「舞いあがれ!」11月17日(第34回) 母は猛反対!「めぐみの結婚」と「舞の夢」 時を経てシンクロする母娘

※本ページのリンクには広告が含まれています。

11月17日(金)放送のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第34回では、母のめぐみと娘の舞の思わぬ「共通点」が描かれています。

かつて浩太との結婚を母に猛反対されためぐみと、今現在パイロットになる夢を母に反対されている舞。人生の岐路で自らの意思を突き通そうとするめぐみと舞の姿が時を経てシンクロする、そんな印象的な回でした。

スポンサーリンク

目次

航空学校行きをめぐみに猛反対された舞

大学を辞めて航空学校に通いたいという新しい夢をめぐり、母・めぐみ(永作博美)から「大学くらいは卒業しなさい」「はいそうですか、とは認められない」と断固反対されてしまった舞(福原遥)。

母との間に意見の食い違いを抱えたまま、失踪した貴司(赤楚衛二)を探すために五島へとやって来た舞でしたが、そこで祖母・祥子(高畑淳子)がかつてめぐみの結婚に猛反対していたという事実を知ることになります。

24年前、めぐみの結婚に猛反対した祥子

木戸(哀川翔)からその事実を聞かされた舞は、恐る恐る祥子にその当時のことを質問します。

祥子によれば、それは1981年、めぐみがまだ20歳の大学生だった頃のこと。教師になるという目標を胸に(長崎の?)大学に通っていためぐみでしたが、その夢を撤回し、大阪の町工場のせがれ・浩太(高橋克典)と結婚したいという意思を祥子に直訴しています。※この当時、浩太は長崎の菱崎重工という大手企業で働いていたようです。

祥子は、世間知らずのめぐみには町工場の女将は無理だとして、この結婚に猛反対。結局、「勝手にせい!二度と帰ってこなくてよか!」「おうよ!」というケンカ別れの末、めぐみは浩太とともに駆け落ち。第1週で描かれたように、めぐみと祥子の親子の縁はそれ以来長年途切れたままになっていたのです。

24年後、今度はめぐみが猛反対

あれから24年。同じ五島の祥子の家で、今度はめぐみが20歳の娘の夢に反対するという不思議なめぐり合わせが発生しています。

舞を心配し、浩太とともに五島に迎えにやって来ためぐみ。祥子の家で、パイロットになる夢を認めるか否かの「親子会議」が再開しています。

めぐみは舞の性格上、男社会であるパイロット業界ではやっていけないという理由で、舞の航空学校行きに難色を示しています。

祥子が少し離れた場所で見守る中、舞は夢への本気度を両親に熱弁。その熱い思いはついにめぐみにも伝わり、舞は航空学校行きを許されることになります。

祥子、めぐみのわだかまりが消えるキッカケに

この会話を奥で聞いていた祥子は、嬉しいような安堵したような、それでいてちょっとバツが悪そうな、そんな複雑な表情を見せています。

祥子は、24年前に娘を信じてあげられず、頭ごなしに結婚を否定してしまったことをずっと後悔していたようです。その夜、台所で二人になった祥子とめぐみは以下のような会話を交わしています。

祥子「わたしも聞いてやればよかった。あん時、めぐみの話ば、ちゃんと聞いてやればよかった。すまんかったねえ…」

めぐみ「かあちゃん…」

祥子「めぐみは大阪で、ちゃあんと幸せになったったいねえ」

めぐみ「あんがと、かあちゃん…(涙を流す)」

表面上は和解していたものの、どこかで「わだかまりのようなもの」が存在していた祥子とめぐみ。

なかなか本心をぶつけ合えないもどかしい母娘でしたが、真っ直ぐすぎる舞の姿に触れたことがキッカケになったのか、ようやく本音をぶつけ合うことが出来たのです。

24年を経てようやく祥子に許されたという嬉しさとともに、あの時の祥子の猛反対が、実は娘を思うあまりだったという有り難み…。母となっためぐみは祥子の深い愛情を知り、涙が止まらないのでした。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアお願いします
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる