「舞いあがれ!」さくらの「もぉ〜、舞ちゃんの聞き上手〜♡」再び 内気な舞を変えた魔法の言葉

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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」12月23日(金)放送の第60回より。

内気だった少女時代の舞を変えたさくらの魔法の言葉「舞ちゃんの聞き上手〜」が再び飛び出しましたので、その経緯やこの言葉の持つ意味などをまとめます。

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目次

久しぶりに炸裂 さくらの「のろけ話」

この日の放送では、才津家で体験留学中の気難しい少年・朝陽(又野暁仁)と真剣に向き合う舞(福原遥)の姿が描かれています。

朝陽が星空の観察が好きだと知った舞は、島の喫茶店「みじょカフェ」で木戸(哀川翔)や一太(若林元太)らにどこか星がよく見える場所はないかと尋ねます。その会話に割って入ってきたのが、舞にとって島のお姉さん的な存在であるカフェの経営者・山中さくら(長濱ねる)でした。

さくら「海岸が良かよ。むっちゃんに告白されたのも、夜の海やったとさぁ。むっちゃんって星が好きやろ?星空クラブも作ったぐらいやもん」

さくらはまたしても遠距離恋愛の恋人・むっちゃんののろけ話を一方的に話し始めると、「星空クラブ」のチラシを舞に渡し、のろけ話を続けています。

さくら「1万℃で激しく燃えてるシリウスよりも、さくらちゃんの方が明るくてみじょかねえって(むっちゃんが)言ってくれたとさあ。もぉ〜、舞ちゃんの聞き上手〜♡

さくらがちょっとおませな話を年下の舞に一方的に聞かせ、舞はなんだか良くわからないけれど、さくらが楽しそうに話しているのを見て嬉しい気分になる…。今や23歳、すっかり大人になっている舞ですが、さくらと舞の関係性は舞が8歳だった当時と変わっていません。

この「もう〜、舞ちゃんの聞き上手〜」というさくらの言葉は、自分に自信が持てなかった8歳の舞を勇気づけた言葉でもあります。

第2週に初登場 「舞ちゃんの聞き上手〜♡」ほっぺプニプニ

さくらによる「舞ちゃんの聞き上手〜」のセリフが初登場したのは、第2週・第7回(10月11日放送)のことでした。

まだ島に来たばかりだった当時8歳の舞(浅田芭路)は、祥子ばんば(高畑淳子)のジャムの納品を手伝うために福中港ターミナルにある売店「こんね五島」に来店。当時売店で働いていたさくらと会話を交わしています。

さくらは例によって恋人・むっちゃんとののろけ話を舞に対して一方的に語っています。

むっちゃんの笑顔がみじょか(可愛い)こと、二人でカフェを開く約束をしたこと、いつかむっちゃんが島に帰ってきたら真っ先に出迎えが出来るようにフェリーターミナルの売店で働いていること…。

まだ幼かった舞は、のろけ話の内容自体はよく理解していなかったと思われます。とはいえ、舞がよほど話しやすい相手だったのでしょう。さくらはついつい喋りすぎたことに気がつくと、「ばえ〜、恥ずかしか!舞ちゃんの聞き上手〜♡」と言いながら、舞のほっぺたをプニプニしています。

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話し下手の舞を全肯定してくれた魔法の言葉

当時の舞は、母・めぐみ(永作博美)からあれはダメ、これは心配、などと否定的な声を聞かされてばかり。繰り返し発熱をし、自分の気持ちも相手に上手く伝えられない…そんな自分が嫌で仕方がありませんでした。

そんな時にさくらが照れ隠しに発した「舞ちゃんの聞き上手〜♡」という言葉は、褒め慣れていなかった舞にとって嬉しいものだったようです。

何か特別なことをしなくても、たとえ話をするのが苦手でも、きちんと相手の話を聞いているだけでも褒めてくれる。ただそこに居るだけで、島の人は自分の存在を受け入れてくれる…。

「舞ちゃんの聞き上手〜♡」というさくらの言葉は、自己評価が低かった舞を無条件に肯定してくれる魔法の言葉だったようです(もちろんさくらはその場のノリで言っているだけかと思いますが笑)。

舞はこの言葉を受け取った頃から徐々に島に溶け込み、ばんばの後押しもあり、少しずつ自分の気持ちを表現できるようになっています。

23歳になった舞は、あの時さくらから受け取った温かい自己肯定感を、今度は朝陽少年に対して差し向けようとしています。

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