「青天を衝け」渋沢栄一の姉・なか(お仲) 女優・村川絵梨は元朝ドラヒロイン

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NHK大河ドラマ「青天を衝け」に登場する渋沢栄一の姉・渋沢なかについてまとめます。劇中でも描かれますが、なかは一時期精神を病むなど苦労多き人生を歩んだようです。

渋沢なかを演じるのは、NHK朝ドラでの主演(ヒロイン)経験を持つ女優・村川絵梨(むらかわ・えり)です。

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栄一の姉・なか

血洗島村の渋沢一族のひとつ「中の家(なかんち)」は、上からなか(お仲)、栄一、てい(お貞)の3人きょうだいです。※栄一の両親である渋沢市郎右衛門とゑい夫妻は10人以上の子を授かったとされますが、多くが早世してしまい、無事育ったのが3人だけだったとか。

3きょうだいの長姉という立場である渋沢なかは、しっかり者で明るく闊達な性格。穏やかな母・ゑいとは対照的にズバズバと思ったことを言い切るタイプで、時に栄一を叱りつけるなど、栄一にとってはちょっと怖いお姉ちゃんです。

一時精神を病む

渋沢なか(お仲)に関する資料はそれほど残っていないそうですが、一時期精神を病んでいたとも伝わります。

「青天を衝け」でも良き縁談が舞い込み喜んでいたなかが、「東の家」の伯父・伯母により縁談を壊されてしまい(縁談相手の家に「オサキキツネ」が憑いているなどと迷信を騒ぎ立てる)、人が変わったように心を病んでしまう展開が見られます。

※史実でも病気を患っていた栄一の姉のために叔母(伯母?)が祈祷師を招き、姉に憑いた祟りを追い払おうとしたというエピソードがあります。第5週などで描かれる姉・なかの縁談、オサキキツネ騒動はこうした史実がモチーフになっています。

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朝ドラヒロイン・村川絵梨

渋沢なかを演じるのは、大阪府大東市出身の俳優・村川絵梨(むらかわ・えり)です。2005年のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」で主人公・水野ハルカ役に抜擢されており、いわゆる「朝ドラヒロイン」の経験者として知られます。

※少女時代の渋沢なかは、子役の小田菜乃葉が演じます。
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10代の頃から大阪のボーカル&ダンススクールに通っていた村川絵梨。2001年頃からはアイドル歌手としての活動を開始し、近畿地方出身者による女性アイドルグループ「BOYSTYLE」で歌手デビューをしてます。

2004年には映画「ロード88 出会い路、四国へ」で主演を務め、本格的に女優として活動を開始。翌2005年に朝ドラ「風のハルカ」のヒロインに抜擢されるなど、順調な経歴をたどっています。

朝ドラ出演後は、ドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(2006年・日本テレビ)、「セクシーボイスアンドロボ」(2007年・日本テレビ)、「ROOKIES」(2008年・TBS・ヒロイン役)、映画「椿三十郎」「Little DJ〜小さな恋の物語」(2007年)、「僕たちは世界を変えることができない。」(2011年)、「僕達急行 A列車で行こう」(2012年)などの話題作に次々出演。

近年ではドラマ「悦ちゃん〜昭和駄目パパ恋物語〜」(2017年・NHK)、「中学聖日記」(2018年・TBS)、映画「花芯」(2016年・主演)などで好演を見せ、実力派女優として活躍を続けています。

また、仕事の撮影先で日本酒の魅力にはまり、2016年に「きき酒師」の資格を取得。2020年には自身のプロデュースによる日本酒「えりごのみ104 純米大吟醸」を発売しています。


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