NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」4月20日(水)放送の第8回より。
母・優子のもとに届いた手紙の差出人と、その驚きの内容をまとめます。
苦労続きの優子に「航空郵便」の手紙が届く
夫・賢三(大森南朋)を亡くし、女手ひとつで育ち盛りの4人の子供を育てなければならなくなった優子(仲間由紀恵)。
賢秀たちのケンカ騒ぎにより呼び出された学校でPTA費や給食費の未納を指摘され、親戚の賢吉(石丸謙二郎)からは借金返済を催促され…。働けども働けども貧しい生活から抜け出せない日々の中で、次第に優子は肉体的にも精神的にも追い詰めれていきます。
そんな折、優子のもとにある手紙が届くことになります。手紙には「航空郵便」のハンコが押されており、島の外から送られてきたもののようです。手紙を見た優子は驚きの表情を見せると、すぐに良き相談相手である共同売店の前田善一(山路和弘)のもとを訪れて…。
東京の遠い親戚からの手紙
「東京の遠い親戚(賢三のおば)」から届いたという手紙を読んだ優子は、その思ってもみなかった内容(ある提案)に驚き、大きな悩みを抱えることになります。
4月22日(金)放送回の内容予告に、手紙の内容が明かされていますので引用します。
東京の遠い親戚からの申し出は、「四人のこどものうち、ひとり預かってもいい」というものだった。誰を行かせるべきか。家族と離れるのは誰なのか。本当は四人の兄妹、誰も行きたくはなかった。悩む優子(仲間由紀恵)。さまざまな葛藤の末に、暢子が自ら「東京に行きたい!」と…。そして、やんばるを去る史彦(戸次重幸)、和彦(田中奏生)とともに、暢子(稲垣来泉)が家族と離れる日がやってきた…
NHK番組表より引用
第2回(4月12日放送)では、賢三の親戚が横浜・鶴見方面の闇市で食堂を開いており、その縁で賢三が鶴見で働いていた時期があったことが明かされています。この手紙の親戚が鶴見の親戚と同一人物かは不明ですが、今後、暢子が上京した際には親戚の登場があるかも知れません。
愛する子供たちと離れたくない優子は大いに悩むことになりますが、そんな母の姿を見た暢子は、本心を隠して自ら東京行きを志願することになります。
とはいえ、第3週(時代は7年飛んで1971年)以降の内容予告を読む限り、暢子は地元の山原高校に通っており、賢秀、良子、歌子もそれぞれ沖縄の地で青春時代を過ごしているようです。
青柳和彦の人物紹介文においても「暢子と再会を約束して帰京する」と書かれていますので、暢子が帰京する青柳親子と一緒に上京するという展開にはならないと予想します。
少しネタバレになりますが、第3週(1971年)時点では優子は村の共同売店で働いているとのこと。もしかしたら手紙の件を売店の前田善一に相談したことがキッカケとなり、暢子が上京する直前に何らかの解決策が提案されるのかも知れません。