「カムカムエヴリバディ」小野寺左近役に抜擢 俳優・武藤蘭丸を青木崇高が演じる

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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」3月3日の第86回に、俳優の青木崇高が出演しています。

青木崇高が演じた「武藤蘭丸」は、往年の昭和の大スター・三船敏郎を思わせる濃い顔を持つ古き良き映画俳優。モモケンの次世代を継ぐ俳優として、銀幕で活躍を見せていきそうです。

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「妖術七変化」の敵役・小野寺左近に抜擢

ついに完成した2代目モモケン(尾上菊之助)によるリメイク版・時代劇映画「棗黍之丞 妖術七変化 隠れ里の決闘」。

ひなた(川栄李奈)と五十嵐文四郎(本郷奏多)はさっそく完成作品を鑑賞し、エンドクレジットに「伊織 五十嵐文四郎」という表記を見つけて喜びを分かち合います。

二人にとって記念すべき作品となった「妖術七変化」の中で、ひときわ異彩を放っていたのが、オーディションで敵役・小野寺左近役に抜擢されたと思われる「武藤蘭丸(むとうらんまる)」という俳優でした。

髭面にボサボサ頭、迫力ある濃い顔を持つ武藤蘭丸(青木崇高)。まるで往年の大スター・三船敏郎を思わせるコテコテの存在感を持つ武藤蘭丸は、かつて伴虚無蔵(松重豊)が演じた黍之丞の敵・小野寺左近役を奇声をあげながら怪演しています。

2代目モモケンのスター性と武藤蘭丸の怪演が相まって、リメイク版「妖術七変化」はヒット。斜陽の時代を迎えていた条映時代劇の「最後の徒花」といえる作品となっています。

(追記)その後、武藤蘭丸は「新棗黍之丞2006」の主役に抜擢されるなど俳優として大きな飛躍を遂げたようです(第23週)。2006年といえば平成時代となりますが、ある意味で古き良き「昭和スター俳優」の残り香のような存在として、武藤蘭丸は立ち位置を獲得しているようです。

「ちりとてちん」以来の朝ドラ 俳優・青木崇高

昭和感満載の時代劇役者・武藤蘭丸を演じたのは、大阪府八尾市出身の41歳の俳優・青木崇高(あおき・むねたか)です。数々の作品に出演する名俳優であるとともに、タレント・優香の夫としても知られますね。

2006年、NHK土曜ドラマ「繋がれた明日」で主人公・中道隆太役を演じて脚光を浴びた青木崇高。翌2007年にはNHK連続テレビ小説「ちりとてちん」で落語家を目指すヒロイン・喜代美(貫地谷しほり)の兄弟子・徒然亭草々役を演じて大きな反響を呼んでいます。青木崇高の朝ドラ出演はこの「ちりとてちん」以来とのこと。

▼「ちりとてちん」で脚本を手掛けた藤本有紀氏が「カムカムエヴリバディ」でも脚本を担当。今回の出演は青木崇高にとって大きな思い入れのあるものだったようです。

「ちりとてちん」での活躍もあり、青木崇高は売れっ子俳優としての道を歩み始めています。

その後もNHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年・後藤象二郎役)、「平清盛」(2012年・弁慶役)、「西郷どん」(2018年・島津久光役)、ドラマ「ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜」(2009年・照屋光生役)、「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」(2014年・立花雄馬役)、「99.9-刑事専門弁護士-」(2016年・丸川貴久役)、映画「るろうに剣心」シリーズ(2012年〜・相楽左之助役)、「蜩ノ記」(2014年・水上信吾役)など数々の人気作、話題作に次々出演。

2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では木曽義仲役で出演中。源頼朝と対立していく木曽義仲は、頼朝と政子の長女・大姫の行く末にも大きく関わってくる重要な役柄であり、今後の演技に期待が集まっています。

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