「らんまん」峰屋の女中・たま 高知出身のご当地俳優・中村里帆が演じる

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NHK連続テレビ小説「らんまん」に登場する峰屋の若き女中・たま。

演じているのは、ドラマの地元である高知県出身の俳優・中村里帆(なかむら・りほ)です。今作で高知が生んだ大スター・広末涼子との共演が叶うなど、夢心地での撮影となっているようです。

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峰屋の女中・たま

この物語の主人公・槙野万太郎は、高知で酒造業「峰屋」を営む裕福な商家の息子として生まれています。「峰屋」には番頭や蔵人などが出入りしており、万太郎は多くの人たちに囲まれて育つことになりそうです。

万太郎が幼少の頃から「峰屋」に奉公している若い女中・たま(中村里帆)も、そんな「峰屋」の働き手の一人です。たまは真面目な働き者ぶりを見せるとともに、時に男勝りで気が強い高知の女性を意味する土佐弁「はちきん魂」を思わせるパワフルさな一面も見せていきそうです。

万太郎の母・ヒサ(広末涼子)が病に臥せた際には献身的に看病をするなど、たまは槙野家の人たちのために親身になって働いていきます。

※同郷・高知の大スターである広末涼子との共演は、中村里帆にとって夢のような時間だったようです。地元のよさこいネタなどで会話は盛り上がったようですが、憧れの大先輩を前に心臓が爆発しそうな日々だったとか。

※高知の女性らしく元気でパワフルなたまを演じたいと、時に豪快な動きを意識してたまを演じたとのことです。

高知市出身のご当地俳優・中村里帆

▼雑誌「Ray」の高知特集記事で、牧野富太郎の故郷・佐川の町を歩いた中村里帆。幼少期から高知市五台山の高知県立牧野植物園に親しむなど、牧野富太郎に親近感を持つ生粋の土佐娘です。

女中・たま役に抜擢されたのは、高知県高知市出身の23歳のファッションモデル、俳優の中村里帆(なかむら・りほ)です。

中学2年生の時に飯豊まりえに憧れて雑誌「ニコラ」のモデルオーディションに参加してグランプリを獲得すると、同誌の専属モデルとして活動を開始。地元高知の中学に通いながら撮影のたびに東京に通うという生活を始めています。

※中村里帆の特技としてよく語られるのが「変顔」。中学生当時、高知で芸能活動をしている同級生など居ない環境で、周囲に「お高く止まっている」と誤解されないために始めたのが変顔だったそうです。周囲を笑わせるのが好きだったこともあり、すっかり研究心に火がついて変顔を極めていくと、ついには「ニコラ」誌上で変顔担当を担なうまでになっています。

その後、中学卒業と同時に上京。2016年のテレビドラマ「MARS〜ただ、君を愛してる」でドラマデビューを果たし、2017年には雑誌「Ray」の最年少専属モデルに抜擢されるなど、活動の幅を広げていきます。

もともとそれほど俳優志望というわけではなかったそうですが、2018年のNHK朝ドラ「半分、青い。」のオーディションで最終審査に残ったものの落選したことで、俳優をやりたいという気持ちを強く持つようになったとか。

実際、この前後からテレビドラマへの出演も増えていき、「覚悟はいいかそこの女子。」(2018年・MBS・市川菜月役)、「おカネの切れ目が恋のはじまり」(2020年・TBS系・鮎川美月役)、「危険なビーナス」(2020年・TBS系・金森恵麻役)、「監察医 朝顔」(2020年・フジテレビ系・田村聖奈役)などの話題作に出演。

2022年はドラマ「モトカレ←リトライ」(テレビ神奈川・野々花のりか役)に出演したのに続き、「高嶺のハナさん2」(BSテレ東)ではコテコテの関西弁キャラ・淀屋橋うめ役を、「推しが武道館いってくれたら死ぬ」(ABCテレビ)では歌って踊れる岡山ご当地アイドル「ChamJam」の不動のセンター・五十嵐れお役を好演。俳優として演技の幅を広げています。

続く2023年には話題となったドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系)に看護師・伊達麻里奈役でレギュラー出演するなど、俳優として着実にキャリアを重ねています。

いつかは朝ドラのヒロインを任され、画面に登場するだけで温度があがるようなエネルギッシュな俳優になりたいと語る中村里帆。高知の憧れの大先輩である広末涼子、島崎和歌子らとの共演はかけがえのない経験となりそうです。

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