「カムカムエヴリバディ」大阪編(るい編)おおまかなあらすじ、ストーリーまとめ

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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の第2章となる大阪編(るい編)のおおまかなストーリー、あらすじをまとめます。

10代で岡山を飛び出し、大阪へと向かったるい。ついに雉真家で居場所を見つけることが出来なかったるいですが、大阪で様々な人たちと出会い、やがて運命の人にもめぐり逢い、自分の人生を生き始めることになります。

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目次

第2章は娘のるい(深津絵里)が主人公

初代ヒロインである安子(上白石萌音)の青春期、戦争の時代、結婚と出産、悲しみの戦後が描かれる第1章「岡山編(安子編)」。

続く第2章「大阪編(るい編)」では安子の娘・るい(深津絵里)が主人公となり、高度経済成長期の大阪での日々が描かれていきます。

昭和30年代の大阪からスタート 母を許せないるい

るいの物語は、昭和37年(1962年)の大阪から始まります。

昭和19年(1944年)に安子の娘として雉真家に生まれた2代目ヒロイン・雉真るい。るいは幼少期に母・安子がアメリカに渡ってしまったため、雉真家の家族として育っています

るいは、母が米軍将校と恋に落ちて自分を「捨てた」と思っていますが、安子の本当の気持ちを知らないまま育っています。「自分を捨ててアメリカに渡った母」と「英語」のことを憎み、心に傷を抱えたまま成長したのです。

17歳まで岡山で育ったるいでしたが、やがて「自分らしく自由に生きていきたい」と願うようになると、雉真家を飛び出して大阪の街へとやって来ます。

大阪にたどり着いたるいは、ひょんなことから大阪・道頓堀で店を構える「竹村クリーニング店」の夫婦、竹村平助(村田雄浩)、和子(濱田マリ)夫妻に出会うと、同店で住み込みで働き始めることになります。

テキパキと働くるいはすぐに店の看板娘になり、竹村夫妻に温かく見守られながら成長。大阪の街に根付いていきます。

▼追記:12月24日放送(第40回)の画面に登場したるいの履歴書によれば、るいは高校2年の秋に中退し、17歳で大阪に飛び出した計算になります。詳細は以下の記事で。

謎の男、ミュージシャン…新しい人との出会い

クリーニング店で働く日々の中で、るいは様々な人々、そしてジャズという音楽に出会っていきます。

るいにとって大きな存在になっていくのが、クリーニング店に客として訪れる「謎の男・ジョー」こと大月錠一郎(オダギリジョー)です。住所も名前もわからず、店に大量の洗濯物を置いては消えてしまうジョー。

掴みどころのないジョーの言動にるいは戸惑いを覚えますが、優しきトランペッターであるジョーが少しずつるいの心の傷を包み込んでいきます。

また、ジョーの出自を知るジャズ喫茶支配人・小暮洋輔(近藤芳正)や、ジャズ喫茶を拠点に活動するミュージシャン・トミー(早乙女太一)、ジョーを敬愛し、るいを敵視する令嬢女子大生・ベリー(市川実日子)、斜陽の映画館館主・西山太(笑福亭笑瓶)など、るいは岡山では出会えなかった個性豊かな人々と交流し、視野を広げていきそうです。

やがてジョーはコンテストで認められて上京し、東京の芸能事務所に世話になりながらデビューを目指すことになります。大阪に残りジョーと会えることを楽しみにするるいですが、ジョーが芸能事務所の令嬢・笹川奈々(佐々木希)と親密になっているという噂が届いて…。

ラジオからテレビへ…時代の変わり目の高度経済成長期

「カムカムエヴリバディ」は、ラジオ英語講座とともに歩んだ家族三代・100年の物語です。

2代目ヒロイン・るいは、右肩上がりの熱気あふれる高度経済成長期に青春時代を送り、自らの人生を切り開いていきます。東京五輪、新幹線の開通、戦後世代のファッション…。「大阪編」では懐かしい時代の空気が描かれそうです。

また、第3章となる京都編(ひなた編)に向けた伏線も様々に張られていきそうです。

京都の下町の商店街で育つ3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)は、父の影響で時代劇が大好きな女の子。彼女がなぜ京都にいるのか、そして時代劇と関わりがあるという父(るいの夫)とは誰なのか。どこか時代の波に乗れず、低空飛行の人生を歩んでいくひなたですが、母・るいが歩む人生の影響を少なからず受けていきそうです。

出征前の稔(松村北斗)が願った、「どこの国とも自由に行き来できる、どこの国の音楽でも自由に聞ける、自由に演奏できる…僕らの子供にゃあ、そんな世界を生きてほしい」という願い。このセリフにより張られた伏線が、大阪編以降の子孫たちの人生に繋がっていきそうです。

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