NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」3月17日(木)の放送に、世良公則が柳沢健一役として「一人二役」で再登場。安子と稔の初デートの目撃者として、るいに遠い日のことを語りかけます。
100年にわたるファミリーヒストリーを描く「カムカムエヴリバディ」では、親子役などで一人二役を演じる役者が続出しています。
「ディッパーマウスブルース」のマスター・定一役
何度も見たい…そんな声にお応えしてこちらを!どうぞ!
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) December 10, 2021
曲は「On the Sunny Side of the Street」。#世良公則 さんの歌声、圧巻でしたね♪#カムカム #カムカムエヴリバディ pic.twitter.com/XuyutZgw9X
「カムカムエヴリバディ」安子編(岡山編)に、ジャズ喫茶「ディッパーマウス・ブルース」のマスター・柳沢定一(やなぎさわ・ていいち)役で出演していた世良公則。
定一は、「On the Sunny Side of the Street」を酔っ払いながら見事に歌い上げたほか、戦災孤児として行き場のなかった錠一郎(オダギリジョー)の育ての親になるなど、ドラマ前半の人気キャラクターの一人でしたね。
その後、錠一郎の口からすでに定一が亡くなっていることが明かされており(第56回)、世良公則の出番も終了しています。
「ひなた編(京都編)」第20週・3月18日(金)の番組内容予告文には以下のような記述があり、世良公則が再出演することが示唆されています。
終戦の日、錠一郎(オダギリジョー)とるい(深津絵里)はとあるジャズ喫茶を訪れます。そこでは、思い出の喫茶店「Dippermouth Blues」のマスター・定一(世良公則)にそっくりな人との出会いが。るいは思いがけず両親の面影に触れることになり、母への思いを募らせます。その頃、雉真家の一室でカムカム英語のテキストを見つけたひなた(川栄李奈)は、窓の外から見知らぬおじいさんに声をかけられます。
NHK番組表より引用
息子・健一役で再出演 定一ひ孫・慎一役で前野朋哉も
定一さんと健一さん、さりげなーく、動きがシンクロしてますね。仲良し親子です☺️
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) November 16, 2021
…ってそれどころじゃないです、稔さんと安子ちゃんのこと、心配ですよね。。#世良公則 #前野朋哉 #朝ドラ #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/9erjAvxL3t
第20週では、大月ファミリーが家族のルーツである岡山、そして雉真家へと帰郷する様子が描かれます。
るいと錠一郎は、木暮から聞いていた岡山の喫茶店「ディッパーマウス・ブルース」を訪ねると、そこで「定一にそっくり」な風貌になっている定一の息子・柳沢健一と出会うことになります。健一は、自身の孫=定一のひ孫である慎一(前野朋哉)とともに「ディッパーマウス・ブルース」を営んでいるようです。
※健一の孫・慎一役を演じる前野朋哉は、若き日の健一との一人二役。
健一といえば、戦前のジャズ喫茶「ディッパーマウス・ブルース」で父とともに働き、若き日の安子(上白石萌音)と稔(松村北斗)が店でデートを重ねる姿をいつも見守っていた人物です。
健一は戦時中に出征したまま長年行方不明になっていましたが、第38回(1951年=昭和26年)に突然生還。息子の死を受け入れつつあった定一を驚かせています。
るいは恐らく、安子と稔の関係性を良く知る健一との出会いにより両親の面影に触れ、生き別れた母・安子への思いを募らせることになるのでしょう。
失われた「ファミリーヒストリー」を取り戻し始める大月家の人々にとって、再登場した「ディッパーマウス・ブルース」の存在は大きなものとなっていきそうです。
※慎一がひいじいちゃん・定一のために買ってきたお供え物のおはぎの包装紙に「御菓子処たちばな」の文字が刻まれており、ネットは騒然としています。戦後すぐに金太が手助けをした戦災孤児「おはぎの少年」が「たちばな」を復活させた可能性、もしくは安子が岡山に居る可能性も…?
▼「あかにし」の親子をはじめ、「カムカムエヴリバディ」では一人二役を演じる役者が多数登場。役柄の演じ分けが話題になっています。