NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に登場するヒロイン・安子の親友、水田きぬの人物像などをまとめます。
きぬ役を演じているのは、朝ドラ初出演となる女優・小野花梨(おの・かりん)。朴訥で物腰柔らい「きぬちゃん」は、ドラマの中でも人気キャラクターの一人となっています。
「水田屋とうふ」の娘・きぬ
「カムカムエヴリバディ」の最初のヒロインとなる橘安子(上白石萌音)は、岡山市内の商店街にある和菓子屋「たちばな」の娘。同じ商店街にある豆腐屋「水田屋とうふ」の娘・水田きぬ(小野花梨)とは幼なじみの親友同士です。
きぬは少しクールなところがありますが、しっかり者で優しい性格。人生2周目かというくらいに何事にも達観しており、他人に対する観察眼も抜群です。
安子はご近所の御曹司・雉真稔(松村北斗)と親密になっていきますが、同時に稔の弟・勇(村上虹郎)が安子に想いを寄せていきます。
他人の気持ちに誰よりも敏感で気遣い上手なきぬは、すぐに安子と稔の意味深な空気感を察知。恋に奥手な安子を時に後押しするなど、親友として温かく安子の青春を見守っていきます。
疎開先で良縁に恵まれ結婚
やがて戦争の時代に突入すると、水田家は岡山の中心部を離れ、きぬの姉の嫁ぎ先だという農村に疎開をすることになります。
この疎開先できぬは農家の三男坊・力(ちから)と出会い結婚。子供にも恵まれ、新しい家庭を築いていくことになります。
戦後、アメリカに渡ってしまう安子と岡山中心部を離れるきぬは疎遠になってしまいますが、最終週では安子ときぬの不思議な縁が繋がり、子孫たちが交流を持つことになります。こちらのストーリーも楽しみですね。
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女優・小野花梨
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水田きぬを演じているのは、東京都出身の女優・小野花梨(おの・かりん)です。近年、高い演技力を武器に多くの映像作品に出演している注目の女優です。※年齢はドラマ放送当時のものです。
小野花梨は、もともとは子役の出身。
ドラマ「嫌われ松子の一生」(2006年)、「CHANGE」(2008年)、「鈴木先生」(2011年)、「13歳のハローワーク」(2012年)、映画「Sweet Rain 死神の精度」「魔法にかけられて」(2008年)、「南極料理人」(2009年)、「犬飼さんちの犬」(2011年)などに出演し、早くから感性豊かな演技力に注目が集まっていました。
その後もドラマ「俺のセンセイ」(2016年)、「兄友」(2018年)、映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」(2018年)、「宮本から君へ」(2019年)、メガネの文化系女子役がはまり役だった映画「のぼる小寺さん」(2020年)などの人気作に出演。子役から大人の女優へと進化しています。
2020年の日本テレビ系ドラマ「親バカ青春白書」では、主人公の父(ムロツヨシ)に恋をしてしまう女子大生・衛藤美咲役を好演。
2021年に放送されたNHKよるドラ「きれいのくに」では、43歳の女性・恵理が23歳当時に若返ってしまうという不思議な設定の役柄で出演。43歳の恵理を演じた吉田羊、33歳の恵理を演じた蓮佛美沙子ら名優に負けない存在感を発揮しています。
朝ドラにおける「ヒロインの親友、友人」といえば、売れっ子女優の登竜門ともいえるポジション。清水富美加(まれ)、伊藤沙莉・松本穂香(ひよっこ)ら多数の女優が朝ドラから人気女優へとステップアップしており、小野花梨も一気にメジャーな女優へと駆け上がるかも知れません。
▼「崖っぷちホテル」で共演した浜辺美波(右)と。
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— 【公式】崖っぷちホテル! (@gakehote2018) June 17, 2018