NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第101回(初回放送:2022年3月24日)のラストシーンで言及された「驚きの女神」について、さまざまな憶測が飛び交っています。
これが何を意味するのか、ネット上で飛び交っている予想をまとめます。ネット上では「驚きの女神=安子」では?という期待の声があがっていますが、果たして…。
「驚きの女神」という謎ワード
第101回放送では、条映が協力することになるハリウッド映画の製作チームが来日。ひなたが条映太秦映画村の案内を任される姿が描かれています。
ラストシーンでは製作チームと初対面したひなたの姿とともに、城田優の「語り(ナレーション)」が挿入されましたが、その内容に視聴者が騒然となっています。
語り「結局7の月に恐怖の大王は来ませんでした。かわりに驚きの女神が来ていたことに、ひなたはまだ気付いていませんでした。」
驚きの女神=安子が来日?と視聴者騒然
恐怖の大王のかわりに来たという「驚きの女神」とは誰なのか。ネットではさまざまな予想が飛び交っています。
中でも多く見られたのが、製作チームの中に居た3人の女性のうち、白髪でピンクの洋服を着たアジア系と見られる女性が気になるという声。この女性が驚きの女神=安子なのでは?という声も一部で挙がっています。
※このピンクの洋服を着た女性は「アニー・ヒラカワ」という日系アメリカ人であることが判明。歌手の森山良子が演じています。ドラマ主題歌「アルデバラン」の作詞作曲を森山良子の息子・森山直太朗が担当していますから、その繋がりでの出演かも知れませんね。
ひなたの相談に乗るアニー・ヒラカワ
翌第22週の放送では、製作チームの一員「アニー・ヒラカワ」がひなたと関わっていくようです。
第104回(初回放送:2022年3月29日)の内容予告を引用しておきます。
ひなた(川栄李奈)は、かつての恋人・五十嵐(本郷奏多)と再会したことを、なぜだかるい(深津絵里)に話すことができませんでした。一人悶々(もんもん)としながらオーディション最終日を迎えますが、キャスティングディレクターのアニーから何か悩み事があるのかと声をかけられると、思わず自分の正直な気持ちを打ち明け…
ハリウッド・チームが製作を手掛けるのは、「サムライ・ベースボール」という作品。アニー・ヒラカワは、この作品のために行われる日本人出演者オーディションにキャスティングディレクターとして参加することになります。
アニー=安子? ヒラカワ=平川唯一?
回を追うごとに、アニー=安子=驚きの女神説の可能性が増しています。
アニー・ヒラカワについて判明していることとしては、「日系アメリカ人」であるらしいこと、今回が初来日であること(自称)、ハリウッドチームのキャスティングディレクターであることなどでしょうか。
安子説の根拠として、
・アニーが語った「英語の勉強をこれからも続けてください。きっとあなたをどこか思いもよらない場所まで連れて行ってくれますよ。」という言葉が、かつてロバートが安子に贈った激励の言葉と完全一致している。
・「アニー(Annie)」は女性の名前「Ann」「Anne」「Anna」の略称(あだ名)であり、「あんこ」というあだ名を持った安子とどこか重なる。
・ヒラカワという名前は、安子が愛聴していたカムカム英語の「平川唯一」から来ているのでは?
・ひなたがラジオで英会話学習をしていると聞いて「まだ放送されているの?」と驚いたアニー。初来日のはずなのに、「まだ」とはどういうこと?
・(3月28日追記)甥っ子のジョージから「ほんとに岡山に行かずに帰っていいの?」と問われている。
などが挙げられそうです。
ほかにもアニーには、
・まさかの水田きぬ説・安子またはロバートの友人、親族説
・ビリーの祖母説
・単にひなたと文四郎のキューピッドとなる人物説
・平川唯一の親族説
などが浮上しています。アニー・ヒラカワとは何者なのか、そして「驚きの女神」とは一体誰なのか。来週以降の放送が楽しみです。