「カムカムエヴリバディ」トミー北沢と奈々が結婚していた 二人の絡み、接点を過去回から振り返り

※本ページのリンクには広告が含まれています。

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」3月21日(月)の第98回で、トランペッターのトミー北沢が笹川奈々と結婚していたことが判明しました。

過去の回で描かれていた二人の関係性などを振り返ってまとめてみます。

スポンサーリンク

目次

奈々と結婚していたトミー

第98回では、岡山に里帰りをしていた錠一郎(オダギリジョー)が盟友・トミー北沢(早乙女太一)と再会する様子が描かれています。※時代設定は平成6年(1994年)。

岡山のジャズ喫茶「ディッパーマウス・ブルース」にトミーを呼び寄せた錠一郎は、楽器をトランペットから鍵盤に変え、いつの日かトミーのバンドに入りたいという願いを伝えます。

錠一郎の思いを聞いたトミーは、さっそく「嫁に探させる、一流のピアノ講師を」と言って電話を手に取ります。トミーの電話に出た「嫁」は、なんと笹川プロダクションの令嬢・奈々(佐々木希)でした。二人はいつの間にか結婚をしていたようです。

奈々に要件を伝えようとするトミーでしたが、「トミオ、どこにいるの?」「すぐにバレる嘘つくんじゃないのよ!」とすごい剣幕で叱られてしまい…。

二人の初対面は「ジャズトランペッターニューセッション」

いつの間にトミーと奈々が…。気になる二人の関係ですが、過去回を振り返ると二人の接点、関係性が見えてきます。

二人の初対面の様子は、第54回(1月18日放送)で描かれています。昭和38年(1963年)、トミーが出演したササプロ主催のコンテスト「関西ジャズトランペッターニューセッション」の審査員として、奈々が喫茶店「ナイト・アンド・デイ」を訪れ、二人は出会っています。

当初、「東京でも通用するのかなあ?」と関西のトランペッターたちを下に見ていた奈々でしたが、トミーの演奏を聞き終わると「そうねえ、テクニックは今までで一番じゃない?」と満更でもなさそうな感想を述べています。

奈々がトミーの才能を発掘 拒否するトミー

その後、コンテストに優勝して上京した錠一郎が「謎の病気」を発症。奈々に付き添われて錠一郎が大阪に戻って来たことをキッカケに、トミーと奈々に接点が生まれています(第58回〜)。

奈々が大阪に来た本当の目的は、トランペットを吹けなくなった錠一郎に代わる新しい才能を発掘するためでした。

再び「ナイト・アンド・デイ」に足を踏み入れた奈々は、ステージでメロウな演奏を繰り広げていたトミーに釘付けに。奈々はすぐにトミーに近づくと、「どうかしら、一度東京でステージに立ってみません?」と東京行きを勧誘しています。

この当時、トミーは奈々に対してあまり良くない感情を持っていました。

トミーは当初、奈々がそそのかしたせいで錠一郎が堕落したものだと思い込んでいましたし、錠一郎の病気を知ってからは、錠一郎を安易に切り捨てようとするササプロのやり方に怒りを覚えていたのです。

そんな感情もあり、奈々からの東京行きのオファーを「誰が行くか」と断固拒否していたトミー。しかし、「行ってよ。僕は見たいよ、東京で、世界で活躍しているトミーを…」という錠一郎の言葉が心に届いたのか、その後にトミーは東京行きを決意したようですね。

トミーの成功は奈々のおかげ?

以上が昭和38年(1963年)当時の出来事であり、その29年後の平成6年(1994年)に、錠一郎とトミーは岡山で再会を果たしています。

あの時、ササプロからのオファーを受けたであろうトミーは、その後レコードやCDを多数リリースして渡米。日本を代表するジャズトランペッターへと成長しています。

その成功の陰には、幼少期からの英才教育により確かな音楽的素養を持つ奈々の後押しもあったものと思われます。

かつてデビュー準備のために錠一郎が笹川家に居候したように、トミーも奈々とひとつ屋根の下での生活を経験したのでしょうか。二人のスピンオフドラマを見てみたいですね。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアお願いします
URLをコピーする
URLをコピーしました!
目次
閉じる