「らんまん」料亭・巳佐登(みさと)の常連客、芸者、仲居、番頭など 出演者・登場人物まとめ 

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NHK連続テレビ小説「らんまん」第21週から登場している新橋の料亭「巳佐登(みさと)」に出入りするメンバー(仲居、常連客、芸者ほか)とその演者をまとめます。

「巳佐登」は新橋を代表する人気料亭というだけあり、数多くの人が出入りしているようです。

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目次

「巳佐登」の経営陣、スタッフ

主人・笠崎太輔(遠山俊也)

旧幕時代から江戸の政財界の大物が集った、新橋の人気料亭「巳佐登(みさと)」の主人。寿恵子の叔父にあたる。寿恵子が店で仲居として働くことを快諾する。

遠山俊也(とおやま・としや)…新潟県新潟市出身の60歳の俳優。ドラマ「踊る大捜査線シリーズ」や「地獄先生ぬ~べ~」「陸王」「SUITS/スーツ」などに出演。朝ドラ「ひよっこ」では佐久間由衣演じる助川時子の父・正二役、大河ドラマ「青天を衝け」では一橋家家臣・猪飼勝三郎役を演じて好評に。

女将・笠崎みえ(宮澤エマ)

寿恵子の叔母(まつの実妹)で、女将として人気料亭「巳佐登」を仕切っている。

玉の輿こそが女の幸せだと考えており、実業家の高藤との結婚話を破棄した寿恵子に憤慨していた。お金の相談に来た寿恵子を「巳佐登」で働かせることにする。

番頭・佐野吉五郎(三上真史)

「巳佐登」の番頭で、顧客の管理など女将の右腕的存在として現場を支えている。

寿恵子とは面識がなく、初めて店にやってきた寿恵子を「どこぞのご新造(ごしんぞ)さん」と呼び、「長屋のかみさん風情ですが、なかなかべっぴんで。」と評している。

仲居頭・マサ(原扶貴子)

女将から絶大な信頼を得ている仲居頭の「おマサ」。店で働きはじめた寿恵子の教育係となるベテランで、政財界の大物たちに対する接客術を厳しく寿恵子に叩き込む。

好景気による大量の心付け(チップ)に浮かれている仲居たちを一括するなど、厳しい仲居頭として店を引き締めている。

原扶貴子(はら・ふきこ)…岡山県出身の50歳の俳優、ナレーター。大阪大学文学部演劇学専攻卒業の高学歴。NHKドラマ「アシガール」「少年寅次郎」「17才の帝国」や民放ドラマ「恋はつづくよどこまでも」、映画「魔女の宅急便(実写)」「ホテルローヤル」などに出演。朝ドラ「ひよっこ」では化学の藤井先生役を演じている。

素人仲居・槙野寿恵子(浜辺美波)

今や伝説となっている柳橋の人気芸者「吉也(きちや)」の娘で、「巳佐登」の女将・笠崎みえの姪っ子。夫である万太郎の研究生活を支えるために、100円の給金を前借りした上で仲居として働き始める。岩崎弥之助すら知らないほどに社交界に疎いが、あの吉也の娘ということで大物たちからは一目置かれそう。

仲居・フミ(那須凜)

若手女中の一人。黄色い着物を着ている。寿恵子が初めて来店した際には掃除をしながら様子を伺っていた。生花が得意らしく、菊くらべではゴージャスな菊の鉢を持参する。好景気により心付け(チップ)を大量にもらってはしゃいでいると、仲居頭のマサに怒鳴られてしまう。

後に寿恵子が渋谷で待合茶屋「やまもも」を開くと、女将の指令もあり仲居として「やまもも」を手伝ってくれる。すでに成功している大金持ちよりも、これから「大化け」しそうな未来の大富豪候補が好きらしい。

那須凜(なす・りん)…東京都出身の28歳の俳優。劇団青年座所属。母は俳優の那須佐代子。2018年に主演した舞台「砂塵のニケ」の脚本(書き下ろし新作)が「らんまん」で脚本を担当している長田育恵氏だったという縁あり。

仲居・くに江(佐々木史帆)

若手女中の一人。寿恵子が初めて来店した際には掃除をしながら様子を伺っていた。菊くらべでは、寿恵子が披露したノジギクの逸話に関心を示している。

好景気により心付け(チップ)を大量にもらってはしゃいでいると、仲居頭のマサに怒鳴られてしまう。

佐々木史帆(ささき・しほ)…青森県出身の31歳の俳優。フロム・ファーストプロダクション所属。ドラマ「わたし、定時で帰ります。」「獣になれない私たち」「ワタシってサバサバしてるから」「それってパクリじゃないですか?」など多数の作品に脇役で出演。

料理人・圭造(大橋彰=アキラ100%)

厨房で働く料理人。常連客の好みや食物アレルギーなども把握しているベテラン。寿恵子が初来店した際には手を止めて様子を覗き込んでいる。

アキラ100%(大橋彰)…埼玉県秩父市出身の49歳のピン芸人、俳優。R-1ぐらんぷり2017王者。全裸に蝶ネクタイの出で立ちで、股間だけをお盆で隠す持ちネタで人気。俳優としても「トップナイフ-天才脳外科医の条件-」「神様のカルテ」「恋なんて、本気でやってどうするの?」「ラストマン」など多数のドラマに出演。

手代?・平左(岡部ひろき)

芸者の手配などを担当している若手スタッフ・平左(へいざ)。

「巳佐登」の常連客

三菱財閥総帥・岩崎弥太郎(皆川猿時)

亡き兄・岩崎弥太郎のあとを継ぎ、三菱財閥の2代目総帥を務めている土佐出身の大物実業家。

人気芸者・菊千代がお気に入りで、菊千代にちなんだ菊の品評会「菊くらべ」の開催を提案。一等に選ばれた菊を500円で買い取ると宣言する。寿恵子が伝説の芸者・吉也の娘だと知り、その夫が土佐出身の気鋭の植物学者だと知ると一目置くようになる。

陸軍大佐・恩田忠教(近藤公園)

「巳佐登」常連客の陸軍大佐。甲殻類アレルギーなのかエビが駄目らしく、代わりに百合根のしんじょが提供されている。

台湾に派遣される学術調査団の面倒を見る立場であり、万太郎に調査員としての台湾行きを要請する。万太郎に対し護衛用のピストルを購入するように命じる。

近藤公園(こんどう・こうえん)…愛知県出身の44歳の俳優。映画「ウォーターボーイズ」「武士の一分」「超高速!参勤交代」「パンク侍、斬られて候」やドラマ「のだめカンタービレ」「獣になれない私たち」「病室で念仏を唱えないでください」「いだてん」などに出演。朝ドラは「ちゅらさん」「風のハルカ」に出演。

政治家・掛川道成(鈴木壮麻)

「巳佐登」常連客の政治家。台湾に派遣される視察団の団長を務める。

鈴木壮麻(すずき・そうま)…東京都出身の62歳のミュージカル俳優、歌手。大学時代に劇団四季のオーディションに合格し、同劇団の舞台に多数出演。ミュージカル「エリザベート」のフランツ・ヨーゼフ1世役、「レ・ミゼラブル」のジャベール役などの当たり役でも知られる。朝ドラ「あぐり」「すずらん」「ゲゲゲの女房」に出演経験を持つほか、「半沢直樹」「篤姫」などのヒット作にも出演。

逓信省鉄道庁・相島圭一(森岡龍)

「巳佐登」常連客で、逓信省鉄道庁の役人。後に寿恵子が開いた渋谷の店「山桃」にも来てくれる。

森岡龍(もりおか・りゅう)…東京都出身の35歳の俳優、映画監督。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科出身。出演映画「地の塩 山室軍平」によりイギリスの映画祭で最優秀主演男優賞を受賞。ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「義母と娘のブルース」「G線上のあなたと私」などに出演したほか、朝ドラ「あまちゃん」では尾美としのりが演じたヒロインの父・黒川正宗の若き日役で出演。有村架純が演じた若き日の春子とのタクシーでの名シーンを演じている。

陸軍の軍人さん5人組(鳥居巧太郎、斉藤至大、萩原亮介、野村たかし他)

8月29日放送の第107回で登場。急遽「巳佐登」を利用することになった陸軍の軍人5人組。

すでに一軒目の「上総屋」で酔っ払っており、「巳佐登」にまだ芸者が到着していないことに不満タラタラ。横柄な態度で仲居たちに当たるが、場繋ぎの寿恵子の講談を聞いてすっかりご機嫌に。

新橋の芸者たち

芸者・菊千代(華優希)

新橋の売れっ子芸者で、岩崎弥之助のお気に入り。「菊くらべ」開催のキッカケとなる。みえは弥之助の機嫌を損なわないように、菊千代来店の手配に躍起になっている。

芸者・琴乃(鹿島菊乃)

新橋の芸者の一人。菊千代のお座敷踊りの際に、向かって右側で締太鼓を打っていた。

▷鹿島菊乃…浅草の現役芸者「乃り江」さん。

芸者・きぬ江(坂田舞子)

新橋の芸者の一人。菊千代のお座敷踊りの際に、向かって左側で三味線を弾いていた。

▷坂田舞子(さかた・まいこ)…埼玉北浦和出身の長唄三味線演奏家。

芸者・鞠代(久藤今日子)

第107回で登場。急遽店にやってきた陸軍の男たちのために手配された3人の芸者のうちのひとりで、緑の艶やかな着物を着ている。

気性が荒い陸軍の軍人たちも鞠代の軽妙な接客により、すぐに上機嫌に。寿恵子とはすっかり顔なじみで、「巳佐登はお寿恵ちゃんがいるから楽だわあ」と寿恵子の働きぶりを褒める。

芸者・蛍(島村聖香)

新橋の芸者の一人。

芸者・須磨(?)

新橋の芸者の一人。女将の手元にあった芸者の木札に名前あり。

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