「カムカムエヴリバディ」ラスト2週!未回収の伏線、未解決の謎解きまとめ

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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の放送も残り2週間。ストーリー上に張り巡らされた伏線は少しずつ回収されていますが、いまだに未回収の伏線も多く、気になることだらけです。

この記事では、最終回に向けておさえておくべき未回収の伏線、謎解きをまとめます。

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目次

①アニーって何者?→安子と判明

最終回に向けて視聴者が一番気になっているのが、ハリウッドチームの一員として来日したアニー・ヒラカワ(森山良子)の正体でしょう。

岡山に何らかの未練を持ち、ロバートと同じ言葉を語り、ラジオ英語講座やラジオ体操の話に意味深な表情を見せ、名前が「安子」と「平川唯一」を連想させるものであり…。アニー=安子なのでは?と思わせる匂わせが続いていますが、果たしてその正体は…。

②るいと安子の再会、和解 →2003年に再会、抱擁

「I hate you.」という言葉を最後に生き別れてしまった安子とるい。二人の再会と和解がドラマの最後のピースとなりそうです。るいは錠一郎と渡米し、シアトルの日本人協会にロバートと安子の安否確認をお願いしたようですが、特に進展は見られません。

もし再会が叶わないとしても、何らかの形で二人の「和解」は描かれるはずです。

③そもそも安子は再婚したの?渡米したの? →シアトルに渡りロバートが見守った

なんとなく安子とロバートが再婚、渡米したかのように扱われていますが、そもそも二人が再婚した確証はありません。

※劇中では、安子がロバートに「わたしをアメリカに連れて行って」と泣きついたところまでしか描かれておらず。年老いた勇がるいに語った「ねえさんはそれまでの人生、すべて断ち切る覚悟でアメリカに行ったと思う」という発言はあり。

あの日、安子はどんな気持ちでるいと離れることを決断し、ロバートに「わたしをアメリカに連れて行って」と告げたのか。そこに恋愛感情はあったのか。これらの部分にるいが納得しないと、ドラマは終わりを迎えられそうにありません。

④ビリーは何だったの?城田優?安子の息子? →ウィリアム・ローレンス(城田優)

ひなたの初恋のアメリカ人少年・ビリー(幸本澄樹)。安子とロバートの息子では?「語り」を担当している城田優の少年時代の姿では?などと様々な憶測が飛び交いましたが、その後は音沙汰がありません。

ビリーが両親ではなくなぜか叔父と来日していたというのも、意味深な設定だと話題になっていましたが…。

⑤文四郎とひなたの恋の行方→文四郎とデイジーが結婚

10年近い空白を経て再会した文四郎(本郷奏多)とひなた。ひなたは成長してさらに男前になった文四郎にメロメロですし、文四郎もわざわざひなたがいる道場に頻繁に顔を出していますし、二人は両思いにも見えますが…。

ちなみに、二人の再会時(平成13年=2001年)のひなたの年齢は36歳前後です。

【追記】2022年3月30日の放送で、文四郎がデイジーという「サムライベースボールのコスチューム担当の子」と結婚することをひなたに報告。ひなたの恋は終わったようです。

⑥桃太郎が雉真繊維の後継者に? →野球部に所属したが継がず、回転焼大月の後継者に

大叔父の勇(目黒祐樹)とすっかり意気投合し、雉真家に住みながら岡山の大学に通い始めた桃太郎(青木柚)。雉真家の4代目の代には男児がおらず、稔の孫の桃太郎が後継者になる可能性が浮上しています。

桃太郎が打ち込んでいた野球と、名門野球部を持つ雉真繊維がどのように繋がるのかも気になります。

「雉真の足袋」のお土産が意味深… → ハリウッド映画に採用

勇からひなたに渡された「雉真の足袋」の手土産の伏線も気になります。

勇は病床にあった千吉に「足袋は雉真の1番バッターじゃからのう。いずれまた打順が回ってくることもあらあ」と語り、足袋の製造を続けることを約束しています。今後何らかの形で「雉真の足袋」が再ブレイクする可能性も考えられます(ひなた経由でハリウッドに認められる??)。雉真の製品を外国に売るというのは、亡き稔が夢に見ていたことでもあります。

⑧たちばな再建者は誰? → 横須賀で「おはぎの少年」が再建

再建されたジャズ喫茶「ディッパーマウス・ブルース」に飾られた初代マスター・定一(世良公則)の遺影。曾孫の慎一(前野朋哉)によって供えられたおはぎの包装紙には、「御菓子処 たちばな」の文字が刻まれていました。

戦後の焼け野原で金太(甲本雅裕)が商売の楽しさを教え込んだ「おはぎの少年」がたちばなを再建したのか、はたまた安子、ロバートがひっそりと再建を…?

⑨水田きぬは見つかる?→岡山美作に住んでいた 最終回で孫の花菜が登場

安子の消息を知っているかも知れない重要人物・水田きぬ(小野花梨)。勇によれば水田家は豆腐屋を閉めて夫・力(小林よしひさ)の郷里に戻ったとのこと。※力の郷里は、きぬの長姉が嫁いだ農家のご近所。

勇はきぬの消息を調べることをるいに約束していますが、その後の経過は不明。

▼一部では小夜子が水田家の血縁者なのでは?という説も浮上していましたが、その線は薄そうです。

⑩稔が願った「未来」は実現した? →実現

出征する直前、稔(松村北斗)は近所の神社で安子に以下のような夢物語を語っています。

雉真の製品を欧米と取引するんが僕の夢じゃって、はよう戦争が終わってほしい。どこの国とも自由に行き来できる、どこの国の音楽でも自由に聞ける、自由に演奏できる。僕らの子供にゃあ、そんな世界を生きてほしい。ひなたの道を歩いてほしい。

安子とるいの再会も重要な事項ですが、このドラマの根本のテーマはこの稔の言葉に凝縮されていると思います。

稔の次世代を担う子供たちである、るい、錠一郎、ひなた、桃太郎、文四郎、トミー、一子、一恵、小夜子…。稔が望んだ世界で彼らは幸せに生きられているのか。それが、このドラマの結末と言えそうです。

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