NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」ひなた編(京都編)における各登場人物の恋愛関係、結婚相手などをまとめます。
ひなた編はヒロインをはじめ多くの若者たちが繰り広げる「青春群像劇」の性格もあわせもっています。劇中では甘酸っぱい失恋やもどかしい恋などが次々に描かれ、本編のファミリーヒストリーとともに、恋愛群像劇も楽しめそうです。
「ひなた編」成立カップル、片思い関係まとめ
ひなた編において発生している各登場人物の主な恋愛関係、結婚関係は以下の通り。両思い、カップル成立は「♡」で、片思いは「→」で表記しています。
大月ひなた(※破局)五十嵐文四郎
条映太秦映画村で出会い、当初は反発しあっていた大月ひなた(川栄李奈)と五十嵐文四郎(本郷奏多)。
二人は交際を開始して将来を誓いあったものの、やがて破局。後にハリウッド映画「サムライ・ベースボール」の撮影準備期間に再会したものの、文四郎がデイジーという女性と結婚することをひなたに報告。
文四郎♡デイジー(※結婚成立)
第105回放送で、文四郎がデイジーという「サムライベースボールのコスチューム担当の子」と結婚することをひなたに報告。これでひなたの恋は完全終了したと思われます。
大月ひなた→ビリー(※初恋→運命の再会)
小学生だったひなた(新津ちせ)の初恋の相手・ビリー(幸本澄樹)。映画村で出会った外国人少年・ビリーと会話したいがために英語学習を開始したひなたでしたが、結局学習をさぼってビリーとは会話できず。ビリーはそのままアメリカに帰国してしまい、ひなたの淡い初恋は泡と消えています。
「カムカムエヴリバディ」のNHKガイド本によれば、ひなたは「時代劇の世界に憧れながら、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所を見つけていく」とのこと。大人になったビリーが今後再登場する可能性も残されています。
【追記】最終回では、ひなたとラジオ英会話を担当するMCウィリアム・ローレンス(城田優)がビリーであることが判明。初恋が再燃しそうです。
大月桃太郎→藤井小夜子(※失恋)
少年時代から11歳年上である姉の親友・藤井小夜子(新川優愛)にべた惚れしていた桃太郎(青木柚)。その想いは高校生になっても変わらず、国語教師となっている小夜子に頻繁に近づきます。しかし、吉之丞と小夜子が交際し始めたことを知り、大ショックを受けて…。
大月桃太郎♡花菜(※結婚成立)
最終回で水田きぬの孫・花菜(小野花梨)が登場。岡山の「ディッパーマウス・ブルース」で花菜と出会った桃太郎は一目惚れをし、その場で求婚。二人は結婚して回転焼大月を継ぎ、一人息子・剣を授かっています。
藤井小夜子♡赤螺吉之丞(※結婚成立)
桃太郎の想いを知ってか知らずか、飄々とその想いを受け流していた小夜子。
第19週では小夜子が「ある目的」で商店街を訪れ、桃太郎が大きなショックを受ける様子が描かれます。その後、小夜子は親友のひなたと一恵に大事な報告があると言い出し…。
※(追記)第92回放送で小夜子と吉之丞の交際が発覚。これより前の第88回放送では、大月家で久しぶりに小夜子と再会した吉之丞が小夜子の家のクーラーを直しに行くという約束をしており、これが交際のキッカケとなっています。
美咲すみれ(※結婚成立→離婚)星川凛太朗
第88回で発表された、美咲すみれ(安達祐実)と「破天荒将軍」を演じた俳優・星川凛太朗(徳重聡)との結婚。
二人は「破天荒将軍」の共演で知り合い、その後すみれの主演作「茶道家 水無月ぼたんに事件簿」での再共演で親密になっていったとのこと。その後、第21週で二人は離婚。
美咲すみれ♡桃山剣之介(※結婚成立)
最終回で、美咲すみれと2代目桃山剣之介が40年越しのゴールインをしたことが判明。
榊原誠→美咲すみれ(※失恋)
条映太秦映画村の職員として、美咲すみれの身の回りの世話、マネージメント業務を担当していた榊原誠(平埜生成)。
いつしか榊原は美咲すみれに対して恋心を抱いていたようで、すみれが星川凛太朗と結婚することを知ると、榊原は激しく落ち込んでいます。二人が出会うキッカケとなった「破天荒将軍」にすみれをゲスト出演としてねじこんだのは、他でもない榊原でした。
野田一恵♡榊原誠(※結婚成立)
すみれの結婚を知り落ち込む榊原を心配そうに見守っていたのが、お茶の先生として映画村の養成所で教えていた野田一恵(三浦透子)でした。一恵は学生時代から映画村でバイトをしており、その時の直属の上司が榊原でした。
この失恋騒動をキッカケに榊原と一恵は交際を開始したようですが、第21週ではすみれと榊原、一恵の三角関係が勃発。これをキッカケに榊原が一恵への思いをしっかりと伝え、結婚へ。
トミー北沢♡笹川奈々(※結婚成立)
第98回で、トミー北沢と「ササプロ」令嬢・笹川奈々が結婚していたことが判明。
岡山の「ディッパーマウス・ブルース」でトミー北沢と久しぶりに再会した錠一郎。錠一郎がいつか鍵盤でトミーのバンドに入りたいと宣言すると、トミーはすぐに「嫁に探させる、一流のピアノ講師を」と言って奈々に電話をしています。電話に出た奈々は、「トミオ、どこにいるの?すぐにバレる嘘つくんじゃないのよ」と激怒。どうやらトミーは奈々の尻に敷かれているようです。
その他の恋愛、結婚関係
以下は正しくは「ひなた編」ではなく「るい編」での出来事となりますが、「ひなた編」にも関わる恋愛・結婚関係の出来事が発生していますので、まとめておきます。
赤螺吉右衛門♡初美(※結婚成立)
気難しい性格で独身のままだった赤螺吉右衛門(堀部圭亮)でしたが、京都のご近所の蕎麦屋「うちいり」の娘・初美(宮嶋麻衣)に恋をし、結婚にこぎつけています。初美は吉右衛門の母・清子の若い頃に瓜二つと評判です。
野田一子♡日本舞踊のお師匠さん=夫の田中(※結婚成立)
第62回の放送では、ベリーこと野田一子(市川実日子)の結婚が明かされています。一子は短大を卒業してすぐに「日本舞踊のお師匠さん」とお見合いして結婚。結婚式のデザートとして、大月の回転焼200個を発注しています。
【追記】最終回で一子の夫「夫の田中」(徳井優)が登場。
安子♡ロバート・ローズウッド(※渡米、結婚成立)
アニー・ヒラカワこと安子・ローズウッド。昭和26年にるいと決別した安子はロバートとともにシアトルに渡り、優しいロバートに見守らながら人生を歩んでいるようです。安子の役名が「安子・ローズウッド」であることから、二人は戸籍上も夫婦になったいるようですね。