「カムカムエヴリバディ」11月20日 千吉が二人の結婚を認める 「勇の言葉」と「おばあちゃんのお汁粉」が決め手に

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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」11月20日(金)放送の第15回では、雉真千吉がついに稔と安子の結婚を認める様子が描かれています。

この記事では、千吉が結婚を認めるに至った心変わりのキッカケをまとめます。

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目次

岡山駅から安子がいる朝丘神社に直行

大東亜銀行頭取の娘と祝言をあげるため、岡山へと戻ってきた稔(松村北斗)。ところが岡山駅に到着すると、稔は待ち構えていた父・千吉(段田安則)に連れられ、半ば強引に朝丘神社へと連れてこられます。

神社に居たのは、稔の無事を願って今日もお祈りをしていた安子(上白石萌音)でした。

「稔、あの人がお前の祝言の相手じゃ」。千吉は安子をさしてそう言うと、大東亜銀行の頭取に頭を下げて祝言を取りやめにしてもらったことを稔に説明。続けて、安子がいかに心優しい女性であるか、そして、橘の家が小さいながらもしっかりとした商売をしており、稔の結婚相手として安子が申し分ないと感じたことなどを伝え、その場を去ります。

勇「家のための結婚はわしがするから」

「たちばな」の商売を「商店街のちいせえ菓子屋」と見下し、安子との結婚も身分違いだとして頑なに認めなかった千吉。そんな千吉に突然の心変わりを引き起こしたキッカケが、前日の第14回放送で描かれています。

心変わりの発端は、「兄さんの祝言を取りやめてください」という次男・勇(村上虹郎)の直談判でした。

「家のための結婚はわしがするから」「お願いじゃ、せめてあんこに会ってやってほしい」…稔の恋敵だった勇のそんな切実な願いに対し、千吉は聞く耳を持ちません。

しかし、勇の真剣な言葉に対し心に引っかかるものがあったのでしょう。千吉は素性を隠して一人で「たちばな」を訪れると、安子と初対面。こっそりと店と安子の様子をうかがっています。

著:藤本 有紀, 監修:NHKドラマ制作班, 編集:NHK出版
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ひさのお汁粉 安子の気配り

「おはぎが欲しいんだが…」。千吉は客を装って注文をしてみますが、あいにく戦時下の材料不足でおはぎは置いておらず。

千吉はそうですかと店を出ようとするものの、そんな千吉の様子を見た安子は、気遣いを見せて祖母・ひさ(鷲尾真知子)が作ったお汁粉を千吉に出します。

そのお汁粉は、亡くなったばかりの祖父・杵太郎(大和田伸也)の初七日のせめてもの供養にと、貴重な小豆と砂糖を使ってこさえていたもの。

そんな大事なものを「気落ちしていように見えた」千吉にそっと差し出す安子の優しさと心遣い、そして誠実な製法で丁寧に作られた「たちばなのお汁粉」の美味しさを味わった千吉は、一瞬のうちにすべてを理解し、稔と安子の結婚を認めることにしたのです。

千吉さんは善人だった…?

第15回の千吉、稔、安子による朝丘神社のシーンは、ドラマ前半の大きな山場となりました。

商いを最優先し、家族に対して冷酷とも思える態度を見せていた千吉でしたが、その根底には息子たちに苦労をかけさせたくない、しっかりとした形で家業を継がせたい、という思いがあったようです。千吉さんは案外善人の気質を持っているようですね。

ただし、ドラマの事前予告映像では千吉が「るい(稔と安子の長女)は雉真の子じゃ」、安子が「るいはわたしが育てます!」と主張し合うかのようなセリフも登場しており、今後も千吉と美都里(YOU)が安子の前に立ちはだかる展開があるかも知れません。

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