「カムカムエヴリバディ」大部屋俳優・五十嵐文四郎(本郷奏多) ひなたの運命の人?

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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」ひなた編(京都編)に登場する若き大部屋俳優・五十嵐文四郎(いがらし・ぶんしろう)についてまとめます。ひなたと恋仲になっていく「ぶんちゃん」こと文四郎ですが、すぐには結婚には至らずに…。

五十嵐文四郎を演じるのは、大河ドラマ「麒麟がくる」などに出演したことで知られる俳優・本郷奏多(ほんごう・かなた)です。

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生意気な大部屋俳優・五十嵐文四郎

3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)は、京都の下町商店街の育ち。父の影響で時代劇が大好きですが、どこかぼんやりとした性格であり、夢もない低空飛行の人生を歩んでいます。

そんなひなたの人生を大きくかき乱していきそうなのが、京都の撮影所で未来のスターを目指す若き大部屋俳優・五十嵐文四郎です。文四郎は養成所上がりの見習いの立場。時代劇に憧れて京都にやってきたものの、上下関係が厳しい撮影所に馴染めずにいます。

自分は絶対スターになれると妙な自信を持っている文四郎。生意気で無愛想で頭でっかちな青年ですが、周囲に媚びず流されず努力を続ける姿は何やら大物ぽっさも感じます。

やがてひなたと文四郎は恋仲になり、長年の恋人関係になっていきます。しかし、なかなか俳優として芽が出ず焦る文四郎と、焦らずに夢を追い続けてほしいと願うひなたとの間に、少しずつ心のすれ違いが生まれていきそうです。

やがて決別した二人は時を経て再会をして…。

五十嵐文四郎=木枯し紋次郎+嵐寛寿郎?

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「カムカムエヴリバディ」はオリジナルストーリーであり、五十嵐文四郎の存在もフィクション(架空)のものとなります。

ただし、「条映太秦映画村」「五十嵐文四郎」というキーワードから、笹沢左保の股旅物時代小説シリーズからテレビドラマ化、映画化された「木枯し紋次郎シリーズ」がキャラクター創作のモチーフになっているのでは?と当ブログでは勝手に予想しています。

木枯し紋次郎といえば、江戸時代の渡世人・紋次郎を主人公としたハードボイルド・テイストな時代劇。長楊枝を常に加え、「あっしにはかかわりのないことでござんす(あっしにゃぁ関わりのねぇこって…)」の決め台詞が流行語となったことで知られます。ひなたも少女時代からこのセリフが大のお気に入りです。

追記:文四郎本人は自分の名前「五十嵐文四郎」をアラカンこと嵐寛寿郎の「50倍だ」と豪語。「おれは超える、アラカンもモモケンも」と語っています。「五十嵐文四郎」は稀代の時代劇スター・嵐寛寿郎を意識した名前なのかも知れません。

俳優・本郷奏多

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