「青天を衝け」慶喜の弟・徳川昭武 俳優・板垣李光人が演じる

NHK大河ドラマ「青天を衝け」に登場する徳川慶喜の弟・徳川昭武(とくがわ・あきたけ)についてまとめます。

徳川昭武を演じているのは、俳優の板垣李光人(いたがき・りひと)です。

最後の水戸藩主・徳川昭武

徳川昭武は、後に第11代(最後の)水戸藩主となる人物です。第9代水戸藩主・徳川斉昭の十八男で、江戸幕府の第15代将軍となる徳川慶喜の異母弟にあたります。

慶応2年(1867年)、20年に渡り当主が不在だった御三卿・清水徳川家を継ぐと、同年に兄の慶喜が征夷大将軍に就任。その直後に開催されるパリの万国博覧会において、昭武が将軍の名代(代理)として出席することが決まります。

平岡円四郎の推挙によって徳川慶喜に仕え幕臣になっていた渋沢栄一は、この昭武のヨーロッパ派遣の随行員(会計係)として「御勘定格陸軍付調役」の肩書を得た上で、フランスへと渡航。パリ万博を視察したほか、欧州各地の先進的な産業、軍備、経済・社会システムなどを目の当たりにし、大きな感銘を受けています。

昭武は現地でナポレオン三世に謁見し、万博にも出席した後に欧州各国を歴訪。その後もフランスに残り留学生活を送っていましたが、明治維新がおこり、新政府の命令を受けて帰国。長兄で水戸藩主の慶篤が死去していたため水戸徳川家を相続し、第11代藩主に就任しています。刺激だらけだった欧州滞在時代のことは、「徳川昭武幕末滞欧日記」に記されています。

明治2年(1869年)に水戸藩知事に就任すると、明治7年(1875年)には陸軍少尉となって陸軍戸山学校にて軍事教養を教授。明治9年(1876年)にはフィラデルフィア万国博覧会の御用掛となり訪米し、その後再びフランスへ向かって留学をしています。

ジェンダーレスな魅力 俳優・板垣李光人

「青天を衝け」で徳川昭武を演じているのは、山梨県出身の19歳の俳優・板垣李光人(いたがき・りひと)です。メイクなファッションにこだわり、ジェンダーレスな魅力を持つ俳優です。

2歳でモデル活動を開始し、小学生時代から子役として活躍していた板垣李光人。

映画「奴隷区 僕と23人の奴隷」(2014年・戸川リュウオウ役)、「最後の命」(2014年・冴木裕一の幼少期役)に出演したほか、NHK大河ドラマ「花燃ゆ」(2015年)では吉田松陰(寅次郎)の幼少期役を演じるなど、早くから演技の経験を積んでいます。

2018年にはドラマ「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日)で未来人タイムジャッカーの一員・ウール役で出演。騒動を起こすことを楽しむ無邪気な少年役を好演しています。

2020年の実写映画「約束のネバーランド」で主要人物の一人・ノーマン役を演じて注目を集めると、2021年のNHK学園ドラマ「ここは今から倫理です。」では、学校生活に馴染めずに保健室に頻繁に通う繊細な生徒・都幾川幸人役で出演。倫理の授業を主軸に各生徒たちの複雑な事情が描かれる難しいテーマのドラマでしたが、独自の個性を持つ都幾川幸人役を見事に演じています。

同年4月から放送されている日本テレビ系深夜ドラマ「カラフラブル〜ジェンダーレス男子に愛されています。〜」では、吉川愛とのW主演によりファッションショップの店員・相馬周役で出演。相馬周はメイクやファッションを自由に楽しむ美しい男性。日常的に美意識高く美容やファッションにこだわる板垣李光人にとって、ハマり役となっています。

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