を賢秀に残しています。今後、まだまだ我那覇の登場がありそうですね。
俳優・田久保宗稔
NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』、いよいよ明日スタートです☺️
— 田久保 宗稔 (@MunetoshiTakubo) April 10, 2022
お楽しみに!!
楽屋でちむどんどんの図。 pic.twitter.com/NymsRqPlTq
我那覇を演じているのは、千葉県市川市出身の53歳の俳優・田久保宗稔(たくぼ・むねとし)です。
「ちむどんどん」の脚本を担当する羽原大介氏が立ち上げた劇団「昭和芸能舎」(※2020年に発展的解散)に所属し、同劇団の舞台に多数出演したほか、「フラガール」(脚本・羽原大介)、「熱海殺人事件」(作・つかこうへい)などの舞台作品に多数出演をしています。
※劇団「昭和芸能舎」には朝ドラ「マッサン」(脚本:羽原大介)などへの出演で知られる俳優・及川いぞうのほか、「ちむどんどん」にも出演している俳優・しるさ(鶴見の沖縄食堂の娘・金城トミ役)、浦島三太朗(山原西派出所・タケヒロ巡査役)なども所属していました。恐らく、羽原大介氏の繋がりで今回の田久保宗稔の出演が決まったものと思われます。
映像作品では、映画「オトコタチノ狂」(2004年・土方歳三役)、「石の降る丘」(2011年・小館中也役)、ドラマ「MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜」(2014年・TBS・黒木役)、「誤断」(2015年・WOWOW・野分広報部長役)、「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」(2021年・テレビ東京系・ホッタマサミチ役)などに出演しています。