NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」のヒロイン・岩倉舞(福原遥)の恋のお相手となる可能性がある人物をまとめます。
物語序盤では恋愛要素が排除されている「舞いあがれ!」ですが、ストーリーの進展とともに少しずつ甘酸っぱい恋物語も描かれていきそう。真っ直ぐに生きていく舞のそばには、魅力的な男性がたくさん登場していきます。
候補は5人か
物語スタート時の事前情報によれば、舞との間に恋愛要素が発生する可能性があるのは、以下の5人と思われます。
候補①おとなりの幼なじみ・梅津貴司(赤楚衛二)
岩倉家のお隣さん「お好み焼き屋うめづ」の一人息子で、舞と同い年の幼なじみ・梅津貴司。
文学に傾倒しながらも現実を見てシステムエンジニアの仕事に就いた貴司ですが、会社員生活に馴染めずにやがて退職。旅をしながら言葉を紡いでいく流浪の生活へと突入していきます。
貴司はいつも舞の支えとなり、心のオアシスのような存在になっていくとのことですが、もし二人が恋人関係になることがあるとすれば、物語の中盤以降になるのではないかと予想します。
舞が人生の転機を迎え、貴司が旅の末に何かを掴んで東大阪に戻ってくる…。そんなタイミングで、優しさあふれる貴司の存在が舞の心に入り込んでいく可能性があります。
【追記】第15週では、人生の方向性が異なってしまった舞と柏木の恋人関係が破綻。続く第16週では、舞が仕事で落ち込んだタイミングで貴司からの短歌の葉書が届き、舞が喜ぶ姿が描かれています。今後、舞と貴司の急接近が描かれそうですが、貴司の短歌の大ファンだという女性・秋月史子(八木莉可子)が現れて…。
▼貴司の短歌の大ファンだという美しい女性・秋月史子も登場。波乱の予感が…?
候補②航空学校の同期・柏木弘明(目黒蓮)
舞が航空学校で出会う同期・柏木弘明。父がパイロット、母が元CAであり、航空業界においてはエリートです。
出会った当初、プライドが高い柏木は舞をどこか見下し、厳しい言葉を投げかけていきます。しかし懸命に仲間を支える舞の姿に感化されていくと、柏木は少しずつ態度に変化を見せていきます。
厳しい訓練をともに乗り越えていく中で、いつしか舞と柏木の間には固い絆が生まれていきそうです。訓練生活の終盤には二人が公園に「デート」に出かけ、柏木と舞の思いが通じ合う姿が描かれています。
【追記】二人は交際を開始しますが、その後、舞が家業のIWAKURAで本格的に働き始める段階で二人は疎遠になり結局破局をしています。
候補③航空学校の同期・吉田大誠(醍醐虎汰朗)
同じく航空学校で出会うことになる同期・吉田大誠。シングルマザーに育てられ、無理を言って航空学校に入学させてもらったという苦学生です。
吉田はどこまでも優しく気配りのできる男であり、苦難続きの訓練生活の中で仲間たちの潤滑油的な存在になっていきます。
厳しい訓練生活の中、吉田はいつしか舞に恋心を抱いていくようです。とはいえ、控えめで優しすぎる吉田のこと。舞と柏木が急速に接近していく中で、心のモヤモヤを押し殺すような日々を過ごすことになります。
候補④五島の友人・浦一太(若林元太)
五島の祖母・祥子の家に身を寄せていた舞に優しく接してくれた、近所の少年・浦一太。その後、長崎の高専に進み、島に帰ってきてからは船大工である木戸の造船所で働き始めるようです。
第7週では、島にやって来た貴司が舞のフィアンセではないと知り、安堵する一太の姿が描かれています。木戸の口からも「昔から(一太は)舞ちゃんのことば好きやったな」という発言が飛び出しており、一太が舞に好意を寄せていることは確定的です。
ただし、一太を演じている俳優・若林元太はまだまだ無名の俳優。ヒロインの結婚相手候補としては少々インパクトが弱い気もします。一太はいずれ、舞ではない良き女性に出会うのではないかと予想しています。
▼第18週では、島の「釣りフェスタ」に熊谷百花という女性が参加。一太が恋をしてしまいそう…?
候補⑤サークルの先輩・刈谷博文(高杉真宙)
舞が大学で所属する人力飛行機サークル「なにわバードマン」の先輩・刈谷博文。機体の設計を担当する、クールでロマンチストな男性です。
機体が墜落してパイロットの由良が大怪我をすると、刈谷は責任を感じて「なにわバードマン」を一度は去りますが、舞の情熱によって部に連れ戻されています。
こうした恩義もあり、刈谷が舞に恋をする展開があるのでは…?と期待を抱かせますが、そこはガチガチのオタクサークル「なにわバードマン」。刈谷をはじめ部員たちは飛行機のことしか見えておらず、身近な異性である舞の魅力に気が付かないままのようです。
※補足。舞は後に「仲間たちの力を集め、島を行き来できる電動小型飛行機を飛ばす」という夢を描くことになります。この過程の中で、機体の設計が出来る刈谷が招集され、舞と刈谷が急接近する胸アツ展開があるかも?
【今後の展開】本命は貴司 ほぼ両想いながらなかなか進展せず
恋人だった柏木との関係が破綻した舞は、IWAKURAの仕事に邁進していくことになります。それと並行して、旅の生活を終えて東大阪・デラシネに戻ってきた貴司と頻繁に会うようになっていきます。
互いに信頼を寄せ好感を抱く貴司と舞ですが、あまりに身近すぎる親友であるため、なかなか恋人関係には進展していきません。そんな折、貴司の短歌の大ファンだという女性・秋月史子が登場し、貴司にグイグイと急接近。舞はようやく貴司が大切な存在だと気がついていくことになりそうです。
当ブログの予想としては、最終的に舞と貴司、久留美と悠人がゴールインするのではないかと考えています。
【追記】その後、予想通り舞と貴司、悠人と久留美のカップルが成立。
その他、気になる関係性
余談となりますが、以下、舞以外の人物で気になる関係性が発生しそうな組み合わせをピックアップしてみます。※一部根拠なしの妄想あり。
由良先輩と鶴田部長
「なにわバードマン」部長の鶴田葵(足立英)とパイロットの由良冬子(吉谷彩子)。公式ガイドブックには、鶴田が由良に恋心を抱いていると書かれています。由良が入院した際には鶴田が足繁くお見舞いに通っていましたね。
【追記】由良はアメリカに渡りパイロットに。このまま二人の仲は特に描かれず?
さくらとむっちゃん
五島の売店のお姉さん・山中さくら(長濱ねる)。「むっちゃん」という遠距離恋愛の彼氏がいて、二人の夢だった「みじょカフェ」を五島にオープンさせています。むっちゃんはカフェの開業後すぐに仕事で海外に行ってしまい、二人は再び離れ離れに。一回も画面に登場しない謎の男・むっちゃん。
【追記】その後、さくらとむっちゃんは結婚。
貴司と秋月史子
貴司の作る短歌に感動し、思い余って「デラシネ」を探し当てて貴司を訪ねてくる若き女性。史子自身も短歌を詠むとのことで、貴司との距離が急速に縮まっていきそう…?
【追記】秋月史子は貴司に猛アタックした末、いさぎよく退場。
久留美と八神先生
同僚の八神医師と恋をし、長年交際を続けることになる久留美。しかし、いざ婚約となった段階で両家の格差が問題となり、久留美は深く傷つくことになります。そんな時にある人物が久留美と急接近し…。
【追記】二人は婚約まで行きますが、八神家と望月家のぶつかり合いもあり破局。
久留美と悠人
舞の兄・悠人(横山裕)と久留美のカップル成立の可能性が浮上しています。幼少期から金銭的苦労を重ねて看護師になる久留美と、株式投資で一攫千金の道を狙う悠人。相反する生き方をしている二人ですが、悠人が痛い目にあった段階で、優しい久留美が手を差し伸べるような展開がありそうです。
【追記】悠人と久留美の結婚が成立。やはり挫折した悠人を優しい久留美が救うという展開でした。
久留美と貴司??
ネット上で一部ささやかれているのが、しっかり者の久留美と繊細な青年・貴司がお似合いなのでは?という説。久留美は長年「ダメンズ」の父・佳晴(松尾諭)の世話焼きに慣れており、ナイーブな貴司ともうまくやっていけそうです。また、家族の愛に飢えている久留美にとって、賑やかな「うめづ」の雪乃(くわばたりえ)と勝(山口智充)が家族になるというのは救いになるかも知れません。
【追記】こちらは一切恋愛イベントが発生せず。貴司は舞に一途でした。
一太と熊谷百花
五島で開催された「釣りフェスタ」の参加者として来島した熊谷百花。大阪の百貨店で催事の企画を担当する仕事をしている明るい女性で、一太が恋に落ちてしまいそうです。打ち上げの席で一太と意気投合すると、百貨店で五島の物産展を開催してみないかと提案し…。
【追記】その後、百花が五島に移住し一太と結婚。進という一太そっくりな長男が生まれています。